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自作クラスタ計算機:mpiによる並列計算 [2020/03/02 13:50] koudai [準備] |
自作クラスタ計算機:mpiによる並列計算 [2020/03/02 15:05] koudai [準備] |
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====== 準備 ====== | ====== 準備 ====== | ||
- | 事前に各ノードのCPUのコア数とスレッド数を確認してください | + | 事前に各ノードのCPUのコア数(物理コア数)とスレッド数(論理コア数)を確認してください |
* CPU数< | * CPU数< | ||
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* 出てきた数字がCPUあたりのコア数になります | * 出てきた数字がCPUあたりのコア数になります | ||
* スレッド数< | * スレッド数< | ||
- | * 表示される行数が スレッド数 = CPU数 × CPUあたりのコア数 に対応します。Hyper-Threadingがオンになっていればスレッド数はその2倍になります(BIOSで設定)。 | + | * 表示される行数が スレッド数 = CPU数 × CPUあたりのコア数 に対応します。通常は論理コア数と物理コア数は等しいですが、Hyper-Threadingが有効の場合は論理コア数が物理コア数の2倍になります。 |
- | * Hyper-Threadingは見かけ上コア数が2倍になる技術であり、並列計算プログラムで並列化効率が良い場合は逆に計算速度が著しく低下します(1つのコアに2つのジョブが投入されてしまうため)。数値計算の目的での使用ではオフにすることをお勧めします。 | + | * Hyper-Threadingは見かけ上のコア数が2倍になる技術であり、並列計算プログラムで並列化効率が良い場合は逆に計算速度が著しく低下します。これは1つの物理コアに2つのジョブが投入されてしまうために発生します。 |
+ | * スレッドごとの計算の重さのバランスが著しく悪く、1つのスレッドの計算が終わっているのに別のスレッドの計算は続いている、というような場合にのみ有効です。 | ||
+ | * よくわからない場合は、BIOSを使ってHyper-Threadingをオフにするか、MPIでのジョブ投入時に並列数を物理コア数以下にすることが望ましいです。 | ||