ポスドク実態調査第三回アンケート集計結果
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【意識調査(一年分)】
PD年数と応募件数の相関関係および学振研究員に採用されているか
と応募件数の相関関係。
この一年間に応募を検討した公募の数について調べたものです。
一年間の数字ですので、元となる公募総数が等しくなるので
より相関関係がはっきりでてくると思います。
また、
このアンケートは育英会の奨学金返還細則が変更になった事が
通知される前に行われました。
13. この1年に何件くらいの公募書類を検討されましたか?
回答 |
無回答 |
0件 |
1-3件 |
4-6件 |
7-10件 |
10件以上 |
20件以上 |
30件以上 |
回答数 |
1 |
4 |
6 |
12 |
6 |
4 |
1 |
4 |
回答数(割合) |
2.6 % |
10.5 % |
15.8 % |
31.6 % |
15.8 % |
10.5 % |
2.6 % |
10.5 % |
PD年目と今年一年での公募に応募を検討数の相関
PD年数によって人数のバラツキがあるため、各年数で
規格化してあります。縦軸は年数ごとに規格化した人数、
平面はPD年数と応募検討数です。
PD年数が長くなるごとに検討数は増えていくようにみえます。
それでも、バラツキがります。全体的に4ー6件と7ー10件
の周辺に分布している用に見えます。
これは一年間で我々が応募可能だった公募の数がその辺である
と考えることができます。
それよりも多い方は「情報」等の他分野への応募も検討した方
だと思われます。
学振特別研究員かどうかと応募検討数の相関
ある意味意外な結果が出ています。
よく「学振からサポートを受けている人間は公募に応募しない」と言われてますが、
結果は「サポートの有無に関わらない」と出ました。
今回のアンケートの回答したPDの中で学振特別研究員の
数が少ないことから「学振からのサポートと応募検討数」の間には相関が弱い
もしくは無いと言ってよいと思います。
それだけ、就職状況が厳しいという事なのかもしれません。
以上の二つのグラフを考慮に入れて全体のこの一年での応募検討数の
グラフをみてください。
やはり4ー6件程度が一番人数が多くなっています。
これが一年間での我々の応募検討の対象になり得る数だと予想できます。