knocks since 1 Sep. 2002
もう12月も半分おわり。早いもんだ。このところどんな研究をしていたか というと、内容はまだかけないけれど、面白い研究だ。 平山と、三輪くんとやっている。 8月からだから、ぼつぼつ4ヶ月くらいになる。というか、始めの アイデアはもう去年の話だから、それから考えるとずいぶんもう長いかもしれない。 平山と北京であって議論をして、それで平山に駒場にしばらく滞在 してもらったことが大きい。なにしか、それから考えると、ずいぶんいろんな ことがわかってきた。楽しい楽しい。
三月にMITにいくのだけれど、そのついでにと思って、 Perimeterの友人にメールを書いてみた。いまこれこれこういう研究 をやっているから議論できるといいんだけど、と言うと、 すぐにinviteしてくれた。Myersがsabbaticalなのが少し残念。 けど、MITにしてもPerimeterにしても、いい議論をしたいと 思っている。しかし、三月のBostonか・・去年、めちゃくちゃ寒かった な、という、悪夢が脳裏をよぎるが、それと同時に郷愁も感じて、 複雑な気分だ。しかし、議論はめちゃ楽しみ。
先週金曜日は、東工大へ行って新田と大橋くんと、レフェリーから戻ってきた 論文の推敲をする。いいレフェリーにあたると、こちらも刺激されて いろいろとわかるから、それがとても素晴らしい。今回は僕は個人的には とてもいいレフェリーだったと思う。批判的でしかも良く理解しており、 こちらの考えていることをわかってくれている。そして、 それに対する返答を考えているうち、こちらも、読者が何を望んでいるかが わかってきたりして。 こうして、ゆっくりと友人や共同研究者と議論できる日はとてもうれしく、 楽しい。
今日はこれから、基研の、場の理論研究会へ行く。この研究会、 出席するのは、多分大学院生の頃以来なのではと思う。 東京にいると、しかも研究会がほんとうにたくさんある昨今、 やはりなかなか自分の興味にぴったりくるものでなければ、参加を ためらってしまう。院生の頃と比べると、本当に研究会が多くなった。 数で言うと5倍くらいになっているような気もする。 明日からの場の理論研究会は、たまたま誘っていただいたので 話をしにいくんだけれど、参加者名簿やプログラムを見て、 とても楽しみになってきている。やっぱり、普段知ることのできない 周辺分野の話を、トピックを限って聞けるというのはありがたい 話だ。学会は大きすぎて、しかも自分のセッションに出るだけで 忙しすぎて、とても他の分野の話を聞きにいくことなんて 出来ない。そういう意味で、今回の研究会はとても楽しみだ。 特に、宇宙論や物性の話を楽しみにしている。わかるといいんだけど・・ 同じような意味で、三月はじめのKEKのAdS/QCD研究会も楽しみにしている。 原子核の人がどう言う風にAdS/CFTを眺めているのか、それを 本当に知りたい。AdS/QCD研究会も、明日からの場の理論研究会も、 是非批判的な、しかも進歩が望めるような建設的な、 研究会になれば、と思う。
しかし、そう大きいことは言ってみたものの、 僕のトラペ、他の分野の人が理解できるだろうか・・ 作ってみたはいいものの、やっぱり難しいだろうな。 なんとか「感じ」だけでも伝わるといいんだけど。 もっと手を入れよう。
さ、京都に向けて出発!
土曜日に、関東ゼミ(宇宙関係で、早稲田・本郷・東工大で合同でやっている セミナー+勉強会)に呼ばれて、講演してきた。 白水さんに、motivationがよくわかって良かったといっていただいたので、 本望である。時間をかけてゆっくり喋ってよかった。 トラペは極力減らしていったので、エッセンスだけ伝わったと思う。 それにしても、この一ヶ月で5つのtalk、よくこなしたと自分でも思う。 年末までは、あと二つ、研究会での招待講演がある。 どちらも気が抜けない。
忙しいので結局湯川朝永のシンポジウムにいけなくなってしまったが、 それを残念に思うようになってきた。なぜかというと、 先日の「学問の系譜」研究会で、湯川と朝永の足跡を知りたくなってきた というのが一つ、そして、たまたま、湯川朝永関係の本の書評を依頼された と言うのが一つ、最後に、先日NHKで放映された湯川の番組が素晴らしかった というのが一つ。むぅ。
それにしても、ようやく5つのtalkが終わり、それで今日は授業もなく、 セミナーや文献紹介もなく、M1ゼミもなく、久しぶりにのんびり研究できる日 である。はぁー。研究は、ちゃくちゃくと進行中。はたして、 この先どうなることやら。
先週は基研「学問の系譜」研究会に招待されて、京都へいってきた。 二ヶ月前に京都に行ったときほどの感慨はなかったけれど、 でも、やっぱり京都はいいところである。ふと顔をあげると、 山が近くに見える。東京で、ビルしか見えないのとは大違いである。 京大構内に入ると、銀杏並木が美しい。東京より紅葉が早い気がする。 心の底からのんびりできるところだな、と再確認した。
研究会は不思議な雰囲気で、退官された先生方の生き生きと話される様を見て、 驚きの連続だった。南部先生や色んな方から、湯川朝永の時代、 戦前戦後の素粒子の業界の話など、自分の生まれるずっと前の 日本の物理の様相が話され、時代背景などを知らなかった僕には、 感心する話ばかりだった。南部先生と田中正先生、そして坂東さんと 九後さんと夕食、誘っていただいて大変恐縮したが、南部先生の 兵役の話など、今では想像できない興味深い話をたくさん聞かせていただいた。
肝心の自分の話では、どのように皆さん感じられたか、いまいちピンと こない。中西先生が質問されたが、他の方はどう思われたのだろうか。 坂東さんはわかりやすかったとおっしゃって下さったけれど・・・・
田中正先生と本当に久しぶりにお話する。M2の時に、先生の お話に感動したということを伝えることが出来て、僕はとても嬉しかった。 当時、同期の平山と一緒に、田中先生の小さなゼミに出た。 一般相対性原理がいかに自然であるかという話、僕はそれに とても影響された。このような考察が、ずっと自分の研究の奥底で くすぶっていて、いつかそれは表に出るのではと思っている。 それがどんな形かはわからないけれど。
基研からそのまま、首都大に日曜日に移動して、そこでtalkをする。 声が小さかったというのを後で聞き、落胆する。前もそれで Strings2003の時に失敗したからだ。しかし、 トラぺがわかりやすかったのでなんとか大丈夫だよ 、と 励ましていただいた。今度から、本当に大きな声ではなすように努力しないと。 talk自体は、質問もたくさんでたし、良かったと思う。 興味を持っていただいた人がいただけで、成功としよう。
はあ、このところtalkが混んでいる・・・一ヶ月で四つもこなしているが、 あと一週間で5つめ。呼んでいただけるのは大変ありがたいので、 こんな愚痴を言ってはいけない。よーっし。
学会での発表は、思ったより非常に出来が良かった。 こんな風に発表の後に思うということなんてめったに無いので、 それはそれは幸せなことだ。緊張しすぎなかったというのも 良かったのかもしれない。なにせ、学会の初日の始めのセッションに いれてもらえたので、緊張がその分少なかった感じがする。 それと、何回も英語で発表した話だし、それで多少のことは聞かれても きちんと自信をもって正確に英語で答えられる感じがしていたし、 多分一番重要だったのは、今まで何回もこのADHMの話をたくさんのところで してきて、聞いた人がどのあたりを重要に思うかをあらかじめ 把握していたというところだと思う。 時間も、一時間のセミナーではなくその半分程度なので、それ向けに きちんと要点のみ分かるトラぺに工夫して、それがうまくいった。 それにしても、こんなにうまくいくことは珍しいので、 その後の学会滞在もなんというかとてもリラックスして過ごせて、 大変有意義だったように思う。
