This shows you the differences between two versions of the page.
Both sides previous revision Previous revision Next revision | Previous revision | ||
wien2k:状態密度 [2021/05/03 22:14] koudai [手順] |
wien2k:状態密度 [2023/04/24 15:20] (current) koudai |
||
---|---|---|---|
Line 19: | Line 19: | ||
$ x lapw1 -p | $ x lapw1 -p | ||
</ | </ | ||
- | * スピン分極している場合は、アップスピンとダウンスピンの両方を計算します。以下、xによる計算が出てきた場合は同様です。出力ファイル名も最後にupあるいはdnが追加されます< | + | * スピン分極している場合は、アップスピンとダウンスピンの両方を計算する必要があります。以下、xによる計算が出てきた場合は同様です。出力ファイル名も最後にupあるいはdnが追加されます< |
$ x lapw1 -up -p | $ x lapw1 -up -p | ||
$ x lapw1 -dn -p | $ x lapw1 -dn -p | ||
Line 25: | Line 25: | ||
- (必要ならば)case.inqを編集します。局所座標を回すことができます(気が向いたらその書き方も説明しようと思います) | - (必要ならば)case.inqを編集します。局所座標を回すことができます(気が向いたらその書き方も説明しようと思います) | ||
- QTLというプログラムを使って軌道ごとの電荷密度を計算します< | - QTLというプログラムを使って軌道ごとの電荷密度を計算します< | ||
- | $ x lapw2 -qtl -p | + | $ x qtl -p |
</ | </ | ||
- | | + | * 以下のようにLAPW2でも軌道ごとの電荷密度が計算できますが、case.inqは読み込みません< |
- | $ grep "tot" TiC.qtl | + | |
- | | + | $ grep "JATOM" TiC.qtl |
- | | + | |
+ | | ||
</ | </ | ||
- DOSの計算の入力ファイル case.int を生成します。TiCの例です< | - DOSの計算の入力ファイル case.int を生成します。TiCの例です< | ||
Line 58: | Line 59: | ||
</ | </ | ||
- 結果は case.dos1 と case.dos1ev に出力される(前者がエネルギー単位Ryで、後者がeV)ので、GNUPLOTなどでプロットします。 | - 結果は case.dos1 と case.dos1ev に出力される(前者がエネルギー単位Ryで、後者がeV)ので、GNUPLOTなどでプロットします。 | ||
+ | - 部分状態密度の軌道の種類が多いとcase.dos2, | ||
図はTiCの状態密度の計算例です。 | 図はTiCの状態密度の計算例です。 | ||
{{ : | {{ : |