Article: sg-l/0912018
Date: Tue, 08 Dec 2009 11:34:00 +0900
Subject: [sg-l 5476] 第四回(2009年度

素粒子論グループの皆様

素粒子メダル奨励賞選考委員会より、
2009年度(第4回)素粒子メダル奨励賞の選考結果報告書を
いただきましたので以下にご報告いたします。

報告書にありますように、今回は残念ながら受賞該当論文が
なしとのことでした。これを受け、本奨励賞のあり方について、
また規約の変更や応募の促進について素粒子論委員会で
真剣に検討し、次回の学会において改善をしたいと考えております。

素粒子論委員会
素粒子メダル奨励賞担当
松本重貴

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第四回(2009年度)素粒子メダル奨励賞選考結果報告書:

第四回素粒子メダル奨励賞の選考結果が以下のように決まりましたので報告いたします。

2009年度素粒子メダル奨励賞選考委員会
石橋延幸(委員長)、萩原薫、東島清(副委員長)
福間将文、松尾泰、山口昌弘


受賞者無し

総評:
今回は2件の応募があり、いずれも自薦でした。選考過程としては、まず提出され
た書類に基づいて、全選考委員が全ての応募論文に対する評価を行い、その結果を集計し
ました。この集計結果に基づいて意見交換を行い、今回は受賞者なしとせざるを得ないと
いう結論を得、全員一致で決定いたしました。
若手の研究を励ますための賞であるにもかかわらずこのような結果になり、
委員一同非常に残念に思っています。

今回の決定を受け、本奨励賞のあり方について選考委員の中で議論いたしました。
・賞の応募・選考基準を変更すれば、賞に値する候補の方がおられた
・自薦他薦を問わずより積極的な応募がなされるよう、具体的な方策をとるべきではないか
という意見が出ました。
素粒子論委員会において検討していただき、来年度はこのような残念な結果にならないこ
とを期待いたします。