色んなひとと色んなことを話せるというのは学会の楽しいところだが、 今回はアメリカと共催というだけあって、アメリカの人と話ができた というのも楽しみの一つだった。Watiとは最後の夜にバーでいろいろと語る ことが出来て、久しぶりの感触だった。Intrilligatorには、 結局我々の論文が正しくて彼らのがその部分が間違っているということを 確認できて、それで一つ肩の荷が降り、それも良かった。などなど。
学会ということだけではなく、 アメリカには、特別な思い入れがある。それを再確認した旅でもあった。 たまたま持ってきた、昔に読んだ懐かしい本が、実はハワイを訪ねるところから 始まっているということを再発見したりして、それとあいまって、 懐かしい感情がこみ上げた。 ハワイのホテルそばのスーパーに入ると、並んでいる品々の大多数から いろいろと思い出される思い出があり、そしてドライブしていて 思い出される風景があり、いろいろ視界に入る細かい細かいことが、 僕の心を揺さぶっていた。
最終日、色んなトークを聞くのに疲れて、会場のすぐ目の前の ビーチに座り込んだ僕は、ハワイの波の音を聞きながら、 うとうとと眠り込んでしまった。足が波に濡れてしまってはっと起きるまで、 幸せな気分を味わってしまった。また、アメリカに行こうと思った。 やっぱり、こういう海を見ると、サンタバーバラとだぶってしまって しかたがない。
今日から一週間ハワイ学会に行ってきます。
この所体調が優れないので、よっぽどハワイの学会を休んでしまおうかと 思ったけど、そうもいかない。発表するってきちんと自分で申し込んだのだから、 その責任がある。ま、いつもの学会だと全部talkを聞いて、てな感じでかなり まじめに参加する方だけど、今回は体調も体調なので、 あちらのホテルでのんびり寝ることにしようと思う。
このところ、予定を詰めすぎているとは思っていた。 やっぱり予定は詰めすぎるといけない。 研究が出来ないばかりか、体調にも支障を来す。 こないだ水曜日の京大のセミナーはなんとかできた感じがするが、 やっぱり喉を痛めていて、いつものように楽しくセミナーできなかった 感じがする。それでも、古巣におじゃますることは 何といってもこちらは楽しいことだったのだけれど。
ハワイから帰ってきても、やることがたくさんたまっている。 その間休む実験やM1ゼミ、そんで、その後の研究会発表のトラペ作りx2。 招待していただけるのはありがたい限りなので、 それを精一杯いかさないとは思うけれど……… いや、もっと体力つけなあかんな。
埼玉大学の数学科で集中講義することになった。 サンタバーバラ時代に知り合った方がそこで助教授をされていて、 その縁で。縁とは不思議なものだ。 数学科で話をするのはとてもチャレンジングだけど、 本の内容に沿って、やってみたい。
さあ、ハワイ行くでぇ。
日付が変わって20日になってしまった。 どうやら、今日が本の正式発売日らしい。ふわー。
毎日6時半に起きている僕が日付が変わるまで寝床に入らずパソコンで 作業しているのは珍しいが、これも、色んなことが重なって 忙しいから、だけである。 ようやく科研費の書類がだいたい完成した。 こんなんでいいんだろうか・・・・ って、こんなのしか書く余裕が無いので、仕方がない。 来週は古巣の京大でのセミナーで、そのトラペも 書かないといけないのに、来週はそれに加えて SUGRAゼミの発表もあたっていて、その準備もまだ。 しかし再来週のハワイ学会のトラペもまだ書いていない。 学会から帰ってきても、基研「学問の系譜」研究会での トラペを周到に用意しないといけない。 発表者で若いの、僕だけみたいやし・・・ えらいプレッシャーやけど、与えられた機会やから、がんばりたい。 しかし、その研究会は、首都大のとかぶっているし・・・ そっちのトラペももちろん全然書いていない。 これらに加えて、毎週学生実験+M1ゼミも、かなりきつい・・ 体、持つだろうか。
ちょっと今研究できないのが、つらい。
つ、つ、ついに出てしまった・・・ 著書が!!!
先週金曜日、東大出版会の担当の方が、印刷ほやほやの本を 持ってきてくださった。それを手にしたときの感動というと、 何とも言葉では表現できない大きなものだった。
本を書きませんかとの話を頂いたのは、もう二年前になるのだけれど、 そのときは信じられないという気持ちで、ありがたく引き受けたのだった。 本を書くということの大変さをその後身をもって知り、 イギリスの研究所の長い冬休みを利用して、ようやく完成にこぎつけた。 東大出版会の担当者の方、そして編者の方に、お礼の気持ちで一杯である。 執筆中は、文字どおり起きてから寝るまで、ずっと本の執筆にかかりきり だった。そのため研究がまったくできず、こんなに恐ろしいことが 後どのくらい続くんだろうと、気が気では無かったが、 ヨーロッパのさまざまな研究所への訪問+セミナーをやりつつ、 その恐ろしい期間は三ヶ月くらいで完了。三ヶ月、長かった・・・ しかし実際のところは、始めゆっくりゆっくりと書いていたので、 結局二年間かかっているのだが・・・ 本を著すには、 執筆に集中して一気に数ヵ月使わないと完成しない、ということを 編者の方に言われていてはいたものの、二年前は実感が湧かなかった。 今となっては、やはりイギリスの長い冬休みがあったから、これが できあがったのだということがよく分かる。 それにしても、とにかく、関係者のみなさま、ありがとうございました。 この場を借りてお礼申し上げます。
内容は、「学部生でも分かるDブレーン」の一言に尽きる。 新しい、東大出版会の UT physics シリーズ の第一回配本という大変光栄なところに入れていただいたのだが、 このシリーズは、 教科書では無いが一般書でも無い、論理の読みごたえがある入門書、 というスタンスの、面白いシリーズである。
Dブレーンとは何か、ということを、そして弦理論と素粒子物理との関係は どうなっているのか、ということを、なるべく言葉を砕きながら書いたつもりである。 ブレーンワールドやブラックホールのエントロピー、インフレーション、 そしてホログラフィー、の説明を、応用として書いた。 Dブレーンはソリトンなので、ソリトンの重要性も強調した。 そして、最後にちょっとだけ夢も書いた。
この本は、本屋では見付けられ易いかもしれない、というのは、 表紙のイラストが落書きのようなものだからだ。 落書き、と言うのは、何と僕が適当に書いた黒板のDブレーンの絵が、 そのまま表紙になっているのである。 担当者の方が、普段研究者がどんな感じでDブレーンを想像して 黒板で議論をしているか、そういう感じが出ているのでこれにしましょう、 とおっしゃったのだが、自分としては、変な気分である。 黒板の図は、自分の頭の中の整理に使ったり、共同研究者との議論に 使ったりするために書くのであって、本の表紙では・・・ まあ、これもまた一興ということで。 ちなみに、裏表紙は、spherical braneになっている。 (球がものすごく、いがんでるんですけど・・)
書店には、今週ではなく来週あたりに並ぶらしい。売れるのかしら。 駒場の生協書籍部の横の裏通りっぽいところで、 勝手にパイプ椅子を置いてサイン会をしようか! そしたら余計売れなくなるだろうな・・と楽しい想像。
大学生の時に、ハイゼンベルグの『部分と全体』を読んで、 一生に一冊本を書くことが出来れば、と夢に思っていた。 もちろん、その名著に比べれば、 ハイゼンベルグの足元のそのもっと下の地下100メートルにも 及ばないかもしれないけど、 でも、夢が少しかなって、ちょっと目元が緩くなっている。
月曜日は日記を書きかけのまま、いろいろと面白い展開になって、 それでそのままになってしまっていた。それも、昨日結局 寺嶋さんと衛藤くんとの論文 を投稿できて、その仕上げの所で面白い展開があったからなのだけれど、 それで、なんと三週連続hep-thに論文を投稿するという驚いた事態になって しまっているわけだけれど、そのことは少し後で書くとして、 まずはおとついの日記の続きから。
