5月18日基礎物理学研究所EndNote講習会にて寄せられた質問および回答をご紹介します。
回答につきましては、当日の回答にその後調査した補足回答を付記しています。(回答:ユサコ株式会社担当者)

Q1. LaTeXとの便利な連携ができないか。また詳しく書かれた参考書等はないか。

A1
LaTeXとの連携につきましては、Output Styleで用意されていますBibTeX出力が可能ですので、出力後にLatexにてご処理ください。
残念ながらこの方法以外に、直接的な連携はございませんでした。
この件について書かれた書籍につきましても、日本語・英語とも直接連携に関しますものは出版されておりません。
BibTeX出力後のEndNoteデータのでの取り扱いは、インターネットの個人サイトなどで簡潔に触れたものがあるようです。

Q2. ライブラリデータに通し番号を自動で割り振れるのか。

A2
Record番号が自動割り振りされますので、簡易リスト画面用に[Edit]→[Preference]→[Display Field]→[Columnの1から5]のいずれかに、[Record Number]を指定し、画面表示させれば確認もすぐに可能となります。

Q3. レコード番号は他のライブラリから取り込んだ際などはどうなるのか。

A3
一意の番号なので、取り込み先の新たなライブラリで、新たに割り振られます。

Q4. レコードを削除したら、番号はどうなるのか。

A4
欠番となります。

Q5. メーリングリスト、特に物理系のEndNote利用者のものはあるか。

A5
メーリングリストにつきましては、出版元のThomson research Softでは"The EndNote Interest Mailing List"を主催しています。弊社としてはこのサイトが公式のものですので、お勧めいたします。
これ以外の一般サイトでは、EndNote e-mail List Archiveなどが存在するようです。そのほか、”llistserv endnote"というような文字列を検索エンジンサイトでサーチしますと、関連サイトを見つけていただくことができますので、ご参考情報としてご覧下さい。
なお日本のサイトは不明でした。


Q6. αなどシンボル文字が ver.8では表記できないようだ。

A6
ギリシャ文字を表記できるフォントを使用するのが一般的です。
Windows 版のver.9ではシンボルフォントにてαを表記することができますが、 mac版の ver.9ではできませんでした。原因は明確ではございません。
次期バージョンの ver.10にて確認できたらお知らせいたします。現在の手法としましては、お手数ですが、当該文字を表記できますフォントにて記して下さいますようお願いします。Windows版のver.9では、一般的なゴシックや明朝体でも表記できるようです。ver.8からUni-Code対応ですが、もしも一般的なフォントで不可能でしたら、海外のフォントをお選び下さい。


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