Date: Wed, 10 Nov 1999 01:55:56 +0900
From: tadashi @ lns.tohoku.ac.jp (KINOSHITA Tadashi)
Subject: [ss2000-- 40] 99夏の学校 原子核パートアンケートの集計

三者若手の皆様 '99夏の学校原子核パート準備校の東北大の木下です。 かなり遅くなりましたが、YONUPA-ML上での '99夏の学校原子核パートアンケートの集計結果をお知らせします。 原子核パート準備校のHPにも掲載します。 またアンケート結果に対する我々99パート準備校の 意見、感想的なものもいっしょに添えました。 かなり長くなってしまいましたが、 来年度のパート準備校の方々の参考になれば幸いであります。 アンケート回答数は14です。 (パート準備校参加者からの回答は除きました。) 御意見を貰えたところでは、基本的にメールで頂いた文章を そのまま掲載させていただきました(原子核パートとの関係の薄い 個人的なコメントで削ったものもあります。)。 幾つかの項目について、パート準備校からのコメントを添えました。 アンケートの回答率が低く、 回答者の層が偏っていることを考慮して参考にして下さい。 (例えば、回答者はすべて理論分野の方であること。   また、発表者もしくはDの学生が半分を占めること。) また、大変長いメールで申し訳ありません。      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 以下 アンケート集計結果 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 アンケ−ト目次 0。 回答者(あなた)について   1。 講義について 2。 研究会について 3。 ポスターセッションについて 4。 研究会+ポスターセッションについて 5。 全体的なことについて     〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 0。 回答者(あなた)について(集計結果)                   (特になし)(役職校 ) <兼> (発表者) <兼> (世話人)       (M1)  T2358   T11 T45   T25             T10     (M2)  T3    T3811   (D1) T11 T25     T5    T1611     T10        T367   (D2) T089        T... 理論分野     E...実験分野    (0) 原子核関連技術     (1) 原子核と原子間 もしくは 原子核と固体間 にある物理    (2) 天体での核反応     (3) 低中エネルギー核反応    (4) 核構造 (5) 不安定核の構造・反応    (6) エキゾチック束縛系  (7) メソン核物理    (8) 中高エネルギー核反応  (9) ハイパ−核   (10) クオーク核物理   (11)   その他    (ポスト標準理論、...) 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 1。 講義について(集計結果)   Q11. 鎌田さん、比連崎さん、旭さん、三明さんの講義を受けましたか?  (全部受けた) (一部受けた) (受けてない)    鎌田さん 8 4 2    比連崎さん    10 2 2    旭さん 7 3 3    三明さん 7 2 5  Q12. 講義サブテキスト(鎌田さん)、もしくはそれに関して、       思ったことなどあれば、御自由に御書き下さい。      ・鎌田さん以外の方のもあればうれしかったです。      ・やはりテキストはあった方がいいと思います。       HTMLでなくて、TeXで書いてほしかった。でも、 あってよかったと思う。      ・事前に予習ができたし、講義中もあまりノートを取らなくても     よいので聞くことに集中できました。大変ありがたかったです。 ・すごい。ただ式だけでなく直観に訴える説明も欲しかった。      ・なんつーか、どうせやるならちゃんと勉強しなくちゃ  意味ないと思うんで、あれ程の膨大な量のテキストは  予習しきれないと思います。       ・少しテキスト量が多かったのですが、大変役に立ちました。      ・独習に役立つ。      ・講義サブテキスト(鎌田さん)はhtml形式だったので、 プリントするのに非常な量の紙を必要とした。      ・大変便利でした。      ・見なかった      ・サブテキストがあれば、初めて聞く話題であっても、 抵抗なく講義を受けられるので、大変便利である。 