PTP
 


PTP オンライン論文投稿審査システム


レフェリー用 操作マニュアル


「Progress of Theoretical Physics」では、2008年9月1日より、「PTP オ ンライン論文投稿審査システム」で、論文の投稿から査読までの工程をすべて Web上で行うことになりました。
本システムにより、論文審査が、より簡便・迅速にできるようになれば、 幸いです。 ご協力、どうぞよろしくお願いいたします。
尚、本システムについて、不都合やご意見がございましたら、PTP事務局 まで、お知らせ下さい。
(E-mail: ptp@yukawa.kyoto-u.ac.jp)

         1.   レフェリー登録
         2.   投稿論文の査読
         3.   改訂論文の再査読
         4.   リマインダの送付について




1. レフェリー登録
  1. レフェリーの登録は、事務局または編集委員(Editor)が行ないます。 毎回、 レフェリー依頼時に、ID とパスワード、URL が書かれたメールをお送りしま すので、レフェリーページにログインしてください。

  2. 初めてログインされた時には、画面右上の 「Edit Your Information」で、 所属、住所等、未入力の欄に、情報の入力をお願いします。

  3. 氏名の漢字 および Mailing Adress 欄以外は、全て半角英数字で入力してくだ さい。 所属は、必ず、英語表記(半角英数字)で入力してください。

  4. 「Subject Index」のマークをクリックして、ご自分が査読できる Subject Index を選んで、全て登録してください。 「Subject Index」をクリックして いくと、3段階目で、チェックボックスが表示されます。 チェックボックスに マークを付けると、登録されます。 チェックマークを消せば、選択を解除でき ます。数に制限はありません。 この登録を元に、編集委員が、投稿論文の レフェリーを検索しますので、お手数ですが、審査可能な Subject Index を全て登録してくださるよう、ご協力よろしくお願いします。

  5. 所属、住所、e-mail 等、情報に変更があった場合は、「Edit Your Information」 で、随時更新してください。


2. 投稿論文の査読
  1. 編集委員より、査読依頼のメールが届きますので、メール記載の URL に ID、 パスワードで、ログインしてください。

  2. 赤字で書かれた「Please reply this request.」 をクリックしてください。

  3. 「Show the manuscript」 をクリックして、投稿論文の PDF で内容を確認して ください。著者名や Subject Index 等の論文情報は、画面下部の Manuscript Information 欄に、表示されています。

  4. 論文を確認後、査読依頼の諾否回答を、以下の手順で送信してください。
  1. 査読を辞退する場合
    「Reply to Editor」をクリックしてください。
    お引き受けいただけない場合は、「I do not accept this request.」にマー クをつけると、依頼辞退の文面にかわります。 編集委員が日本人の場合は、Language を Japanese にマークをつければ、 文面を日本語にかえることもできます。 差し支えなければ、辞退の理由をお書き下さい。できるだけ、他に推薦いただ けるレフェリーの名前もお書き下さい。
    「Next」ボタンで、文面を確認の上、「Send」ボタンで、送信してください。 送信ができたら、ログアウトしてください。

  2. 査読を引き受ける場合
    「Reply to Editor」をクリックしてください。
    お引き受けいただける場合は、「I accept this request.」にマークをつけ ると、依頼承諾の文面にかわります。 編集委員が日本人の場合は、Language を Japanese にマークをつければ、 文面を日本語にかえることもできます。 「Next」ボタンで、文面を確認の上、「Send」ボタンで、送信してください。

    • 論文の査読が済んだら、査読レポートを送信してください。 「Enter the Referee's Report.」ボタンを押して、レポート記入画面を出し てください。

    • Judgement 欄は、以下の A〜D のうち、ひとつを選んでください。 著者には、この A〜D の判定は、通知されません。

      (掲載可)
      A) The paper can be accepted for publication without change or with only minor changes in wording (further review is not necessary).
      (要改訂)
      B) After revision, the paper should be resubmitted for referee review.
      B*) After revision, the paper can be accepted for publication.
      (掲載不可)
      C) The content of the paper is lacking in merit for publication.
      D) The paper does not have worth as a scientific work, and publication is not possible.

      尚、Letter の場合のみ、上記の C の内容が少し変わります。
      C) Because the paper is too short for the content to be properly understood as it stands, it should be resubmitted as a full paper after the addition of necessary explanation and elaboration.


    • Comments to the Author 欄
      著者への査読レポートをテキストで入力してください。コメントは、著者が外 国人、日本人にかかわらず、必ず、英語でお書きくださるようお願いします。 数式やギリシャ文字等を使いたい場合は、TeX コマンドで表記してください。 または、PDF ファイルのアップロードも可能です。

    • Confidential Remarks for Editor 欄
      もし編集委員に何かコメントがあれば、入力してください。このコメントは、 著者には通知されません。

    • 入力内容を一時的に保存することもできます。
      「Save as draft」ボタンを押すと、入力した内容が、保存されます。そのまま、 ログアウトしてもかまいません。入力を再開する場合は、ログインして、 「Complete the Referee's Report」ボタンを押すと、入力画面が表示されます。

    • 「Next」ボタンで、文面を確認の上、「Send」ボタンで、送信してください。

    • 編集委員が査読レポートを確認後、編集委員より、査読レポート受領通知のメ ールが届きます。

    • 査読レポートに不備がある場合は、編集委員より査読レポート訂正依頼のメー ルが届きます。メールに、不備の内容が書かれています。 レフェリーページにログインして、再度、査読レポートを送信してください。


3. 改訂論文の再査読

      査読していただいた論文の改訂論文を再査読していただくことがあります。
  1. 編集委員より、再査読依頼のメールが届きますので、メール記載の URL に ID、パスワードで、ログインしてください。

  2. 再査読では、改訂論文の他に、「Author's Reply and Summary of Changes」 が表示されますので、ご覧ください。

  3. 本誌のレフェリーは、基本的に、2名に依頼することになっています。 しかし、編集委員の判断で、レフェリーが1名だけの場合もあります。 また、2名のレフェリーの意見がわかれた場合、第3レフェリーへ依頼する 場合もあります。
    したがって、レフェリーが複数の場合、Author's Reply には、
    Reply to Referee A:
    Reply to Referee B:
    のように、複数の回答が表示されますので、ご自分への回答をご覧ください。

  4. 論文が最終的に、掲載可か掲載不可に決定され、審査が終了した場合は、 レフェリーページの 「List of Paper(s)」の Status 欄が 「finished」 と表示されます。この Status 欄が、「finished」 以外の 「Editor」 や 「Author」になっている場合は、審査がまだ完了していませんので、今後、 再査読の依頼が届く可能性があります。ご協力、よろしくお願いいたします。


4. リマインダの送付について

      各工程の期限は、以下のように設定されています。
      期限を経過したら、事務局より、リマインダを お送りしますので、よろしくお願いいたします。

    • 編集委員が投稿論文をレフェリーに依頼しない場合
    • レフェリーから諾否回答がない場合
    • レフェリーからレポートが届いたのに、編集委員がレフェリーに受取通知をしない場合
    • 編集委員が著者に改訂原稿を要求するか、または最終判定を事務局に連絡しない場合
       → 5日経過したら、リマインダを送付。

    • レフェリーから査読レポートが届かない場合 
      → 依頼日より、Letter 3週間、Paper 4週間の期限を、1日経過したら、 リマインダを送付。
        その後も未着の場合、1週間毎に、リマインダを送付。




Last Updated December 14, 2011.

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