ここでは、実行ファイルやコマンドを実行したときに出力される文字を取り込んで、ファイルにする方法を説明します。
実行ファイルを作って走らせたのはいいけど、その出力が画面の上を流れていってしまって最初の方がみえないというのはとても残念です。そこで、出力をいったんファイルに書き込んで、後からlessやmuleでゆっくり見られるようにする方法を紹介します。といっても、とても簡単です。
例えばlsの出力が次のようになっていたとします。
xz0000% ls
Mail tekitou temp work www
xz0000%
この出力をhogeというファイルに出力するには
xz0000% ls > hoge
とするだけです。
これをリダイレクト(redirect, つまり出力先の変更)といいます。
ただし、出力するファイルがすでに存在するときには
xz0000% ls > hoge
hoge: File exists.
xz0000%
となって、失敗します。ファイルを消すか別の名前にしましょう。