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自作クラスタ計算機:mdnsの基本設定

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自作クラスタ計算機:mdnsの基本設定 [2020/02/25 17:35]
koudai [導入手順]
自作クラスタ計算機:mdnsの基本設定 [2021/06/27 22:04] (current)
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 ====== 概要 ====== ====== 概要 ======
  
-  * IPアドレスは数字の羅列のため、多くの場合人間にとって記憶したり認識したりするのが困難です。そこで通常はIPアドレスの代わりにホスト名を使います +  * IPアドレスは数字の羅列のため、多くの場合人間にとって記憶したり認識したりするのが困難です。そこで通常はIPアドレスの代わりにホスト名を使います 
-  * IPアドレスとホスト名の紐付けは各ノードの /etc/hosts に保存しておくか、すべての紐付けを保存したDNSサーバーをプライベートLAN内に置おくのが普通で。 +  * ホスト名からIPアドレスを見つける作業を名前解決と呼ぶ 
-  * 最近では、マルチキャストDNS (mDNS) という技術を使って、DNSサーバを使うことなしにホスト名からIPアドレスを調べることができるようになっています +  * 通常、IPアドレスとホスト名の紐付けは /etc/hosts に保存しておくか、すべての紐付けを保存したDNSサーバーをプライベートLAN内に問い合わせるようにます。 
-  * ノードのホスト名は /etc/hostname に書かれているものが使われます。変更したい場合はこのファイルを編集します+  * プライベートLANが小規模な場合は、マルチキャストDNS (mDNS) を使って、DNSサーバを使うことなしにホスト名からIPアドレスを調べることができます 
 +  * あるノードのホスト名は、そのノードの /etc/hostname に書かれているものが使われます。ホスト名を変更する場合はこのファイルを編集します
   * 現在いるノードのホスト名を確認したい場合は<code>   * 現在いるノードのホスト名を確認したい場合は<code>
 $ hostname $ hostname
 </code>とすることで確認できます。 </code>とすることで確認できます。
 +  * プライベートLAN内の各ノードのホスト名は全て違うものにします
  
  
Line 17: Line 19:
 </code> </code>
  
-  * Ubuntu 18.04 のDesktop版は最初から入っていました+  * プライベートLAN内のすべての管理ノード、計算ノードにインストールします 
 +  * Ubuntu 18.04 のDesktop版は最初から入っていました 
 + 
 +mDNSが実際に使えるか確認します。 
 +  * 名前解決には"接続したいホスト名.local"とします。 
 +  * 例えば管理ノードから計算ノードのkeisan11にSSHでログインする場合<code> 
 +$ ssh username_keisan11@keisan11.local 
 +</code>とします
自作クラスタ計算機/mdnsの基本設定.1582619709.txt.gz · Last modified: 2021/06/27 21:58 (external edit)