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quantumespresso:構造緩和

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quantumespresso:構造緩和 [2018/02/22 20:33]
koudai
quantumespresso:構造緩和 [2018/02/25 22:19]
koudai [注意]
Line 139: Line 139:
 ===== 注意 ===== ===== 注意 =====
  
-    実はvc-relax計算は原子位置の緩和も同時に行っていますが、ほとんどの場合はうまくいかないのでrelax計算と組み合わせる必要があり。 +  * 実はvc-relax計算は原子位置の緩和も同時に行っていますほとんどの場合はうまくいかないので、先にrelax計算を行ってからvc-relaxを実行ししょう。 
-    vc-relax計算で構造緩和を行うとき、計算に必要なパラメータは最初の格子定数と原子位置の計算から出したものを使い続けます。計算が正しいか確認するため、入力ファイルを得られたパラメータでもう一度vc-relax計算をすると良いでしょう。 +  vc-relax計算で構造緩和を行うとき、計算に必要なパラメータは最初の格子定数と原子位置の計算から出したものを使い続けます。計算が正しいか確認するため、入力ファイルを得られたパラメータでもう一度vc-relax計算をすると良いでしょう。 
-    構造緩和の結果、結晶が別の対称性になってしまう場合、プログラムが以下のエラーを出して止まってしまいます。その場合は&systemに対称性を考慮しないというオプションnosym=.true.を加えてください。+  * 結果がエネルギーのカットオフやk点数に対してちゃんと収束しているか必ず確認しましょう(得られた構造に対してエネルギーのカットオフやk点数を増やしてもう一度構造緩和してみる)。 
 +  * 構造緩和の結果、結晶が別の対称性になってしまう場合、プログラムが以下のエラーを出して止まってしまいます。その場合は&systemに対称性を考慮しないというオプションnosym=.true.を加えてください。
  
-    %%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%% +  %%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%% 
-        Error in routine checkallsym (2): +      Error in routine checkallsym (2): 
-        not orthogonal operation +      not orthogonal operation 
-    %%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%+  %%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
  
  
Line 159: Line 160:
 このときのk点は、原点を含む このときのk点は、原点を含む
   K_POINTS automatic   K_POINTS automatic
-    12 12 12 1 1 1+    12 12 12 0 0 0
 などとします。 などとします。
  
 * http://qe-forge.org/pipermail/pw_forum/2017-October/114051.html * http://qe-forge.org/pipermail/pw_forum/2017-October/114051.html
  
quantumespresso/構造緩和.txt · Last modified: 2024/03/30 23:58 by koudai