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[sansha-ctr 330] 高エネルギーパート進捗状況その2



役職のみなさま

ICEPPのくわばらです。
もう一人の講師の方のタイトルとアブストが出ましたので、連絡します。

田中礼三郎 岡山大学大学院自然科学研究科

タイトル「LHCによるTeV領域の新しい物理の開拓」

CERNでは来年の2007年より重心系のエネルギーが14TeVの大型ハドロンコライ
ダー(LHC)加速器が稼働する。LHCは、21世紀の新しい素粒子物理学を切り開く
高エネルギーフロンティア実験であり、標準模型が予言するヒッグス粒子の発見
のみならず、TeVエネルギー領域の新しい物理を直接探索する。そこでは、超対
称性粒子や余剰次元といった標準模型を超える物理の発見が期待されており、
1974年以来の素粒子物理学革命が訪れるかも知れない。 LHCにより2010年頃に今
後の素粒子物理学の方向が決まるというのが、最近の世界の認識となっている。
講義では、LHCにおける物理について解説するが、巨大加速器実験が実際にどの
ように行われるのか若手研究者が具体的なイメージが持てるようにアトラス実験
を例に紹介する。


よろしくお願いします。
また、そろそろ参加者の募集に着手しようかと思います。そのあたりの締め切り
はいつになるのでしょうか?

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Takashi Kuwabara
ICEPP
kuwabara @ icepp.s.u-tokyo.ac.jp