====== aptによるインストール ======
ターミナルからTeXworksをインストールします。
  $ sudo apt install texworks
====== 日本語対応 ======
===== シェルスクリプトの作成 =====
日本語のTeXファイルをビルドするために、以下のシェルスクリプトを作成します。
どこに置いてもよいです。
#!/bin/sh
platex -synctex=1 $1
dvipdfmx $1
  * synctex=1はPDFからソースの該当箇所にジャンプする機能をオンにします。
ターミナルを開いてpdfplatex.shのあるディレクトリに移動し、実行権限を付与します。
$ chmod u+x pdfplatex.sh
===== 設定 =====
この設定が終わったらTeXworksを起動して、
  編集->設定->エディタ->エンコーディング
でUTF-8を選択します。 さらに
  タイプセット->タイプセットの方法
で、+ボタンをクリックし、次のように設定します。
  名前: pdfplatex
  プログラム: /path/to/pdfplatex.sh
  引数: $basename
デフォルトを今設定したpdfplatexにしておきます。
以上で設定が完了です。 使い方は、ホーム画面の左上にある中に三角が描かれた丸い緑のボタンを押せばPDFに変換されます。 Ctrl+tでもPDFに変換できます。
TeXworksの使い方は以下のサイトが参考になります。
  * [[https://texwiki.texjp.org/?TeXworks]]
====== スペルチェック(英語) ======
ターミナルを開いて辞書ファイルにリンクを貼ります。
  $ cd /usr/share/myspell/dicts
  $ sudo ln -s /usr/share/hunspell/en_US.aff
  $ sudo ln -s /usr/share/hunspell/en_US.dic
もし辞書ファイルがなければ
  $ sudo apt-get install myspell-en-us
で取得できます。
TeXWorksを開いて
  編集->スペルチェック->en-US
にチェックを入れたらスペルチェックがオンになります。
====== pBibTeXの導入 ======
日本語の参考文献を扱えるpBibTexを使用したい場合は次のようにします。
TeXworksを起動して、ツールバーから
  編集->設定->タイプセット->タイプセットの方法
で、+ボタンをクリックし、次のように設定します。
  名前: pBibTeX
  プログラム: pbibitex
  引数: $basename
        -kanji=utf-8
これでソースコード編集画面の左上のプルダウンメニューでpBibTeXを選ぶことで、BibTeXのコンパイルができます。
pdfpLaTeX -> pBibTeX -> pdfpLaTeX -> pdfpLaTeX の順にコンパイルしてください。