今後も是非あの様なサブテキストを書いていただけるように 交渉して欲しい。      ・量が多く充実していた <パート準備校からのコメント>       今回の鎌田さんのサブテキストは、鎌田さんの方から申し出てこら     れた(海外での夏の学校で用いたものがあるということだった。)     鎌田さんが、日本語のものをHTML形式で用意してくれていることは、     夏の学校の1月ぐらい前になって分かった。TeXに直すことも考えた     が、労力のこともあり、また、これも新しい試みだということで、     そのままにした。このサブテキストは、鎌田さんの発意(熱意)に     よっており、他の講師の方に同じことは望めないという気もする。      Q13. 講義全体を通して、パート準備校側の準備(OHP、司会       アナウンスなど)ついて、気付かれたことや御意見などが       あれば、御自由に御書きください。                ・よく動かれていたと思います。   ・講義を聞くのに最低限度必要な基礎知識、基礎用語について  の教科書があると誰でも興味がわくと思う。 <パート準備校からのコメント>             講義の内容については、予稿集が6月中からWeb上で公開されて     いるので、そちらで参加者各自が多少の聞く準備をすることは可能     なのではないかと思います。(それでも、理論系の人と実験系の人と     の間でのテクニカルタームのボキャブラリーの若干のずれは緩和し     きれないのでしょうが。)          Q14. 今年度の講義での、講師の選定のバランス(eg.理論と実験の)、       講義の組み方などについて、思ったこと、御意見などがあれば、       御自由に御書き下さい。       ・バランスよかったと思います。      鎌田さんのように詳しいサブテキストが他の先生      のときにもあればいいと思った。OHPでは後ろの      方では見えづらいし、メモし終わる前にさっさと      引っ込められると理解しづらい。講義録も大分後に      なってもらえるみたいだし。       ・講義の目的ってなんなんだろう? 私が思うに、最近ホットな   分野を研究してるひとがきて、こういう研究テーマがあって、   こんな風なことやってます、将来の展望は、… などと   いった感じで、今後研究していくにあたってM1にもためになる   ようなものであればいいと思う。M1って、ほんと何にも分かって   ないから、お話し程度に、教養程度に聞けるようなものが   いいと思う。M1〜D3までが聞けるようなのなんて、無理っすよ。   分かってもらわなきゃ意味ないから、やっぱM1中心に考える   べきでしょう。       ・実験系が多い。 ・分からなかったです。       ・良かったのでは。 <パート準備校参加者からのコメント>      講師はアンケート、先生からの情報、推薦、また、パート準備校の独断の     結果、今回のように、理論家の方2人と、実験家の方2人が講師になった。     講義などの参加者に対する配慮としては、理論系の人と実験系の人への配慮     を、我々としては、均等に持っていたつもりです。また、鎌田さんと、旭さ     んを、形上、構造と反応に振り分けることにしたが、実質的な意味がそれほど、     あった訳ではない。 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜    2。 研究会について(集計結果)     Q21. 構造・反応、Q・Hの研究会に参加しましたか?                       (参加) (参加+発表)(不参加)            構造・反応       7 2 4   クォーク・ハドロン 5 3 5  Q22. 研究会全体を通して、パート準備校側の準備(OHP、       アナウンスなど)ついて、気付かれたことや御意見などが       あれば、御自由に御書きください。        ・ポスターと研究会を時間的に重ねたのは、   非常に良くなかった。   ・特にないっす。しっかし、どいつもこいつも QGP でしたね。  そんなにカッコいいんすかね。まあ僕もやりたいすけど。       ・ポスターセッションと研究会の時間が重なるのはいかがか?  〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜   3。 ポスターセッションについて(集計結果)        Q31. ポスターセッションのポスターは見ましたか?   (1)興味のあるのは読んだ   11  (2)見たが、内容はほぼ読んでない 3   (3)ポスターセッションとしてポスターが貼ってあるのは分かった 1   (4)ポスターセッションは知らないが、貼ってあるのは分かった 0   (5)目にしていない 0  Q32. ポスターセッションの講演時間(構造・反応 7/25午後)       に講演者の説明を聞きましたか? (Y or N) Y 4 N 9  Q34. ポスターセッションの会場について思ったことがあれば       御書き下さい。 ポスター発表者     ・わざわざポスターを見に行こうという人でなくても、      通りがかりにでも目につく場所だったので、良かったと思います。 ・ ポスターを貼る場所としては、多くの人の目に触れる場所だったので      大変良かったと思う。素粒子のように講義会場に貼るより断然いいと思う。 非ポスター発表者     ・もう少し広いスペースを取れなかったでしょうか?     ・時間のある時に見ようと思っても場所が場所だったので気が散った。 <パート準備校参加者からのコメント>      三者準備校の方に使用可能な場所(ロビー付近がまずは使えると      いうことだった、後はレストランの一角、カラオケスナック、乾燥室      なども使えるということだった)を確認した上で、パート準備校がホテ      ル内の使えるものを使って、やや急造りな準備をした。結果的にはそれ      ほど悪くなかった。注目は惹けたと思う。我々も電話や自販機の存在が      気にはなったが、なるべく緩和されるよう、ついたての置き方などは      考えた。今回はポスターの数が多くなかったので、間に合わせられたが、      多くなると、もう少し考えなければならなくなるだろう。  Q35. ポスターの(フォーマットの)統一性などについて御意見が       あれば御書き下さい。  ポスター発表者     ・フォーマットはだいたいでいいと思うが、所属と学年と名前、滞在期間、    発表題目ぐらい決まった形に書いて、そばにくっつけておくと良いかも。  非ポスター発表者 ・特に揃える必要は無いと思います     ・自由でいいと思う。     ・こだわる必要はないと思う。     ・統一した方が見易いのは確かだろう。 <パート準備校からのコメント>        今回は初めてということもあって、フォーマットは指定しなかった。      (バラエティの生まれる余地も残したともいえるし、会場についての情報       も十分でなかった。)一枚のポスターの面積は、模造紙2枚程度とする       ことにした。幾つかあったが、ばらばらのA4用紙からなるポスターが       多くなると、貼るのに手間がかかるかもしれない。ただ、夏の学校のように       ポスターを読む時間を多くとれるのなら、細かい字を使った丁寧な説明 も悪くない、質問できるようなとっかかりも生まれてくるのではとも思う。 また、世話人の方から、「ポスター発表者への質問を、講演時間以外に行い やすいような工夫をしてみたら」、という意見も貰ったが、手が回らなかった。      Q36. 今回のポスターセッションは全体を通してどうでしたか? ポスター発表者     ・ポスターセッションは全体を通して、 質問が少なかったのではないでしょうか     ・面白かったです。 ・初めてにしては成果があったのでは。 非ポスター発表者     ・時間を研究会と重ねたのは良くない。      ・数が少なくて、ちょっと寂しい。     ・うーん、全体に静かだったように思いますね。 ああいう、院生ばっかりの場所だから、もう少し『遊び心』 のあるポスターとかの方が面白いんじゃないでしょうか?     ・良かった <パート準備校参加者からのコメント> 研究会にも言えるが、理論系のポスターのみの展示・講演とな      った。今回は、実験系のポスターセッションは無かったことにな      る。パート準備校は前もって、世話人と交渉するなどもう少し考え      るべきだったと思っている。理論のポスターに偏ってしまったこ      とで、多様な発表を同じ場所で同時に行なえるというポスターセッ      ションの潜在的利点が出しきれなかったのではという感がある。      もとがゼロであったので、今回のポスターセッションはプラス評価      に値するものとしてとらえられるが、ポスターセッションの夏の      学校の参加者間の交流に対する寄与はまだ小さいと言えよう。 お遊びにポスターセッションの交流への寄与を見積る式を掲げる。      PSの交流への寄与=factor*(Pの展示枚数+(weight-1)*Pの講演者数)               *(Pの見読者数+(weight-1)*(Pの質問者数))        Q37. 今後もポスターセッションを行った方が良いと思いますか?       