先週木曜日、新田たちとの論文を投稿。 論文は、 衛藤くんとの第二論文にもなるし、同期の新田と初めて共著論文ということで もある。大橋くんやGiacomo, Walterという東工大関係のメンバーと一緒の デスマッチは本当にデスマッチだったが(!)、論文が完成して、なんとも 感慨深い。まさに、期間は短くとも、とても濃い議論だった。
新田とはこれまで良く議論してきたけれど、それで一緒の論文が無いのが 不思議な位だったように思う。ていうか、去年の夏にわざわざサンタバー バラにいる僕の所を尋ねてくれてそこで一緒にたくさん議論したのに、 その話がそのままになっている・・・申し訳ない。そんで、たしか 日本に帰国したときに、これまた面白い話題を教えてくれたのに、これも そのままになっている・・これも申し訳ない。その話題を二つおいておいて それなのに今回この論文が出来たというのは又それも驚きだけど、 それにしてもこの研究は楽しかった。なぜかって、物理が明らかになった 感触が強いから。Davidとの 論文でnonabelian vortex stringの組み替えが確率1で起こることを示したのだけれど、 この理由が、論理は正しくても、何が本当に起こっているのかが 釈然としなかった。abelianの時は、Amiとの 論文で 書いたように、かなり明らかな描像がある。それに対応したものが nonabelianではあたえられていなかった。つまり、moduli space上での 運動としての、reconnectionの理解である。それが、今回、 (元)東工大の人達によって開発されたmoduli matrix formalismで 完全に明らかになった。これが、嬉しかった。実際に、運動方程式を解いて、 nonabelian 宇宙ひもの衝突の際のreconnectionが起こっていることが明らかに分かる。これ に勝ることは無いと思った。しかも、この手法はかなりuniversalのように見えて、 semilocal stringの場合や、non-critical couplingの場合にも拡張できる。 これがすごい。と、自分でいうのも何だけど、でも、そういう所がとても楽しかった。
今年の一月にPisa大学に行って、GiacomoとWalterに知り合えたことも大きい。 それが間接的にだけどめぐりめぐって、この論文になったわけだから。 それと、デスマッチの楽しさを改めて体験。改めて、というのは、院生の時は そうやって夜まで議論していたことがあったのに(平山と徹夜で議論したのを 思い出す)、結婚して東京にきてからというもの、そういうことがほとんど 無かったからだ。もちろん、僕のポリシーとしては、やっぱり研究はめりはりを 付けないとうまくいかないと思うし、それは僕の体とも合致した研究スタイルだ と思う。けど、研究を詰めていくときはどうしても、時間をたくさん使って 最後まで突き進まないと行けない。それが、デスマッチとして体験できたのは 嬉しかった。しかし、言葉どおりデスマッチやったなぁ・・・投稿の時も そうやったし・・
それにしても三週間連続でhep-thに投稿するというのは、決してそうしたかった からそうなっているわけではなく、始まった時期が完全にバラバラの三つの 独立のプロジェクトがたまたま同時期に完成しただけなのだ。特に初めの Allenと衛藤くんとの論文 は、イギリスにいたときからの話で、遡ること10ヶ月という感じだ。 これは途中でPaulも参加していたり、また色んな議論が途中で加わっていたりして、 なかなか当初の期待より長い時間がかかったように思う。 (ま、研究はそういうものだけど・・・)そして新田たちとの論文はこれまた 東工大にGiacomoたちがやってきたことが大きい。それは8月のこと。そんで、 昨日投稿した寺嶋さんと衛藤くんの論文は、寺嶋さんが駒場にセミナーしにきて くださった時の寺嶋さんの一言から始まった。初めはこれも、面白くしかも 結構調べるのは簡単そうだという感じだったんだけど、その後いろいろと膨らむ 膨らむ。結果的にとても楽しい話になった。この話も、まさにbraneを使えば solitonの色んなことが分かってしまうということで、今回もこの新しい ソリトンとその性質がbrane configurationから予言され見付かったのだ。
一言でいえば、この論文は、Intriligator-Seiberg-Shihの最近発見した susy-breaking meta-stable vacuaにsolitonic stringがいるよ、という論文。 (ゲージ群がSU(N)だといないんだけど、それはさておき。) この面白い模型(direct susy breakingを出すかもしれない)がどんな風に 現象論模型に埋め込まれるにせよ、ソリトンがあるかないかはとても重要で、 宇宙論(宇宙ひも)への応用も期待できる。 ソリトン的には、non-BPSなvortex stringがこんな風にbraneで扱えて、 しかも知られているsemilocal stringの話ともうまく関係している、 というのがとても楽しい。いろいろと新しいことも言えている。 そして、論文では書かなかったけれど、このvortex stringは面白い発展の 可能性も秘めている。それは、今後寺嶋さんと衛藤くんとさらに 議論していこうと思っている。ふわー、ぼやぼやしていられない。
三週間、仕上げ+投稿の大変面白く忙しい毎日を送ってきたけれど、 ようやくそれも終了・・・では実は無いのだ。 昨年の11月に寺嶋さんとADHMのを出して以来、静かになっていたけど、 その間の分が全部releaseされてしまう感じになってしまっている。 そう、四週めの来週は、もっと大変なことが・・
先週木曜日、新田たちとの論文を投稿。 論文は、 衛藤くんとの第二論文にもなるし、同期の新田と初めて共著論文ということで もある。大橋くんやGiacomo, Walterという東工大関係のメンバーと一緒の デスマッチは本当にデスマッチだったが(!)、論文が完成して、(続く)
眠い・・昨日は五時間しか寝ていない。僕は9時間は寝ないと頭が 機能しないのだ。少なくとも8時間寝ないと。けど、昨日は仕方なかった、 というのは、ようやくAllenと衛藤くんとの 論文が出たからだ! 考えてみれば、長いこと論文を書いていなかった。けど、 書いていなかったという気分では全然無いのは、その間かなり充実して研究して いたからだと思う。しかも、間もなくあと二つも論文が仕上りそうな勢いである。 こんなに混むことって、大学院生以来ひさしぶりのような気がする。
今回の研究は、イギリスでの議論から始まった。 Paulも初めは混じっていて、いろいろと楽しかった。Allenは イギリス滞在中とても楽しくつき合ってくれたいいやつなので、 この共同研究が実ってとてもよかった。 それにしても、これは衛藤くんとの初めての共同研究でもある。 それがうまくいってこういう形になって世に出て、 とても嬉しい。
この研究は、instantonの配位と代数曲線が対応しているという話なんだけど、 このような先行研究がいろいろあるかもしれない。 もしこの日記を読んでいる人でそういうのを知っている人がいらっしゃったら、 是非議論して教えて下さい。 対応にD-braneを介している所が面白い、ていうか、それが売りなんだけど! 是非是非読んでやってください。
島田くんがどいつから滞在中でいろいろ話をしたり、skypeでBonnの平山と 議論したり、はたまた本日消印〆切の書類を書いて夜中に渋谷郵便局へ自転車で いったりと、ばたばたと楽しい毎日。この調子で体調をくずさないように どんどん研究を進めたい。
京都の研究会から帰ってきた。 京都は多分2年ぶりくらいなので、京都駅に着いた途端、 懐かしい思いがかなりこみ上げてきた。バスに乗って 京大農学部前まで行く道のり、懐かしい風景が通り過ぎ、 6年前までここに住んでいた記憶がありありとよみがえった。 やっぱ、京都はええですわ。
