Differences

This shows you the differences between two versions of the page.

--- 自作クラスタ計算機:nisの基本設定 [2022/10/02 05:08] – [管理ノード] koudai
+++ 自作クラスタ計算機:nisの基本設定 [2024/08/25 01:04] (current) – [udevのアップデートに失敗する場合] koudai
@@ Line 5: / Line 5: @@
   * 共有する設定を管理するサーバをNISサーバと呼び、今回は管理ノードをその役割に当てます
-  * **（追記）現在ではNISはレガシーです。LDAPなど別の手段を検討してください**
+  * 現在ではNISはレガシーなので（例えば以下で述べるアップデート関係の問題も一向に対処されません）、LDAPなど別の手段も検討してください
 ====== 設定方法 ======
@@ Line 13: / Line 13: @@
 sudo apt install nis
 </code>
-    * 途中でNISドメイン名というものを聞かれので kanri.nis などと好みのものを設定してください
+    * 途中でNISドメイン名を聞かれので、好きなように設定してください（以下では kanri.nis とします）
-    * 「NISドメイン名」は設定を共有するコンピュータのグループの名前のことであり、IPネットワークで使われるDNSドメイン名と名前が似ていますが全くの別物です
+    * 「NISドメイン名」はNISにより設定を共有するコンピュータのグループの名前のことで、DNSのドメイン名とは別物です
     * NISドメイン名は /etc/defaultdomain に保存されるので、変更したくなったらこのファイルを編集してください
+    * 設定したNISドメイン名は次のコマンドで確認できます<code>
+$ domainname </code>
   - /etc/defalut/nis に管理ノードをNISサーバとすることを指定する<code>
 $ sudo vi /etc/defalut/nis
@@ Line 97: / Line 99: @@
     * これにより、各計算ノードで /etc/hosts を編集する必要がなくなります
     * グループの管理は管理ノードのみで行いたいため、gshadow（グループのパスワードが暗号化されて入っているファイル）は共有しません
-  - NISを再起動します<code>
+  - NISを再起動します（やたら時間がかかります。10分くらい、原因不明）<code>
 $ sudo systemctl restart rpcbind nis
 </code>
+  - どのマシンの情報が共有されているかを見て、正しく設定されたか確認します<code>
+$ ypwhich
+kanri
+</code>
 ====== 使い方 ======
@@ Line 156: / Line 160: @@
 $ sudo vim /lib/systemd/system/systemd-udevd.service
 # IPAddressDeny=any をコメントアウト
-$ sudo systemctl daemon-reload
 $ sudo apt update
-$ sudo apt upgrade
+$ sudo apt upgrade -y
 </code>