あなたはどのようなポスターセッションが良いと思いますか?  御自由に御書き下さい。 ポスター発表者 ・行なった方がいいと思います。  現地に行かずに、ポスターだけを貼ることもできますし。  忙しい実験の方なんかにはいいんじゃないでしょうか。   ・結果的に成功か失敗かといわれれば、失敗だったと思います。    質問しようにも、発表者がその場にいなかった。    あと、クォークハドロンのセッションと時間が重なっていたことが    よろしくない。   ・今後も行なった方が良いと思います。      ・行った方がいいと思います。  今回のようなのでいいと思います。   ・ポスターは今後もあったほうがいいと思います。   ・ポスターをネタにして議論できるような雰囲気になるといいですね。 非ポスター発表者 ・良い発表方法だと思う。   ・はい、思います。   ・深い議論ができるという点で非常に良かった。 ただ、研究会と時間を重ねない方が良い。 ・数が少なければ、わざわざする必要はないと思う。   ・今後も続けるべき。 ・発表者の部屋番号を書いておいてもらえれば、質問も随時 できて研究の活性化、若手の交流に役立つと思う。   ・今後も行なうべき <パート準備校参加者からのコメント>     個人的には、ポスターセッションの面白みは、発表者に細かいところ    を時間に縛られずに、割と気安く聞けることにあると思う。研究発表と     交流という面が半々あるのだと思う。研究の情報を通常の研究会とは違    い逐時的でない形で聞けるので、夏の学校の研究会のように統一テーマ のない場合には、ポスターセッションは研究会の形としても、適切な形 に思える。特に、トリビアルな質問を発しやすいことは、理論系、実験 系の人の混在する状況を考えると、ポスターセッションの大きな利点だ と思う。気安い感じの、講演する参加者の多いポスターセッションがいい。     パート準備校でも、一方では「酒を飲みながらぐらいの感じでもいい」    という意見もあったが、普通行われている形の研究会に準じた形のポス    ターセッションにした。確かに、ポスターセッションに工夫を加えるなり、    充実させるなりして、若手交流のために利用しない手はないと思う。     〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 4。研究会+ポスターセッションについて   Q41. 今回は、クォーク・ハドロン研究会の裏の時間帯に構造・反応の       PS講演を行うという方針を原子核パート準備校で採りました。       このことについて御意見があれば御書き下さい。       また合わせて、研究会 or PSの夏の学校の日程への組み込み方       等について、御意見があれば御書き下さい。 ポスター発表者    ・質疑応答の時間が研究会とだぶらない方がよかった。(昼休みetc..でも)    ・ポスターには人があまり来てませんでした。   研究会の裏というのが影響したんでしょうか?   時間と場所が取れるなら別の時間、場所にしたほうがよいような気がします。    ・当日いなかったので分かりません。    ・研究会とポスターセッションはパラレルに行なわない方がいいと思います。     どちらかというとポスターの方に足を運んでくれる方々が少なかったように     思われました。    ・Q22に同じ。 非ポスター発表者    ・なるべく重ならないようにしてほしかった。    ・非常に良くなかった。    ・素粒子パートのように夜にすべき(並列×)   Topicsの後でも良かったのでは?    ・発表者の立場から言わせてもらいますと、 やっぱりせっかくやるのですから、一人でも多くの人に聞いて もらいたいわけで、そのためにもポスターセッションと研究会 は別の時間帯にしてもらいたいです。また、研究会に関して、 皆さん自分の専門分野しかきてないように思いましたが、やはり 他の分野の人にも聞いてもらいたいと思います。 2日連続にするとかして。『この分野には こんなやつがいるのか』と思ってもらうだけでも嬉しいです。 つまりは、目立ちたいってことですかね。    ・時間が重なるのは両方聞きたい人には不都合だ。 ・時間的にしょうがないとも思いますが、できれば分けるべき <パート準備校からのコメント>      今年度はポスターセッションを行うにあたって、限られた時間の中で、     ポスターセッション講演の時間をどこに持ってくるかが、パート準備校     でも問題となった。例えば、「構造・反応(QH)の研究会と構造・反応     (QH)のPS講演を並列して行う」などの意見があったが、折衷案とし     て、「構造・反応(QH)の研究会とQH(構造・反応)のPS講演を並     列して行う」ことにした。