ubuntu:ストレージのフォーマット
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| ubuntu:ストレージのフォーマット [2021/02/24 02:48] – [マウント] koudai | ubuntu:ストレージのフォーマット [2023/07/25 17:39] (current) – [手順] koudai | ||
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| Line 26: | Line 26: | ||
| ここではpartedを使用しました。 | ここではpartedを使用しました。 | ||
| - | また、例として東芝の[[https:// | + | また、例として東芝製のHDDである[[https:// |
| * HDDをパソコンに設置します | * HDDをパソコンに設置します | ||
| Line 67: | Line 67: | ||
| </ | </ | ||
| * パーティション名はつけなくても構いません(その場合は何も入力せずにエンターを押す) | * パーティション名はつけなくても構いません(その場合は何も入力せずにエンターを押す) | ||
| - | * ファイルシステムはLinux標準のext4に変更します | + | |
| + | | ||
| * 複数のパーティションを作る場合は、再度 mkpart を実行します | * 複数のパーティションを作る場合は、再度 mkpart を実行します | ||
| * パーティションごとにデバイス名が /dev/sdb1, /dev/sdb2, ... と割り当てられていきます | * パーティションごとにデバイス名が /dev/sdb1, /dev/sdb2, ... と割り当てられていきます | ||
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| </ | </ | ||
| * こうすることで / | * こうすることで / | ||
| - | * 使用しているコンピュータのファイルシステムがマウントしたデバイスと同じ場合は -t オプションは不要です | + | * 使用しているコンピュータのファイルシステムがマウントしたデバイスのものと同じ場合は -t オプションは不要です |
| * 実際にストレージが見えるようになったことを確認します< | * 実際にストレージが見えるようになったことを確認します< | ||
| $ df -h | $ df -h | ||
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| / | / | ||
| </ | </ | ||
| + | * ストレージの所有者情報はマウントポイントのものと同じになります。 | ||
| * 今のままだとマウントしたストレージ内のファイルを編集するために管理者権限が必要になってしまうので、所有者情報を変更します。usernameを自分のユーザー名に入れ替えてください< | * 今のままだとマウントしたストレージ内のファイルを編集するために管理者権限が必要になってしまうので、所有者情報を変更します。usernameを自分のユーザー名に入れ替えてください< | ||
| $ sudo chown username: | $ sudo chown username: | ||
| Line 115: | Line 117: | ||
| * HDDのUUIDを調べます< | * HDDのUUIDを調べます< | ||
| $ sudo blkid /dev/sdb1 | $ sudo blkid /dev/sdb1 | ||
| - | /dev/sdb1: UUID="2f32d6ee-e078-4e76-9a02-84b18444454c" TYPE=" | + | /dev/sdb1: UUID="6f80d415-a3fb-4b62-8880-15909ae0c9a3" TYPE=" |
| </ | </ | ||
| + | * ls -l / | ||
| * /etc/fstab の最後に自動マウントするディスクを登録します< | * /etc/fstab の最後に自動マウントするディスクを登録します< | ||
| $ sudo vi /etc/fstab | $ sudo vi /etc/fstab | ||
| Line 122: | Line 125: | ||
| (略) | (略) | ||
| / | / | ||
| - | UUID=2f32d6ee-e078-4e76-9a02-84b18444454c | + | UUID=6f80d415-a3fb-4b62-8880-15909ae0c9a3 |
| </ | </ | ||
| * /etc/fstab の設定でマウントします< | * /etc/fstab の設定でマウントします< | ||
| Line 130: | Line 133: | ||
| - | ====== SSDを起動ディスクに、HDDをファイル保存用ディスクにする方法 | + | ===== SSDを起動ディスクに、HDDをファイル保存用ディスクにする方法 ===== |
| HDDを増設するありがちな用途は、SSDを起動ディスクに、HDDをホームディレクトリ用のディスクにすることだと思います。 | HDDを増設するありがちな用途は、SSDを起動ディスクに、HDDをホームディレクトリ用のディスクにすることだと思います。 | ||
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| $ sudo mv / | $ sudo mv / | ||
| </ | </ | ||
| - | * 複数ユーザーがいるならrsyncを使うのが楽です。元のファイルは残るので、必要なければコピー後は消します。< | + | * 複数ユーザーがいるならrsyncを使うのが楽です。元のファイルは残るので、必要なければコピー後は消します。< |
| + | $ sudo rsync -av /home/ / | ||
| + | </ | ||
| * 自動マウントにより /home がHDDを参照するようにします< | * 自動マウントにより /home がHDDを参照するようにします< | ||
| $ sudo vi /etc/fstab | $ sudo vi /etc/fstab | ||
| Line 148: | Line 153: | ||
| (略) | (略) | ||
| / | / | ||
| - | UUID=2f32d6ee-e078-4e76-9a02-84b18444454c | + | UUID=6f80d415-a3fb-4b62-8880-15909ae0c9a3 |
| </ | </ | ||
| * /etc/fstab 内の設定でマウントします< | * /etc/fstab 内の設定でマウントします< | ||
| Line 160: | Line 165: | ||
| ===== パーティションを分けない場合 ===== | ===== パーティションを分けない場合 ===== | ||
| - | * フォーマットしたいストレージのデバイス名を調べます。以下は東芝のHDDを増設した場合です< | + | * フォーマットしたいストレージのデバイス名を調べます< |
| $ sudo fdisk -l | $ sudo fdisk -l | ||
| (略) | (略) | ||
| Line 175: | Line 180: | ||
| </ | </ | ||
| * この場合、パーティションテーブルは作成されません。loopと呼ばれます | * この場合、パーティションテーブルは作成されません。loopと呼ばれます | ||
| + | * Windowsはloopを認識できないので、Windowsからはアクセスできなくなります | ||
| Line 180: | Line 186: | ||
| これは記録のために残しています。 | これは記録のために残しています。 | ||
| - | 通常は後述の | + | 通常は parted を使用してください。 |
| ここでは例として4GBのUSBメモリを使用しました。 | ここでは例として4GBのUSBメモリを使用しました。 | ||
ubuntu/ストレージのフォーマット.1614102512.txt.gz · Last modified: 2021/06/27 22:00 (external edit)
