fmflabelを含むfeynmfのファイルをLaTeXiTで快適に使う方法

fmflabelを含むfeynmfのファイルをLaTeXiTで快適に使う方法を書きます。

Last update : 2007. 2. 19

注意:ご利用は自己責任で。

やりかた

LaTeXiTはTeXのコマンドで数式を作って、Keynoteなどに貼ったりepsで書き出したりできる便利なアプリケーションです。feynmfはTeX上でFeynman diagramを美しく書けるtoolです(参考)。

feynmfをLaTeXiT上で使うためには、Y中先生の丁寧な解説に従って導入します。ただし、書かれているmiddle-processing scriptをそのまま使うと、figureの中でvertexなどにラベルを貼ったときに生成されるファイル(***.t1,***.t2というやつ)が上書きされず、一度ラベルを貼ってしまうと変更が反映されなくなります。以下のようにこれを自動的に消す文を最初に加えると、ラベル付きの図を気持ち良く操作できます。

#remove the files for labeling
rm -f feyngraph.t*

#run mpost
mpost feyngraph

#re-run latex now that mpost has been run
latex ${INPUTTEXFILE}
dvipdf ${OUTPUTDVIFILE}

ただそれだけです。

補足

fyenmfで作図中に、LaTeXiTのコンパイルがうまくいかなくなることがあります。そんなときは「configurationsをfeynmpにして、fyenmpを使わないソースをコンパイルする」をするとなおることがあります。


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