ポスドク実態調査第四回アンケート集計結果

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【ポスドクの数】

 PD2年目から3年目、3年目から4年目にかけてポスドクの数が大幅に減るのがわかる。 これは第3回目のアンケートでも見られたことであるが、その主要な原因はPD学振再応 募ができないなどの状況のもとで1回目のポスドクを終えたあと日本でポスドクを 続ける/られる人が少ないことを反映していると考えられる。
 もうひとつの要素としてポスドク1万人支援計画の成果(?) によるポスドクの増加の影響も考えられる。これを精密に見積もるには 今後の人数の推移を引きつづき調査していくことが必要と思われる。
 4割から5割の人がポスドクとしての給料をもらわずに研究をしている。 PD5年以降全体では、サポートを受けている人の割合は36%に落ち込んでいる。
 学振の割合が素粒子理論に比べ原子核理論が少ないことが分かる。
 PD1年目とは2000年度PDになった者をさす。

  • 素粒子+原子核
  • 全体数有給学振
    PD1年目 442515
    PD2年目 392014
    PD3年目 25138
    PD4年目 753
    PD5年目 631
    5年以上 24102
    合計 *( )内は名簿上での総数145(195)7443

  • 素粒子
  • 全体数有給学振
    PD1年目 291712
    PD2年目 251212
    PD3年目 18107
    PD4年目 533
    PD5年目 531
    5年以上 2282

  • 原子核
  • 全体数有給学振
    PD1年目 1583
    PD2年目 1482
    PD3年目 731
    PD4年目 220
    PD5年目 100
    5年以上 220