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● Gnuplot で描いたグラフを Webpage に載せてみよう (Lesson07)

さて、今週作ったプログラムで もとめた解は c の関数としてどのように振舞うのか、 グラフをかいて調べてみましょう。 そして、皆さんのホームページにのせてみましょう。

赤い文字の部分を打ち込んで下さい。
(コマンド・プロンプトの部分 (ap1 xx: の部分)は login のたびに異なります。)

詳しい説明については gnuplot についての説明のページ を見て下さい。


  1. プログラムの結果出力
    プログラムを実行して結果を prog07.dat に 出力して下さい。
      ap1 xx: f90 prog072.f
      ap1 xx: a.out > prog07.dat
      
    出力が 2 回目以降であれば、a.out >! prog07.dat とすれば上書きできます。

  2. Gnuplot script の作成
    gnuplot の scipt file (prog07.plt) を mule などで作って下さい。
      ap1 xx: mule prog07.plt &
      

  3. グラフの描画とファイルへの出力
    この scipt file を使ってグラフを描き、ファイルに出力します。 グラフが画面で見えてから、コマンド・ウィンドウに戻って Enter Key を押すのを忘れないで下さい。
      ap1 xx: gnuplot prog07.plt
      

  4. グラフの画像 (png) ファイルへの変換
    グラフを Homepage に公開するには、 pbm (Portable Bit Map) ファイルを png ファイル(あるいは gif ファイル (注 *)) に変換する必要があります。 この変換には convert コマンドを使うと便利です。
      convert 入力ファイル名 出力ファイル名
      
    convert コマンドでは、 ファイルの拡張子で出力フォーマットを指定することにより、 様々な形式の画像ファイルのフォーマットを変換できます。 例えば下の例では pbm ファイルを png ファイルに変換します。
      ap1 xx: convert prog07.pbm prog07.png
      


    (注 *: この Homepage でも gif ファイルをしばしば使っていますが、 特許権の問題があるので今後 png file を利用することを勧めます。)

  5. グラフを公開する
    Unix コンピュータ上のファイルは他の人が見れるとは限りません。 他の人が見れるように file mode を変更しましょう。 このために使うコマンドは chmod (CHange MODe) です。 同じ group の人とその他 (other) の人に 読める (read) できるようにします。 そして、各自の www directory にコピーして下さい。
      ap1 xx: chmod go+r prog07.png
      	(誰でも読めるようにファイルの状態を変更)
      ap1 xx: cp prog07.png ~/www
      	(ホームページに載せる)
      

  6. 公開の確認
    さて、皆さんのグラフは web page で見えていますか?
    各自の Homepage から見えるようにするには、 HTML の中に <IMG SRC="prog07.png"> というタグをいれて下さい。