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数値計算ライブラリ:triqs:インストール

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数値計算ライブラリ:triqs:インストール [2020/07/20 17:44]
koudai [TRIQS (latest version)]
数値計算ライブラリ:triqs:インストール [2020/07/28 01:22]
koudai [準備]
Line 4: Line 4:
   * 自分が何したかの記録用です。   * 自分が何したかの記録用です。
   * ソースコードからコンパイルします   * ソースコードからコンパイルします
 +  * Ubuntu 18.04で確認しています
 +  * 以下の手順ではUbuntu 20.04にインストールできませんでした。公式のアナウンスがあるまで仮想環境でUbuntu18.04を作って、そこにインストールするのが良さそうです。
  
  
Line 11: Line 13:
  
 <code> <code>
-$ sudo apt install cmake g++ gfortran git hdf5-tools \+$ sudo apt install cmake g++ gfortran hdf5-tools \
      libblas-dev libboost-all-dev libfftw3-dev libgfortran3 \      libblas-dev libboost-all-dev libfftw3-dev libgfortran3 \
      libhdf5-serial-dev libgmp-dev liblapack-dev libopenmpi-dev \      libhdf5-serial-dev libgmp-dev liblapack-dev libopenmpi-dev \
Line 18: Line 20:
 </code> </code>
  
-Intel Parallel Studio XE が入っている場合は libopenmpi-dev は不要です+Intel Parallel Studio XE を使用する場合は libblas-dev, liblapack-dev, libopenmpi-dev, Python-xxx は不要です
  
 ====== TRIQSのインストール ====== ====== TRIQSのインストール ======
  
-===== TRIQS (latest version) =====+===== TRIQS 2.2.2 + Ubuntu 18.04 =====
  
-  * Python 2.7 にのみ対応しているので、必要ならばpyenv等でバージョンを変更してください+  * Python 2にのみ対応しているので、必要ならばpyenv等でバージョンを変更してください
   * TRIQSのバージョン2ではIntelコンパイラが使えないので注意してください   * TRIQSのバージョン2ではIntelコンパイラが使えないので注意してください
     * Intel MPIにパスが通っている場合は、パスを削除してターミナルを再起動してください     * Intel MPIにパスが通っている場合は、パスを削除してターミナルを再起動してください
  
 TRIQSのソースコードをダウンロードしてきます TRIQSのソースコードをダウンロードしてきます
-<code> +  * https://github.com/TRIQS/triqs/releases/tag/2.2.2
-$ git clone https://github.com/TRIQS/triqs triqs.src +
-</code>+
  
 作業ディレクトリを作成して、その中に入ります 作業ディレクトリを作成して、その中に入ります
Line 41: Line 41:
 インストールの設定をします インストールの設定をします
 <code> <code>
-$ cmake ../triqs.src -DCMAKE_INSTALL_PREFIX=/usr/local/triqs+$ cmake ../triqs-2.2.-DCMAKE_INSTALL_PREFIX=/usr/local/triqs-2.2
 </code> </code>
   * PREFIXにインストールされるので、適宜変更してください   * PREFIXにインストールされるので、適宜変更してください
Line 52: Line 52:
 </code> </code>
  
-(以下はTRIQSのバージョンが2以降の場合) +.bashrcにパスとおします
- +
-.bashrcに次の一文付け加えます +
-<file> +
-source /usr/local/triqs/share/triqsvars.sh +
-</file> +
- +
-.bashrcを読み込むか端末を再起動します+
 <code> <code>
 +$ echo 'source /usr/local/triqs-2.2/share/triqsvars.sh' >> ~/.bashrc
 $ source ~/.bashrc $ source ~/.bashrc
 </code> </code>
  
  
-===== TRIQS 1.4.x =====+===== TRIQS 1.4.x + Ubuntu 18.04 =====
  
-  * Python 2.7系にのみ対応しているので、必要ならばpyenv等でバージョンを変更してください+  * Python 2系にのみ対応しているので、必要ならばpyenv等でバージョンを変更してください
  
 TRIQSのソースコードをダウンロードしてきます TRIQSのソースコードをダウンロードしてきます
Line 85: Line 79:
 インストールの設定をします インストールの設定をします
 <code> <code>
-$ cmake ../triqs-1.4.x -DCMAKE_INSTALL_PREFIX=/usr/local/triqs-1.4.x #-DCMAKE_C_COMPILER=icc -DCMAKE_CXX_COMPILER=icpc -DCMAKE_CXX_FLAGS="-std=c++1y"+$ cmake ../triqs-1.4.x -DCMAKE_INSTALL_PREFIX=/usr/local/triqs-1.4 #-DCMAKE_C_COMPILER=icc -DCMAKE_CXX_COMPILER=icpc -DCMAKE_CXX_FLAGS="-std=c++1y"
 </code> </code>
   * PREFIXにインストールされるので、適宜変更してください   * PREFIXにインストールされるので、適宜変更してください
-  * コメント部分はIntelコンパイラを使うときのフラグです。 +  * コメント部分はIntel Parallel Studio XEを使うときのフラグです。 
-  同時に Intel Python 2 を使う必要があります。3系だと動かないので注意してください。+    * Intel Parallel Studio XEを使う場合は、Pythonとして Intel Distribution for Python 2 を使う必要があります。3系だと動かないので注意してください。
  
 インストールを完了させます インストールを完了させます
数値計算ライブラリ/triqs/インストール.txt · Last modified: 2021/06/27 22:04 (external edit)