1)
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申請者は、この謎を解く鍵が太陽・大気ニュートリノ振動から得られた大混合角の存在であると考えるのは今でもその通りで、統一模型の枠組みではパラレルでない世代構造をだすためのtwisting
mechanizumがこの原因であることをE6大統一模型の枠組みの中で検討した。 |
2)
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太陽ニュートリノの大混合角がもっともらしいという報告を受けて、これをE6模型などの大統一理論の枠内で実現するかに焦点を合わせて検討した。 |
3)
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この1年はアノマラスU(1)が、理論的には非常に面白いということが明らかになった。そして従来検討してきたE6模型とこれとを結びつけることによって、新たな統一模型の可能性が出てきた。
ニュートリノ振動によるもっともらしい解としては、bi-large 混合角の可能性が高くなってきたが、E6模型でこれを出す1つの可能性を示した。 |
4)
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超弦理論にあらわれるアノマラスU(1)の違いによる世代構造については、ニュートリノを標的にして検討した。最近では、単にフェルミオンの質量だけでなく、いわゆるGUT近辺に現われるスケールの階層性をも説明できることを発見し、この枠組みに重点をおいた。 |