研究会では、突然の身内の不幸のため、自分のポスター発表を 寺嶋さんに代わってもらうということになってしまった。 寺嶋さん、ありがとうございました。 ポスターセッションは、オーガナイザーとしてかなり期待もし、 自分の準備にも気をつかったのだけれど、こんな風に 参加できなくなるとは・・・ しかし、色んな人に聞いた所、なかなか好評だったようで、 発表者の方々には大きくポスターを作ってもらうなどの努力を していただいたが、その甲斐があったと思う。 自分のポスターが、良いポスターとして名前をあげていただいたのには 驚いたが、正直な所少し嬉しかった。 来年も、このように楽しいポスターセッションになるといいな、と またオーガナイザーとして気を引き締める。 来年もみなさまよろしくお願いします。
研究会ではやはり懐かしい面々がそろい、 なつかしい飯屋へ行って懐かしい話しにも話がはずむ。 それはそれは楽しかった。 今回、研究会を途中で抜けざるを得なくなって、 あまりたくさん議論が出来なかったのがとても残念だけど、 やっぱし京都はええですわ。
さあ、研究会で一週間ほったらかしだった研究の方を、リスタート。
明日から研究会で京都へ。 ポスターはすったもんだの末なんとか金曜日一日で書き上げる。 なんといっても、その日に限って、大学のA0プリンターが故障してしまって、 しかも何故かその日はそれを使いたい人がたくさん列をなしていた。 名目上はプリンターは事務の閉まる5時までに使い終わらなければならず、 しかも印刷には一枚30ぷんかかるというので、みな苦労していた。 なんとか、自分の分を印刷してみる。でっかいポスターができあがったが、 美しくでっかくなった分、何かすごい研究成果のように見えるところが 面白い。見てくれる人もそう思ってくれることを願う。 ポスターセッション、たのしみ。
この一週間は、色んな書き物をしてそれで全部時間を使った気がする。 色んなノートやドラフト、そしてポスターに書類、などなど。 議論もよくやった。これぐらい充実していればよしとしよう。
うっかり書くのを忘れていたが、前の土曜日に、KEKの一般公開に参加してきた。 前から行こう行こうと思っていたのが、のびのびになってしまっていた。 つくばエクスプレスで快適にKEKに到着して、くたくたになるまで歩き回り、 色んな施設を見学。特にBファクトリーは圧巻だった。 トンネルの中を見たり巨大な測定器を見たり、いろんな方々に加速器の 原理を教えてもらったり。 帰りしなには、杉本先生を訪ねる。いろいろと面白い話をして、 楽しいひとときだった。 また今度は、娘をつれて家族で行ってみよう。
さて、研究会行くぞー。
長いこと日記を書いていないことに気づいた。 まあ、これも、充実していた証拠じゃないかな。と、いうことにしておこう。 いや、実際、とても充実していたというのはほんと。 東工大で、うわさの「デス・マッチ」を初めて経験させてもらって、 これまた死ぬほど面白かったし。新田たちとやっているこの話は、 今僕の手元でノート作成中。思ったより時間がかかってしまっている。 あぁ。一方で、平山と三輪くんと毎日議論、これもとても楽しい。 というか、平山はもう先週末で駒場を去っていった。 いまごろ元気にやっているだろうな。 この研究、この予想どおりになっていると、なかなか面白い話だ。 まだ誰もやっていないはず。って、チェックしないと!
PaulとAllenと衛藤くんとやっているやつは、大詰め。これは、 もうすぐ出せるはずなんだけど。出来れば今週出したい、という期待。 それと、衛藤くんと寺嶋さんとやっているやつも、今手元で revise中だ。早くやりとげないと。
来週は基研で研究会のオーガナイズ。自分で、ポスターセッションを 盛り上げるべく申し込んだものの、A0サイズのポスターを powerpointで作ったことが無くて、四苦八苦している。 このファイルが基研のプリンターで問題なく印刷されることを願う!
ふわわー、やることが山盛りで、しかも面白いことばかり、元気出るなあ。
いくつかの研究会から、talkの依頼を受ける。ほんま、ありがたい限りや。 がんばるでぇ。
今週も充実していた。平山と、北京で始めた議論を色々とやっている。 これがうまくいくと大変面白いかも。って、ずいぶん前から考えていた ことなんだけど、三輪くんにも議論に加わってもらって、色んな話が 総合され、議論が進んでいる。今日も面白い結論にたどり着いた。 このままこれがうまくいくかどうかは、お楽しみ。
そうこうしているうちに、PaulとAllenと衛藤くんとやっている話が ついに終盤を迎えている。最後に又一つ、面白い話題が付け加わって、 議論に花をそえたかもしれない。面白い議論だった。ドラフトはほぼ完成、 といっていいかな?うまくゆけば、来週にも論文を投稿できるかもしれない。
それで、さらにもう一つ、寺嶋さんと衛藤くんとやっている話も、 色々と分かってきた。実際の応用は、詳しい所はまだ見えないけれど、 けれどこれ、きっと色々な応用があるはずなので、面白い。 ブレーンでも良く理解できる感じだし、それがやっぱり嬉しい。
こうやって考えてみると、三つも同時進行で進んでいる状況なんて、 すごくひさしぶりじゃないかな。夏休みだからこれが出来るのでは、 という気もするけど、でも、どれもとても面白いし、頭を最近 うまく切替えながらやっている感じもしているので、それもいいことだ。 おっと、本当は三つだけじゃなかったな・・・今週火曜日に東工大へ行って 新田たちと議論、これも、色々と懸案だったことが解決。 かなり嬉しかった。この話も、どうこれから進展するか、楽しみ。 あ、そんで、もう一つ、Garyとpendingしている話もあるな・・・ これも数えたら五つ?! こりゃ、両立できるはずもない数だ。けど、一つが来週終了するはずだし、 このdutyの無い期間を使って、全部時間を投入して(pendingしている奴以外) 全部楽しんでやろうと、意気込んでいる。
月曜から平山がやってきた。うれしいわー。 今日は、北京で話していた話題について、しゃくしゃくと議論をする。 これ、うまくいくといいんだけど、うーん、どうかなあ。 うまくいけば、面白い話なんやけどなあ。 どれだけ面白いか、少し隣の部屋の菊川さんにも聞いてみようか。
それと、論文が大詰めを迎えている。それも二つだ。・・・ 二つ一辺に仕上る感覚は、D3以来かもしれない。まあ、たまたまなんやけど。 寺嶋さんとスカイプをする。黒板を一緒に睨めないのは残念だけど、 でも、議論していると楽しい。 今日も、朝から手を動かして、ドラフト直しているうちに新しい考えが浮かんで それをドラフトに組み込んだり、そんで平山たちと議論、 衛藤くんと議論、SUGRAゼミの発表、と朝から忙しく楽しく過ごした。 睡眠時間が少なくなってきてしまっているので、気を付けなければ。 すぐ、娘のもらってくる風邪のウイルスにやられてしまうので。
論文、予定通り仕上ればいいんだけど・・ ちょっと欲を出しすぎかな。 ひとつはほぼドラフトが完成しているから、もうひとつの方。 もうちょっときちんと手を動かさないと。
それで、ついに、膨大な時間を費した例の秘密プロジェクトの終了が、 10月ということに決定。 乞う御期待!(一体どんなのになるか、自分が期待しているなぁ・・)
着々とドラフトができあがってきている。 こうやって形になってくるとうれしい。 今は一周回ってきて僕の手元にドラフトがあるので、 色々書き加えたり。もうぼつぼつ、出来上がりだと思いたい。
火曜日のSugraゼミは、期待していた程進めなかったけど、 まあ分からなかった所も分かったし、よかった。 しかし、勉強になる。直接AdS/CFTとどうつながるのかは まだ僕には明らかでは無いけれど、キット何時か役に立つだろう。
