基礎物理学研究所 素粒子論グループ
http://www.yukawa.kyoto-u.ac.jp/

教授 高柳 研究棟K403号室(753-7015) Email: takayana[AT]yukawa.kyoto-u.ac.jp *
教授 青木 慎也 記念館Y303号室(753-7025) Email: saoki[AT]yukawa.kyoto-u.ac.jp
教授 杉本 茂樹 研究棟K409号室(753-7018) Email: sugimoto[AT]yukawa.kyoto-u.ac.jp
准教授国友 研究棟K404号室(753-7031) Email: kunitomo[AT]yukawa.kyoto-u.ac.jp
准教授笹倉直樹記念館Y301号室(753-7037)Email: sasakura[AT]yukawa.kyoto-u.ac.jp
准教授井沢 健一研究棟K405号室(753-7026)Email: izawa[AT]yukawa.kyoto-u.ac.jp
准教授高山 史宏記念館Y202号室(753-7023)Email: takayama[AT]yukawa.kyoto-u.ac.jp
准教授細道 和夫研究棟K510号室(753-7077) Email: hosomiti[AT]yukawa.kyoto-u.ac.jp
助教寺嶋 靖治記念館Y311号室(753-7021)Email: terasima[AT]yukawa.kyoto-u.ac.jp
准教授(白眉)重森 正樹記念館Y205号室(753-7016)Email: shige[AT]yukawa.kyoto-u.ac.jp
准教授(白眉)花田 正範記念館Y205号室(753-7016)Email: hanada[AT]yukawa.kyoto-u.ac.jp

(*)実際は[AT]を@にしてください。

素粒子論の究極の課題の一つはTOE、すなわち Theory of Everything の記述であろう。 超弦理論は重力理論を含んだ唯一の無矛盾な全ての力の統一理論の候補と考えられている。 ここ数年間の模型構築の時代を経て、現在はその非摂動領域の理解が可能となり 強重力領域の物理が説明され始めている。一方実験のほうに目を向ければ LEP に おける Z ボソンの精密実験や Tevatron における top quark の発見などにより 標準模型が自然を記述する理論として確立された。さらに、それを越える試みとして Super KAMIOKANDE における太陽 Neutrino 観測や LHC の計画などが行われている。

我々はこのような素粒子論の最先端の状況をふまえて以下のような研究を行っている。

  1. 量子重力理論: 繰り込み群による解析、行列模型、位相的場の理論
  2. 量子場の理論の非摂動的解析: 強相関フェルミオン系の集団場の理論、 W無限大ゲージ理論
  3. 低次元における可解量子場の理論: 境界がある場合の共形場の理論、 戸田場の理論、無限次元リー代数および q 変形
  4. 超弦理論: 双対性、非摂動的力学と p-ブレイン、ブラックホールの物理への 応用
  5. 超対称模型の現象論:超対称標準模型、超重力理論等の現象論的研究
  6. 格子ゲージ理論:格子QCDを用いた Bの物理、New Physics の探索等の現象論

またこれら日常的な研究活動に加えて、全国共同利用研究所として 国際研究集会や多数の研究会を組織あるいは開催している。