ただ、この、構造・反応とQHとの区分が、     アンケートの回答を見る限りにおいて、研究会・PSの参加者にとって、     実質的な意味をあまり持たなかった感が強い。      今年度は、囲む会、パート総会、三者総会が予定された時間はまず、     空けた。また、PSの講演を夜行うのは、参加者およびパート準備校に     とって「ハード」な組み方になるという意見もあった。今年度は三者総     会が、短時間で終わったが、三者総会の時間を使えれば、時間的には余     裕ができるだろうとも思う。      また、パート準備校で、同じ時間に研究会とポスターセッションを     並行させることに余り抵抗感がなかった(もちろん抵抗感がある人も     いたのだが)のには、そのことが聞く側(研究会への興味の薄い人も含めて)     の(時間の使い方の)選択肢を増やすことになり、その結果原子核パート     企画への参加の間口を広げることになるだろうということをパート準備校が、     ポスターセッション導入の長所の一つと判断した経緯がある。                      ((実際は違ったかもしれないが。))  並行させたことは、研究会とポスターセッション講演を両方聞きたい人     にとっては(アンケート結果を見る限り)不自由なこととなり、またポス     ターセッションに人が流れにくくなり、結果としてまずかったと思われる。  Q42. 今年度は研究会を、従来の構造、反応、クォーク・ハドロン       の3つから、構造・反応、クォーク・ハドロンの2つにしま       した。このことで御意見があれば御書き下さい。     ・良かったと思います。      ・元にもどすのは大変そう。     ・三者共通講義が入ったので日程的に仕方ないと思います。     ・これでいいと思います。     ・三者共通講義が入ったので仕方ない。      発表者が元々少なければ、問題なし。 ・初参加なので分かんないです。     ・変更がないパートだったので何とも言えませんが・・ <パート準備校からのコメント>      例年QHの方が、参加者集めに苦労するらしいので、この分け方は     特には、良いとは言えない。実際、QHのポスターセッション講演も、    構造・反応とは独立に開催する予定であったが、できなかった。もっとも、     ポスターセッションについては、はじめから構造・反応とQHで合同に     行うという案もパート準備校内であり、結果的にそれに近い形になった。       Q43. 研究会・ポスターセッションのアブストラクト集を         夏の学校に持参しましたか?(複数回答可)        (1)持参した   11 (2)夏の学校に置いてあったのを取った 3       (3)必要なかった 1 <パート準備校からのコメント>      研究会・PSアブストラクト集を電子配布のみとする、経費削減化     の流れに沿った方針を徹底化しようという意見もパート準備校内あった     が、結局、予備として66部をパート準備校の方で印刷・持参して夏の学校     の研究会会場、PS会場に置いておいた。が、結局、ホテルにはコピー機     があったので、経費削減化の観点からは、予備のアブストラクトはパート     準備校で用意しておく必要はなかったと言える。  Q44. 世話人の方(構造・反応、クォーク・ハドロン研究会&PS       の発表者を集める計6人の方)に御意見などがあれば御書き下さい。     ・お疲れ様でした。ご苦労様。 ・よく頑張っておられたと思います。 <パート準備校からのコメント>      世話人の皆様、参加者集め御苦労様でした。  研究会およびPSの発表者はすべて理論系の方でしたが、     このように完全に偏ってしまうことはパート準備校の方では、     まったく想定していませんでした。我々の方で、予想しておく     べきでした、そうすれば対応策もあったろうと思います。      やはり、発表者が全員、理論系の人だとか、実験系の人だと     かというのでは、バランスも良くないですし、夏の学校原子核     パートの特長を生かしきれないと思います。 このようなことを防ぐには、まず、パート準備校および世話人     の両者で、発表者が結果的に完全に偏り得ることを十分認識し     ておく必要があります。また、今回は世話人の方は皆さん理論系の方     でしたが、このことと、発表者が全員理論系の方だということは、     無関係でもないと思われます。それゆえ、世話人の方すべてが理論系も     しくは、実験系に偏らないようにするのも一つの手だと思われます。     (例えば、構造・反応では次の世話人になる方のうちの一人を実験系      から選んでもらうようにするとか、...)     この点に関しては、現在の世話人の方と来年のパート準備校の方で     連絡を取り合って対処していって下さると良いのではないかと思います。 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 5。全体的なことについて  Q51.今年度の夏の学校原子核パート全体を通してどうでしたか?      また、あなたの該当する支出(時間、金銭、労力)に見合うだけの、      収穫を得ることができたと思いますか? 御自由に御書き下さい。 ・マスター1年との議論はおもしろかった。初心を取り戻した。      ただ、スタッフから見て価値ある行事と思えるかどうかは疑問。 ・良かったと思います。     ・支出に見合う収穫があったとはあまり思わないです。    (僕の住んでいる地域のためかもしれませんが)     ・全体的に有意義な時間を過ごすことができた。   出費は痛かったけど。     ・さすがに一週間もいると途中で飽きて疲れてしまいました。     ・今回は役職校だったので思うように講義や議論に参加できませんでした。     時間をぬって講師を囲む会に参加したのですが、準備校の方以外はほとん    ど参加していなくて残念でした。     ・まあ、収穫はあったと思います。 ....     ・色々な人に知り合えたのはよかったと思います。     ・新しい話、自分の研究と違うトピックに触れるという夏の学校ならでは      の収穫はあった。ただ深い理解には到達できないのが残念だ。     ・時間:鎌田さんのように、夜も時間を割いて講義をしていただいた      ことには、深く敬意を持ちます。これから、予算の獲得が苦しくなる      ことを見越すと、夜も講義などに割き、開催時間の短縮化をすべき      ではないでしょうか。      金銭:相変わらず交通費が馬鹿高い。      労力:講義録を配っていて、よろこんでいただける人が大勢いたので報われた。     ・楽しかったので良かったです。     ・講義は少し物足りなく感じたが、研究会のほうはそれなりに充実したものに      なったと思う。このあたりは参加する方の学年によって印象がかわると思うが・・    ポスターを導入したことで、結果的にDで参加する人数が増えたのではないか。    もしそうなら、とても良いことだと思う。     ・開催期間が長過ぎる。そのため、旅費が非常に高くつく。 かけた時間と費用に見合うだけの収穫はなかった。     ・講義をもう少し平易にして欲しい気もしますが、妥当であると思います。     ただ、食費が高過ぎます  Q52.「原子核パート準備校はこういうことを企画すべきだった。」      というようなことがあれば御書き下さい。     ・今年は共通講義が入ったり、ポスターセッションが入ったりと過渡期で     大変だったと思います。これ以上のこと(ドクター懇親会など)は素粒子    パートのように有志が現れて自発的に行なわれるべきだと思います。    (準備校以外の人がお客様にならないように、なんでも準備してもらうの    ではなくて自分たちで企画するんだという意識が大切だと思います。) ・講師に対して、マスター向け講義、ドクター向け講義 という風に方針をはっきりさせて依頼する方が良いと思う。     ・とりあえずはなし     ・6日間にわたって講義を行なうのは、少々長いと感じました。 ・懇親会はやりたい人が自主的に開いているようなので、      わざわざ仕事を増やさなくてもよいでしょう。      良くやっていただいたと思います。  Q53.今年度の原子核パート準備校もしくはその関係者に対して      苦情・御意見などがあれば御書き下さい。 ・上記の回答以外には特に不満はありません。       準備校はよくやっていたと思います。 ・機械の故障などはなんとかして防げなかったでしょうか? ・このアンケート、長いです。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 以上 アンケート集計結果 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜         アンケートへ御協力して頂いた方、ありがとうございました。   質問・苦情等があれば、以下まで御連絡下さい。 Kinoshita Tadashi Laboratory of Nuclear Science, Tohoku University Phone: 022-743-3433 Fax: 022-743-3401 E-mail: tadashi @ lns.tohoku.ac.jp