高速フーリエ変換をおこなうライブラリFFTWのインストール方法です。
環境
入手したfftw-3.3.10.tar.gzをホーム・ディレクトリに置き、ターミナルで以下のように入力します。 以下は並列計算に対応したFFTWを使うときの例です。
$ tar -zxvf fftw-3.3.10.tar.gz $ cd fftw-3.3.10 $ ./configure --prefix=/usr/local/fftw3 CC=icx MPICC=mpiicc F77=ifort --enable-mpi --enable-threads # Intelコンパイラの場合 $ ./configure --prefix=/usr/local/fftw3 CC=gcc MPICC=mpicc F77=gfortran --enable-mpi --enable-threads # GNUコンパイラの場合 $ make $ sudo make install
以上で完成です。 ライブラリは /usr/local/fftw3/lib/ に、インクルードファイルは /usr/local/fftw3/include/ に設置されます。
configureはデフォルトでいろいろ設定してくれますが、オプションをつけることで自分でも設定できます。 オプションは次のようにして確認できます。
$ ./configure --help
入手したfftw-3.3.9.tar.gzをホーム・ディレクトリに置き、ターミナルで以下のように入力します。 以下は並列計算に対応したFFTWを使うときの例です。
$ tar -zxvf fftw-3.3.9.tar.gz $ cd fftw-3.3.9 $ ./configure --prefix=/usr/local/fftw3 CC=icpc MPICC=mpiicc F77=ifort --enable-mpi --enable-threads # Intelコンパイラの場合 $ ./configure --prefix=/usr/local/fftw3 CC=gcc MPICC=mpicc F77=gfortran --enable-mpi --enable-threads # GNUコンパイラの場合 $ make $ sudo make install
以上で完成です。 ライブラリは /usr/local/fftw3/lib/ に、インクルードファイルは /usr/local/fftw3/include/ に設置されます。
configureはデフォルトでいろいろ設定してくれますが、オプションをつけることで自分でも設定できます。 オプションは次のようにして確認できます。
$ ./configure --help
入手したfftw-3.3.8.tar.gzをホーム・ディレクトリに置き、ターミナルで以下のように入力します。 以下はMPIを使うときの例です。
$ tar -zxvf fftw-3.3.8.tar.gz $ cd fftw-3.3.8 $ ./configure --prefix=/usr/local/fftw3 CC=icpc MPICC=mpiicc F77=ifort --enable-mpi --enable-threads CFLAGS="-D__PURE_INTEL_C99_HEADERS__" # Intelコンパイラの場合 $ ./configure --prefix=/usr/local/fftw3 CC=gcc MPICC=mpiicc F77=ifort --enable-mpi --enable-threads # Intelコンパイラでエラーが出る場合 $ ./configure --prefix=/usr/local/fftw3 CC=gcc MPICC=mpicc F77=gfortran --enable-mpi --enable-threads # GNUコンパイラの場合 $ make $ sudo make install
以上で完成です。
ライブラリは /usr/local/fftw3/lib/ に、インクルードファイルは /usr/local/fftw3/include/ に設置されます。