1.(名称) 賞の名称を素粒子メダル奨励賞とする。 2.(趣旨) 本賞は、素粒子論を志す若手研究者の優れた研究を評価し、奨励することを 目的とする。 3.(授賞対象、件数) (*1) a) 対象となる論文は、査読付き雑誌に掲載または掲載決定されたものとし、 次項 4.(応募資格)を満たす自薦もしくは他薦による候補論文の中から授 賞論文を選定する。 b) 1年に1回の授賞とし1回の授賞は3件までとする。授賞論文無しも有り 得る。 (ただし、選考時期の移行に伴い2017年は1年に2回の授賞を可能とする。) c) 賞は、海外オブザーバーを含む素粒子論グループメンバーである著者全員 に対して授与される。 4.(応募資格) a) 当該年度の4月1日の時点で著者全員が博士の学位を未取得または取得後 10年未満であること。 b) 応募の時点で著者のうち少なくとも一人は素粒子論グループの会員である こと。但し、当該年度中に登録手続きを完了する場合も可とする。 c) 自薦による応募の場合には、著者全員が応募を了承していること。 d) 素粒子論グループ会員による他薦も可能である。この場合も推薦する候補 者は a)、b) を満足する対象に限る。 e) 同一論文を複数回応募することも可能である。 f) 上記の条件を満足するかどうか確認が取れない場合には、最終的に素粒子 論委員会が判断する。 5.(応募方法、期間) 別途定める応募要領に従い、毎年素粒子論委員会が定める受付期間内に応募 すること。詳細は素粒子論グループホームページおよび sg-l メーリングリ ストにおいて告知する。 6.(選考委員) (*1) a) 選考委員は任期2年とし、6名を選挙で選ぶ。 b) 選挙の方法: ・毎年3名選出。 ・3名連記。無記名投票。 ・素粒子メダル、素粒子メダル奨励賞、日本物理学会若手奨励賞素粒子論領域、 の3賞のいずれかの選考委員を務めた者は、任期終了後3年間は 素粒子メダル奨励賞選考委員を務めることが出来ないものとする。 ・素粒子メダル、日本物理学会若手奨励賞の選考委員はこの委員を 兼ねることができない。 ・素粒子メダル選考委員選挙、素粒子メダル奨励賞選考委員選挙 および日本物理学会若手奨励賞素粒子領域選考委員選挙において 同時に複数選出される可能性のある場合は、素粒子メダル選考委員選挙、 素粒子メダル奨励賞選考委員選挙、日本物理学会若手奨励賞素粒子領域 選考委員選挙の順に優先する。 ・初年度は6名を選出し、上位3名を任期2年、続く3名を任期1年とする。 c) 選考委員長は、選挙によって選ばれた選考委員の内から互選によって選出する。 d) 選考委員会の判断により、さらに若干名の選考委員を加えることができる。 e) 任期は選挙の行われた次の1月1日からの2年間とする。 f) 素粒子論委員会は選考委員でない素粒子論委員の中から世話人を選ぶ。 7.(授賞) a) 素粒子論懇談会において選考委員長が選考経過の報告、受賞者の発表を行 う。 b) 受賞者に対しては賞状を授与する。 以上 (2006年3月) (*1) 2016年3月21日素粒子論懇談会で改訂 |