場の理論と弦理論

日程

2013年8月19日(月)〜8月23日(金)

場所

湯川記念館 Panasonic 国際交流ホール および 会議室(Y206, Y306)

招待講演

飯塚 則裕さん（京大基研）

「AdS/CFT対応の物性系への応用（仮）」

今村 洋介さん（東工大）

「５次元のYang-Mills 理論についての最近の話題（仮）」

Martin Bucherさん（Universite Paris 7)

「Results from Planck and Implications for Fundamental Physics」

丸吉 一暢さん（Caltech）

「Dynamics of N=1 gauge theories and M5-branes」

概要

この研究会は、「弦理論」と「場の理論」及びその周辺の幅広いトピックを採り上げて研究報告と討論を行い、研究の進展と研究者の交流を促すことを目的としたものです。 いくつかのレビューを含む招待講演と、公募により講演者を募集する一般講演、ポスター講演からなります。 関連する分野で現在活躍中の方のみならず、これから研究を始めようとする方に対しても有益となるよう企画する予定です。

具体的なテーマとしては、

• 場の理論における進展：
  超対称ゲージ理論、ゲージ理論の双対性、超対称性の破れの機構、 ラージN展開、格子ゲージ理論、繰り込み群
• 弦理論および重力理論：
  弦の場の理論、タキオン凝縮、行列理論、純粋スピノル形式、 膜理論、リュービル理論、量子重力、 ブラックホール、特異点の問題、宇宙論への応用
• 弦理論と場の理論の交流：
  AdS/CFT対応、弦理論の可積分性、非可換時空上の場の理論、 位相的場の理論と弦理論、Chern-Simons理論、余剰次元、 素粒子現象論への応用、Holographic QCD、物性系などへの応用

多くの方のご参加をお待ちしております。

参加申し込み

今年は、講演・ポスターのスライドを頂いてホームページに公開します。 講演を希望される方はその旨ご了承下さい。公開を希望されない場合は事前にご連絡ください。 また、プロシーディングを任意で提出くださったかたのものをまとめて、素粒子論研究電子版に投稿する予定です。図版等の著作権にはくれぐれもご注意下さい。 また、今年度も例年通り、講演のweb中継をおこなう予定です。 中継されることに不都合のある方は事前にお知らせください。

旅費の補助について

予算は限られていますので、ご希望に添えない場合もありますがご了承下さい。科研費等の他の財源を利用できる方は、原則ご遠慮下さい。

• 今年度は財源が緊迫しているため、基本的に減額補助になります。
• 旅費配分は、発表者を優先します。
• 飛行機の時間などの特別な事情がない限り、前後泊の補助はしません。
• 関西地区の方には日帰りを前提にした補助となります。

講演希望の方々へ

発表形式（口頭発表またはポスターセッション）については、ご希望に添えない 場合もあります。講演時間の調整や旅費の配分とあわせて世話人にご一任下さい。 また、講演要旨及び講演内容はホームページにてオンライン公開する予定ですので、講演希望者はその旨ご了承下さい。

宿の手配について

宿泊手配は各自でお願い致します。北白川学舎への宿泊については、研究会期間中はブロック予約されています。 基研側へ直接にコンタクトされても予約できません。 参加者の確定後、招待講演者、財源のない参加者の方などを優先して、世話人の方から配分したいと思いますので、ご了解ください。

関連論文の登録のお願い

基研研究会の開催は、基礎物理学研究所の共同利用活動の大きな柱の一つになっています。現在、基礎物理学研究所では、このような共同利用活動の必要性を誰の目にも分かりやすいものにするために、研究会の成果を具体的な形で残していく取り組みをおこなっています。その一環として、本研究会に触発された研究論文に関して、その旨を謝辞に記入して頂き、基研ホームページの登録フォーム

http://www.yukawa.kyoto-u.ac.jp/contents/kyoudou/ronbun/index.htm

から、ご登録をお願いします(本研究会の番号はYITP-W-13-12)。ご登録頂くことで、Web上で成果が公開されるだけでなく、annual reportにおいても成果として報告されます。 以上の主旨にご理解・ご賛同の上、研究会参加者の皆さまのご協力をお願い申し上げます。

謝辞の例 2. The authors thank the Yukawa Institute for Theoretical Physics at Kyoto University. Discussions during the YITP workshop on ``Field Theory and String Theory'' (YITP-W-13-12) were useful to complete this work.

世話人

畔柳 竜生 (Harvard大)、 大川 祐司 (東大総文)、 加藤 光裕 (東大総文)、 国友 浩 (京大基研)、 酒井 忠勝 (名大理/KMI, 連絡責任者)、 坂本 眞人 (神戸大)、 杉本 茂樹 (IPMU)、 高柳 匡 (京大基研)、 立川 裕二 (東大理)、 橋本 幸士 (阪大理/理研)、 浜中 真志 (名大多元)、 細道 和夫 (京大基研)、 山口 哲 (阪大理)、 吉田 健太郎 (京大理)