昨日は夕方から東工大へ行き、Giacomo君のセミナーを聞く。 ふむふむ。なるほど。これからはそういう方向なのかー。 などなど、色々と得る所多し。けれど、moduli matrixのやり方に 慣れていないので、その後色々と教えてもらう。 Walter君にもひさしぶりに会う。それで、 夜は東工大の歓送迎会に参加。Gomisさんと話があったのは、 たまたまPaulと今共同研究していることもあって。 去年の年末、イギリスからスペインに行ったのをはっきりと思い出した。 次にPaulといつ会えるだろうか、と想像する。
毎日朝6時台に起きているので、少し眠くなってきた。 ふぅ。 今朝は(先週から懸案の)興味深いメールもようやく返事を書いたし、 毎日の共同研究者とのやりとりのメールも少し一段落できたようなので、 ドラフトに向かおう。 ときどき基研のライブを見てるんだけど。 好きな仕事が出来る、いい一日。
今日は土曜日だが、朝から大学に行って、来週のSUGRAゼミの予習をする。 どうもfactorがあわん、とか、この項が消えん、とか、色々四苦八苦するが、 少しずつ進んでいる。AdS/CFTってこれまで論文を書いたこともなく、 基礎的な所の勉強が抜けているので、今回たまたまAdSのところの担当になったのは、 僕としては運がいい。しかし、やる気があるということと、 すぐ読んで分かるということは、別。
昨日はほんまにひさしぶりに、高校時代からの友人と会う。意外と、 宇宙の加速膨張の話をやっていたりして、ほえー、そんな近いことやってるんや、 と驚き。それにしてもお互い父親になって、こんな会話が出来るのは うれしいこと。こんどはこちらから、遊びに行きたい。
Paulから色々とメールが来て、また衛藤くんやAllenとやりとりも多く、 なかなか面白くなってきた。Paulと知り合ったのは昔の富士山のSIで、もうかなり 前の話になる。うまく出来上がって、初めて一緒に書く論文になるといいんだけど。
学会のホテルなどを予約。ハワイの地図を見ていると、 行く実感が少し湧いてきた。また、stringsの会議のように、色んな人に会える といいな。
実験ノートの採点も集中的にやって済ませ、衛藤くんと議論。 色々と分かってくるようで、議論していると楽しい。 やっぱし、議論ですわ。それに、論文も形になってきた感じがする。 ばばっと書いてみたけど、打ち出してみると、 形になっていて、少しうっとりと眺めてしまった。
ハワイの学会に申し込む。色んな意味で、楽しみだ。
風邪をひいていた時は、共同研究者の衛藤くんには迷惑をかけてしまった。 先週後半からは、調子が上がってきた。 ノートをさくさくと書く。 書いていると、不思議と論文っぽく見えてくるから不思議だ。 この感覚ははじめのころだけで、そのうち、時間がたってくると、 段々と全然面白くないノートに見えてくるはずだ。 そうなる前に、面白さがきちんと伝わるようにこれを まとめないといけないと思う。 週末は、家でゆっくりしてリフレッシュできた。 明日からは、採点はあるとは言え、もう授業が無くなって夏休みなので、 存分に仕事が出来る。娘が保育園で風邪をもらってくるのはしかたないけれど、 それでこちらまで調子を悪くしないように、なるべく体を鍛えたい。
基研の研究会の申し込みが締め切り。今回は、 ポスター発表をやってみることにした。とても楽しみだ。 今週は、学会の申し込みだな。
風邪からようやく復活したような気がする。 まだ耳の奥がなんだか変な感じだが。 先週はずっと耳鳴りで、全然耳が聞こえなかった。 セミナーとかは大丈夫だったけど、 でもがやがやした所で食事をしているとき、 こちらに向かって話されていないときの会話は 聞こえにくかった。これが一生続いたら、 物理の議論が出来なくなる、と感じて、 そら恐ろしかった。 金曜日の朝、基礎実験のDVD撮影をしているときに、 耳の中でバリっという音が聞こえて、 それでいきなり耳が聞こえるようになった。 それはそれは、ほっとしたよ。
それで、体調もようやく戻ってきて、 研究再開。レフェリーレポートも書いたし、さあやるか。
娘の風邪をもらったようで、調子が全然だめだ。 昨日からずっと耳鳴りがしている。 そんな体調の中、昨日は立教大学でセミナーをさせていただいた。 少し延長してしまって迷惑をかけたが、それでも たくさん質問していただいて、とても楽しかった。 風邪のため本調子でなく、それがずいぶん残念だ。
今日も学生実験だが、風邪で声がでなくて、 試問がしずらいのなんのって。困った。 大事を取って午前中は家で寝ていたのだけれど、 それでもこんな回復じゃ、いかん。
けれど、今日で学生実験は最終回。これから学生は 試験と夏休み、僕は採点が終われば、気持ちが切り替わるかな。
何とも気が乗らない。 昨日も学生実験で気が削がれてしまったというのもあるけれど、 どうもだめだ。 色んな物理が頭をよぎってはそのままほったらかしになっている 感じがずっとしている。 今週はdutyが多いからこんな風に思うんだろうか。 今日もこれから会議が二つ。 まあ、こんな愚痴を書いているようじゃだめだな。
はや六月もおしまい。はやいはやい。
毎朝8時半頃大学に来て、まずhep-thをチェックするのだが、 今日は長岡くんとやったreconnectionの話が本格的にcosmic stringの detectionにかかるかどうかという話が出ていて、楽しく読んだ。 しかし、途中でよくわからない点があったので、著者にメールで質問する。 知らない人なのだけれど、教えてくれるといいのだが・・
LHCが少なくとも8ヶ月遅れるというので、CERNが再来年のstrings2008を辞退 したらしいが、再来年は韓国がしなければstringsが無いことになってしまう。 まあ、無くても良いとか言っている人もいるが、僕は毎年是非やってほしいと 思っている。こないだのはたいそう楽しかったので。 LHCが遅れるというのは、現象論の人はどう受け取っているんだろう、 それを聞いてみたい。たまたま、再来週は野尻さんがセミナーにきてくださるので、 聞いてみることにしよう。LHCが動くまでの時間が増えて運がいいけど、 早く動いてほしいような、複雑な気持ちなんだろうか。 一弦理論屋としては、CERNで巨大なdetectorをインストールしている現場を 2年前に見学したということもあって、早く動いてほしい、という 気持ちがとても強い。しかしあの巨大なモンスターを完成させるのは大変な ことだというのはあれで良く実感できたのは確かなのだが。
昨日朝はちょっと面白いことが分かった気がしたので、 ノートにまとめてみた。ふーむ。
北京から帰ってきた。疲れがまだとれない感じがするが、まあ徐々に 回復するだろう。Stringsの研究会は、思った以上にたいそう楽しかった。 というか、行く前にあまり期待していなかったせいもあるかもしれない。 とにかく、楽しい研究会だった。いつもstringsの会議は、世界中の 友人と会って議論することを目的に参加していた。 まあ今回もその目的は達成したけれど、それに加えて、 いつもよりもずいぶんtalkを楽しめた感じがする。 「自分の興味に沿ったとても面白いトークはこれでした!」 てな感じなのはあまりなかったけど、なんで今回はこういう楽しめた 感じが残っているんだろう。それは、Dijkgraafのsummary talkが バンケットtalkのように爆笑の渦を巻き起こしたせい、だけでは無いのは確かだ。 今回は、色んな人が話したtalkの元になる論文をたまたま事前に目を通して いた、と言うことなのかもしれない。
北京では、懐かしい顔ぶれにも会って話がたくさんできたのは、 やはり参加してよかったなと思える大きな要因だ。 台湾の人達ともいつものように色々と議論したし、平山とも。 Kimyeong、Bum-Hoonとの話も楽しかった。Alexは元気そうにしていたし、 こんなに色んな人に一度に会えるのはこの会議ならでは。 議論できると結構色んなことが判明したりして、新しい 見方を教えてもらったり、面白いアプローチに気づいたり、 自分の中であまり面白くないと思ってほったらかしていたことでも実は結構 やってみると面白いかもと思い始めたり。
