素核宇宙ビーム実験分野の論文の本格的投稿受付開始

すでにお知らせしていますように、2013年から Progress of Theoretical Physics (PTP) の刊行が、理論物理学刊行会から日本物理学会に引き継がれることになり、 The Journal of the Physical Society of Japan (JPSJ) と合わせて物理学術誌の 再編が議論されています。 この再編の目的の一つは、従来国内雑誌への投稿が特に少なかった高エネルギー・原 子核・宇宙線宇宙物理・ビーム物理分野の実験の論文を、より多く呼び込むことにあ ります。

2013年の移行を待たずに、これらの実験分野からの国内誌投稿を促進するため、これ らの分野に限り PTP および JPSJ に投稿された論文を共通の編集部にて処理する体制が 本年 9月より発足しました。この合同編集部は PTP, JPSJ それぞれの編集委員会の 一部として機能し、下記に示す高エネルギー・原子核・宇宙線宇宙物理・ビーム物 理それぞれの分野の専門家 15名で構成されます。当該分野の実験論文が PTP 又は JPSJ に投稿されると、この合同編集部が査読者の選定から掲載可否の決定までを 行います。従来 PTPは理論だけの雑誌と思われがちでしたが、実験の論文も投稿 しやすいよう Subject Index を改めました。素核宇宙ビーム実験分野の研究者は、 この機会に是非積極的に PTP への投稿をお考え頂くようお願いします。


PTP/JPSJ 合同編集部

• 代表：　長島 順清
• 高エネルギー実験： 　久野 良孝、 小林 富雄、 幅 淳二、 山下 了
• 原子核実験： 　酒見 泰寛、 下浦 享、 永江 知文、 伏見 賢一
• 宇宙線・宇宙物理実験： 　柴田 槇雄、 常深 博、 中畑 雅行、
• ビーム物理：　鎌田 進、 後藤 彰、 浜 広幸