workshop 2019
青木慎也教授 還暦記念研究会
2019年12月20日 @ 京都大学基礎物理学研究所
場の量子論における非摂動論的手法と素粒子物理学への応用
Non-perturbative methods in quantum field theories
and applications to elementary particle physics
趣旨
QCDなど強結合の場の量子論の解析には非摂動的手法が必要となり、
例えば格子ゲージ理論はその代表的な手法である。
最近では、HAL QCD法を用いて核力などのハドロン相互作用も格子ゲージ理論で計算できるようになってきた。本研究会では、場の量子論の非摂動的な手法とその素粒子物理学への応用に関して最近の研究成果を総括し、今後の展望を議論する。
なお、研究会終了後には、長年この分野を牽引してこられた青木慎也先生がご還暦を迎えられたことをお祝いし、先生のご研究や今後の発展に関して意見交換を行うバンケットを開催します。
招待講演者, タイトル
- 武田真滋 (金沢大)
「場の理論の実時間経路積分をテンソルネットワーク法で計算できるのか?」
- 赤星友太郎 (基研)
「HAL QCD法とAll-to-all伝搬関数の組み合わせによるパイオン2体散乱の解析:将来のハドロン共鳴状態の解析に向けて」
- 出渕卓 (理研BNL)
"Sinya’s Adventures in Particle/Nuclear/Astro Physics"
- 深谷英則 (阪大)
"Topology in lattice gauge theory"
- 初田哲男 (理研)
「バリオン間相互作用の現在 -- 理論、計算、実験、観測 --」
- 横山修一 (基研)
「青木さんとの流れ」
- 青木慎也 (基研)
「場の理論の非摂動的側面:過去、現在、未来」
プログラム, 講演ファイル
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12/20(金) |
10:30-11:10 |
武田真滋 |
11:10-11:30 |
赤星友太郎 |
11:30-11:50 |
break |
11:50-12:30 |
出渕卓 |
12:30-14:00 |
lunch |
14:00-14:40 |
深谷英則 |
14:40-15:20 |
break |
15:20-16:00 |
初田哲男 |
16:00-16:20 |
横山修一 |
16:20-16:40 |
break |
16:40-17:20 |
青木慎也 |
17:20-18:00 |
撤収・移動 |
18:00-20:00 |
バンケット |
会場
参加登録
写真
Links
世話人
青木保道(理研)、 橋本省二(KEK)、武田真滋(金沢大)、杉本茂樹(基研)、高柳匡(基研)