いっぱいノートをとったが、いつもそういうのは結構ほったらかしになっているので、 今回はゆっくり見直してみたい。 「やりたいことリスト」はどんどん溜るばかりで時間が無いけれど、でも、 世の中の面白い動向をcheckしておいて、頭の中に潜在的においておくことが出来れば よいなと思う。あ、そもそもそんなことが出来るような頭やないかもね・・
中国は面白かった。 そうそう、Great wallはdomain wallだった。
11月の西宮湯川のあとで首都大で非可換+stringの研究会があるらしく、 誘っていただいた。光栄である。それと、ハワイの秋の学会に参加する ためには、何としてもあと一ヶ月以内にどれかの研究を形にしなくては。うーっし。
おとといは首都大でセミナー。面白いと言っていただけてよかったけれども、 反省点も多し。
そうこうしているうちに、もう明後日からは北京だ。 そのためかhep-thは最近賑わっているような感じがするが、 それにしても今日のEllwood-SchnablでKishimoto-Takahashiなどが全く 引かれていないというのはどうだろう。 とにかく、来週はメールを見ることすらおそらく難しいので、 ネットから離れた環境で、色んな人の面白い話を存分に楽しみたい。 たくさんの世界中の友達に会えるのもまた大きな楽しみだ。
メインの研究は少しずつだけど進んでいる感じがする。 TeXノートもたまってきた。 ほかにもまばらに、色々とやりたいことがあって、それぞれ少し手を動かした だけとか、アイデアだけとか、で止まっている。 忘れないようにメモしとかんといかん。
ムラマサにかわる新しいやつがやってきたわけだが、 なんとTexpointが有料化されている。なんてこった。 払う他、仕方あるまい・・・・ まあ、やっと新ノートPCはやっと普通に使えるような形になってきた。 とにかく快適である。 よくムラマサで我慢していたもんだ。 と、思っていたら、昨日セミナーにきてくださった深谷さんは、 同じムラマサをさくさく動かしていらっしゃる。 なんでだろう? 僕のpowerpointファイルが重すぎるのは一因だと思うけど、 でも、そのほか色々・・・ 一応、世界中持ち歩いて激しい使いかたをしたからだ、 と思っておこう。 で、新PCを北京に持っていくかどうかどうも悩んでいる。 会場にネット環境があるかないかなんて、 現地に行ってみないと分からないような感じだし・・・
先週は懐かしい友人のセミナーで、そのあと集まって飲んだり、 とても楽しい日々を過ごした。それと、土曜は遠足。 天気は曇っていたけれど、遠足日よりだった。 思ったより道が長く、またハプニングがあったり、 いかにも遠足らしいことばかり。銭洗弁天でお金を洗ったり、 北条政子の墓に出くわしたり、鎌倉は意外に楽しい所だった。
先週から色々と具体的に手を動かしてみる。 Mathematicaでちょっと確認できたのは良かった。 これでうまくいってほしいものだ。
それにしてもムラマサがついに死んでしまった。 ずっとまえからハードディスクがかちかちかちかち言って、おかしいおかしいと 思っていたら、案の定。 まあ、これ、ものすごく遅かったから、何とも今までよく我慢した ものだなあ、と実感。 薄くてかっこよかったんだけどね。買ったのはもう4年以上前で、 世界中を持って歩いたから、良く「もった」方かもしれない。 多分12ヶ国以上は一緒に行ったなぁ。
文献紹介を木曜日に終え、その後三日間、昨日まで 北陸合宿に呼ばれて講義をしてきた。 えらく楽しかったけれど、体調が万全でなかったので、 風邪がつらかった・・ それで昨日の夜に戻ってきて、 今日は一日、かなりぼーっとしている。 ぼんやりと座っている。
やっと色んなことが終わって研究できそうな気がしてきた。 文献紹介は準備が楽しいのだけれど やっぱりやったことのない分野を勉強するので骨が折れる。 まあそのための文献紹介なのだけれど。 講義の準備はまた違った意味の勉強で、それも骨が折れた。 しかも緊張に弱い僕は風邪が疲れに追い撃ちをかけた。 けどその風邪を吹きとばしてしまうくらいに 北陸合宿は楽しかった。 講義に参加してくださったみなさまに、 感謝である。
発表と講義が終わった今、いつもいつも思うように、 なんであんなに緊張してたんやろか、の気持ちである。
はー、少し休もう。
週末に娘の風邪をもらい、月曜は寝ていた。確か先週の月曜も そんなふうに風邪をひいていたと思う。いかん。 明後日は文献紹介、そんで明明後日から北陸合宿で話をする予定になっている。 寝ている場合では無い。
今日出ていたhep-thの論文たちは面白いものばかりだった。 って、読まなくちゃいけないものが溜っていっているばかりなので これもなんとかしないといけない。 まったく時間が無いというのはどういうことだろう。 風邪をひいているのがいかんといえばいかんのだが、 しかしそれも元はといえば、忙しさが積もり積もって 先週少し無理をしたのかもしれない。 来週になると少し落ち着くだろうか。
前から思っていたのだが、Spiresがおかしい。 Wittenの論文検索結果を見ていて、名前「Witten」をクリック すると、ずらり並んだ類似の名前は出てくるけど、 当人の「Witten,E」は出てこないのだ。 僕の使いかたが間違っているのだろうか。
今週から生活がずいぶんと変わり、朝は6時台に起きて、午前中に研究の時間が 多くとれるようになった。その分夜床に着くのは早い。10時ごろに寝てしまう こともある。もともと朝型だったのだけれど、午前中に仕事の能率があがる タイプなのは明らかなので、それでは午前中を長くしてしまおうということだ。 これ、確かずいぶん前にも試してそれでかなり効果があったけど、Aspenにいったりで そのまま止めてしまっていた。ひょんなことから再チャレンジ。
それで午前中きちんと仕事ができるかというと、雑用をこなすのに今週も 時間をとられ過ぎている。たくさんの事務やっつけ書類仕事に始まって、 緊張して書く学振関係の書類、そんでもろもろの・・・ 来週は文献紹介担当がついに回ってくる。楽しみだけどちょっと準備に戸惑っている。 sigma mesonって何?てな感じ。
来週の週末は北陸合宿に呼ばれていてそちらで講義をさせていただくことに なっているが、まだ講義内容は完成からほど遠い感じ。大丈夫なんだろうか。 そういう中、一昨日は立川くんのセミナーに出た後、東工大でセミナーを させていただいた。東工大で話をさせてもらうのは何度目だろう、いつも本当に ありがたいと思っている。それで、やはり予想どおり、いつもセミナーし甲斐 があるなあと感じさせるような議論をたくさん。新田の面白い話に耳を傾ける。 ほーそんなことがあるのかぁ、こりゃ面白いなぁ。文献を教えてもらって 読んでいる。是非この面白い「ソリトン統一」考察に貢献したい。 大橋くんからは、衛藤くんから教えてもらった謎の関係式を又詳しく聞く。 非常に面白いことを示唆しているようで、しかしまだよくわからない。 さらに、荒木くんからは、非反可換超空間上のインスタントンで僕が 誤解していたらしい所を正してもらった。うーん、まだ分からないんだけど、 ありがたかった。坂井さんと話をしたり色々しているうちにあっというまに 時間が過ぎてしまって、そのまま東工大の送別会にもなぜか参加させていただいて、 とても楽しい東工大訪問だった。
昨日はピサで大変御世話になった横井くんが駒場へやってきてくれた。 知らないことを色々教えてもらう。topological stringの一番始めの所が 少し分かった気がする。「気」だけかも・・・ 夜は奥さまもうちに来てくださって、たった4ヶ月前のことなのだけれど 懐かしい感じのする話で、とても心地よかった。
2月までの静かな静かなケンブリッジ生活とうって変わって、 色んな人と楽しい話をたくさんしているなあと実感する日々を送っている 気がする。 いい研究成果を出せるように、時間の使いかたをもっと工夫しないと。
明日は研究室遠足、晴れるかな???
