====== textext ======
Inkscapeを使って数式を描く場合は、通常
>[エクステンション]->[レンダリング]->[LaTeX数式...]
でできます。
しかしこれは使い勝手が悪いので、TexTextというものを入れてみます。
====== インストール ======
環境:Ubuntu 18.04 + Inkscape 1.0.2
- GithubのページからTeXtextをダウンロードします。
* https://github.com/textext/textext/releases/
- ダウンロードしたファイルを展開して、その中に入ります
$ tar xzvf TexText-Linux-1.3.1.tar.gz
$ cd textext-1.3.1/
- インストールします
$ python3 setup.py
* https://textext.github.io/textext/
===== 使い方 =====
Inkscapeのメニューから
>[エクステンション]->-[text]>[Tex Text]
で出てきたウィンドウに入力します。
例えば
$\alpha_1$
で$\alpha_1$が表示されたら成功です。
====== インストール(昔のバージョン) ======
**以下は昔のバージョンの手順なので、無視してください。**
事前にtexliveなどでLaTeXをインストールしておいてください。
また、Inkscapeを開いている場合は一度終了してください。
[[https://pav.iki.fi/software/textext/index.html|textext]]
から、最新バージョンをダウンロードします。
(この記事を書いている時点では textext-0.4.4.tar.gz が最新)
展開したディレクトリに
*LICENSE.txt
*textext.inx
*textext.py
という3つのファイルが入っているので、これらを
>~/.config/inkscape/extentions/
にコピーします。
(/.configは隠しフォルダなので、Ctrl+h で表示できます。)
次に、必要なソフトをインストールします。
端末から
>\$ sudo apt install pstoedit
>\$ sudo apt install pdf2svg
>\$ sudo apt install python-lxml
とします。
===== 使い方 =====
実際の使い方は、Inkscapeのメニューから
>[エクステンション]->[Tex Text]
で出てきたウィンドウに入力します。
例えば
$\alpha_1$
で$\alpha_1$が表示されたら成功です。