GWは実家に帰り、ほっと一息ついた。一年間の外国生活の後ということもあって、 こんなにホッとしたのはずいぶんひさしぶりのような気がする。 実家でも色々と論文を読むが、どうも再来週に控えている文献紹介の 論文が定まらない。色んな人に面白いと思ってもらえるような論文を 選ぼうとするから無理があるのだろう。自分が素直に面白いと思った 論文にしようかと、今日は思い至った。 例えばSilversteinのが出ていて、ちょっとだけ面白そうだ。 けど、ちょっとだけ。(そうそう、これって永谷さんのとえらく似ているけど?) 中山-Rey-菅原はきちんと読まねばならない。 cosmic stringがGUTからgenericに出るというJeannerotの話は、 前からの続きでしかもたいそう面白く、重要だと思う。が、 ちょっと駒場にはマニアック過ぎか。 やっぱり、先月考えていたあのテーマでいくかな。 AdS/QCD。バーナーに教えてもらったことを感謝しないと。 帰国後疲れている所を四国まで学会に行った甲斐があった。 しかし知らないことが多すぎるので、勉強勉強。
衛藤くんと考えているテーマは、関係があるという論文を読んでみたけれど、 やっぱり直接に使うのは無理っぽい。ふーむ、 どないしようかな・・
Wilson loopがにわかに活気づいている。 三輪くんが駒場に来たということもあるけれど、 個人的にも勉強したくなってきている。 もっと論文読まないと。 Luninによると、spike BIonもかんでいるらしい。 こんな風に出てくるとはね。
今日はひさしぶりに、ゼミもセミナーも文献紹介も学生実験も会議も 何もない日なので、朝から、あれもしようこれもしようと、気分も少し 上々だった。午前中は、もやもやとくだんのconfigurationを考える。 それで、やってきた衛藤くんと色々とこね回して議論する。 どないなるかねぇ、この配位。色々うまく見えるといいんだけどねぇ。 やっぱし、手を色々と動かさないといけないかなあ。しかし、方針が まだ漠然としていると、なかなか動かすのも勇気がいるんだよね。 簡単そうなことは一つあるけど、それはやってみても保険くらいにしか ならなさそうだし、一方で大きなconjectureはずっと前からあるけど、 それはどうアタックしてよいかいまのところ分からない。 Mantonのバイブルを衛藤くんに借りて眺めてみると、やっぱりrelevantな 文献がきちんと書いてある。さすがバイブル。(いい加減にこれ買わんと。) で、それを読んでみたら少しは分かるかもしれない。分からないかもしれない。
午後は佐藤くんに色々研究成果を教えてもらう。 色々出来そうでしかし計算はとても大変そうだ。 楽しい議論だった。Wilson loopとつながっているかもしれないという 佐藤くんの色々なコメントは、少しわくわくする。
明日は会議二つにゼミだから、もう午後は何も出来そうもない。 午前中に色々と考えてみよう。
そうそう、先週はおだきん君がセミナーに来てくれて、たいそう楽しかった。 知らないことも色々教えてもらったし、それよりなにより、 あと二年で死んでいるかどうかが分かるproposalを聞くのは楽しい。 後二年たって、かれにまた聞いてみるとしよう。 そういう楽しみに加えて、理論的な興味も甚だ大きい。 分かっていること、分かっていないことも彼はびしびしはっきり言ってくれるので、 聞いている側も気持ちがいい。その辺で、知りたい所が色々と分かって 楽しかった。
三輪くんのセミナーは色々と解釈をめぐって議論がずいぶんあって楽しかった。 僕には、分からないことが分からないと分かってよかった(謎)。 loop equationって、やっぱり何をやっているのか物理が不明である。 local operationで無いようなものを持ってきてSD equationをやれば きっと良いoperatorがあってAdS/CFT的・物理的意味付けが出来るんだと いう話でセミナーの後盛り上がったが、しかしそれがどう正当化されるか は悩ましい。loop equationとは弦理論でどういう意味を持つのかを 理解しようと思って臨んだセミナーだったけど、 よけい分からなくなった。けどそれは、分からないことがなにかということが 分かったという意味で、よかったのだ。
先週の土曜日15日に祖母が他界して以来、かなり低調な日々が続いている。 さらに、例えば娘が保育所を突然移らざるを得なくなってそれで 周囲の方々に御迷惑をかけたり、精神的にダメージを受けることが色々 重なった。頭も重く、溜息ばかり出る。
その中で、今週は物理部会の新入生歓迎会、そして研究室の歓迎会など、 とても楽しいひとときでホッと一息ついて、その時は少し生き返った気分がした。 研究室のみなさんに助けられている気がする。 来週からはSUGRAゼミも始まるし、来月は文献紹介の担当が回ってくる。 そして東工大や首都大でセミナーもさせてもらえるし、 ポジティブに自分を持っていかないといけない。そういう風にたまたま スケジュールがなっているのは幸運だ。 議論で色々芽が出てきているのを大切にして、じっくり取り組んで行きたい。
今週はかなり充実している。まだ実験担当が始まっていないからだろう。 今はまだ朝だが、今日はこれから学生実験、一日つぶれてしまう。 ああ、また夜8時か9時までやるんだろうなあ。ふぅ。
先週金曜日は研究室で花見があったのを書くのを忘れていた。 M君が、今年は例年に無い盛り上がりですね、と言っていたが、 これは反語的に解釈するべきなのかそれともその通り受け取っていいのか 僕には分からない。例年どおりの面白い感じにしか僕には感じられなかった。 けど、研究室の人数が大幅に増えてとても活気が出ているのは確かだ。 お茶部屋前のメンバー表なんて、表がいっぱいになってしまってはみ出て しまいそうなくらい。来週からはゼミが始まる気配。
人数がとても増えたということもあってか、 水曜日にさせてもらった僕のセミナーは、セミナー室が大入満員になってしまった。 とても嬉しいことだ。ひさしぶりにゼゼ君に会ったり、 ドイツからは島田くんが一時帰国していて駒場に顔を見せにきてくれたりで。 セミナーでは質問をたくさん頂く。米谷さんに面白かったよと言っていただけたのが 嬉しかった。 セミナーの後は島田くんや佐藤くん三輪くんも加わって色々と議論をしてくれた。 本当にありがたい限り。
4月に入って毎日議論議論で、一日がとても早く過ぎ去る。 こんなに嬉しいのはひさしぶりだ。衛藤くんや三輪くんが駒場に来てくれたのが 大きいけれど、風間さんとも議論させてもらっているし、 院生にも色々教えてもらっている。大変ありがたい。 外国に一年いた間は、現地の人と毎日突っ込んで議論をするというよりは、 その研究所ののんびりした雰囲気の中で自分の中で議論をしていたという感じ だったので(そして世界のいろんな研究所を見るという目標もあったので) 駒場に戻ってきた今とはずいぶん違う感じがする。 まだ帰国して一ヶ月あまり、自分ではしゃいでいるだけかもしれないけれど、 でも議論している内色々と面白いことも分かってきたりしているので、 これからも頑張ってやっていきたい。
昨日の文献紹介は加藤(A)さんで、例のKallosh-Lindeの量子情報の話。 あの論文見たときなんじゃこれと思ったけど、なるほどそういう感じのことなのね。 ちょうど少し知りたかったことの話を聞けて嬉しかったけど、 それより、この対応にはどういう物理的な背景が眠っているんだろう。 もし本当に背景があるのだったらそれはとても面白いはずだと思う。 primitiveな段階の発見的な話を聞くというのはいつも面白い。 これは多分昔でいうと、「理論で説明が難しい実験結果が出た」というような 感触なんだろうか。
素早く更新してみる(仮)。 金曜日はやはり同室の衛藤君と色々議論ぽい話をする。 色々と知らないことを教えてもらえるのでとてもありがたい。 というか、議論が出来るので大変ありがたい。 三輪君とも先週時々立ち話議論をさせてもらった。 駒下あたりでばったり会ったので、 歩きながら議論させてもらった。 邪魔したかもね・・・・ なにしか、PDとして来ていただいて、研究室が盛り上がることは 間違いない。研究室というより、まず僕が盛り上がってしまっている。
日曜は朝からオシロの整備。むむむ。 そんで、今朝も朝からオシロの整備。むむむむむむむ。ふー。
今日かこれから研究室の席替え。 院生がどんな組合せになるんだろう、楽しみ。 さて、文献読もう。 あ、明後日のトラペ作らないと・・・
新しい年度が始まって、楽しくやっている。 衛藤くんと三輪くんがPDとして研究室にやってきて、 それにたくさんM1の人や名大からの安田くんなども合わさって、 研究室が賑やかに楽しくなった感じだ。 お昼を食べたり、議論したり、非常に楽しい。 衛藤くんや三輪くんに教わることも多い。これからたくさん 議論させてもらおうと思っている。 来週は研究室の席替えがあり、そしてセミナーも始まるので、 研究室が始動する週といえるかな。 そのあと歓迎会があって、そして5月には遠足。
学会ではひさしぶりに色々な方とお会いして、 本当に行った甲斐があった。 みなさん一年以上ぶりにお会いする方ばかり。 昼はしこたまトークを聞いて質問して議論して、 夜はしこたま飲んだ。 昔からの友人と議論し飲むことほど楽しいことは無い。 日本に帰ってきたということをとても実感した一週間だった。 研究に関しても色々と得ることも多く、 そして知らないトピックも橘さんなどに教わったし。 朝永振一郎生誕100年記念シンポジウムでは、 かなり感動する話を聞かせていただいた。 じーんときて涙ぐんでしまった程である。 偉大な物理がどのように生まれたかを知る過程というのは、 いつもドラマティックで、スリリングだ。 とても満足した学会だった。 今度は自分が発表しないとなー。
研究もぼつぼつ進んでいるし、毎日部屋をうろうろしながら 考えたり議論したりして、幸せな毎日である。感謝感謝。 来週からはdutyが始まるので、時間の使いかたをうまくしないといけない。 あ、来週はここ駒場でセミナーするんだっけ。 一年外に出していただいた成果をみなさんにお話して、 面白いと思っていただけると良いのだけれど!
帰国してから既に二週間! ケンブリッジを出て二週間もたったのに、まだ一行もあれから式を書いていない。 悲しい・・・・・新生活のセットアップは、大変だ。昨日はやっと 区役所で転入届を出して、東京都民になった、と言う感じで、 いろんなことを毎日毎日やっていたのだけれど、時間ばかり過ぎてしまっている。 KEKの研究会には行きたかったけど、やっぱり止めにしておいてよかった。 まだ転入届けを出しているレベルやし・・・・・帰国と引越しって、ほんま大変。
今日は研究室全体の大掃除+整理。なんとか、四月から大幅に増える院生と ポスドクがきちんと研究できる環境にしないといけない。ふー、今週は 〆切にかなり遅れていたレフェリーを少しずつこなしたけど、それは物理の 研究とは呼べないし、いつ研究が始められることやら・・・ そうこう言っているうちに、あと一週間ほどで学会が始まる。 これには行くことにしているので、それまでに何とか研究生活をスタート せねばならない。学会では一年ぶりに日本のみなさんと再開できるので、 楽しみだ。
今晩は、僕の駒場帰還を院生が祝ってくれるらしい。嬉しい限りだ。
明日ケンブリッジを出発。駒場に帰る! 長くて短い一年だった・・
今日はGaryと議論をする。 いい議論が出来た。これを種に色々いえるといいんだけどな。 今週は結局、引越しの準備で何も出来なかった。あらら。
けど、やっぱりケンブリッジに来てよかったと実感した。 こちらに来てすぐの頃は、 風邪ばかり引いて、辛い毎日だった。 寺嶋さんとの論文が仕上り、そしてJohnとの論文が仕上って、 それが唯一の嬉しいことだったように思う。 けど、それはここの人と議論して出来た研究ではあまり無くて、 メールで議論して出来た研究だったから、 なんでこんな寒い過ごしにくい場所に来たんだろうと思うと、 やりきれなかった感じがする。 11月後半から12月だったっけ、 こんな雰囲気が変わったのは。 これは多分、論文が出て、そして平野さんを訪ねたのと、 濱中くんがきてくれたこと、そしていろんな人に勇気づけられたことが 大きいと思う。 その後結局一度も風邪をひかず、健康に楽しく仕事が出来たように思う。 いろんな研究所を訪問してたくさんの人に会い、 いろんな物理が生まれている場所を見た。 Davidともずっと親しくなれたし、GaryやPaulとも親しくなり、 議論もたくさんできた。ここのstudentのAllenには 色々と世話にもなり、たのしくいろんな議論をした。 振り返ると、寒いイギリスの冬はまっぴらだが、 得る所はやはりとんでもなく多かったと思う。
この一年はケンブリッジだけでは無く、 その前の半年、たくさんたくさんの人に世話になり、 そしてたくさんの経験をした。 まったくここに書ききれない量である。 はー。一年終わったかー。早かったなー。 早かった早かった。
感無量や。