Mac Book Proのセットアップの記録
Mac Book Proをセットアップしたときの模様の記録です。
Last update : 2006. 6. 11
注意:ご利用は自己責任で。
今回購入のMacBookProは、初期不良だったのか最初にAppleに修理を頼むことになってしまいました。そんなにある話ではないと思いますが、同様の症状の方はロジックボードを交換してもらったほうがいいかもしれません。以下、修理の記録です。
- 0427
生協からメールで注文していたMacBookProが届いたと連絡が入る。すぐさまルネまで受け取りにいく。Power Book G4より箱が若干薄い印象を受ける。基研に戻ってD.J.さんに自慢しつつ電源を入れてみる。ユーザー登録の途中のカメラが起動するところで最初の症状が出る。画面の一部がトランジションの「モザイク」みたいに乱れ、フリーズを起こす(ゼブラと呼ばれる現象?)。不審に思いながらも、とりあえず再起動してユーザー登録を完了。
- 0428、29
ソフトウェアのインストールなどを行うが、上と同じ現象でフリーズ。特にどの作業をすると固まるのかという相関がない。インストールでしばらく放置している間に固まっていることも。できそうなこととしてCD起動でDisk First Aidなどはやってみるが異常なし。
- 0430
アップルコールセンターに電話、症状を説明。電話でPMUリセットを行うよう言われる。ちなみに「このMacについて」の「バージョン」のところをクリックするとシリアル番号がわかります。リセットし一日使ってみるが症状は改善せず。
- 0501
アップルコールセンターに再び電話、症状を説明。こんどはOS再インストールを行うよう言われ実行。しかしやっぱり改善せず。再度電話してみると、引き取り修理されることに。3日以降で都合のいい時間を指定しろというので、3日の朝に取りにきてもらうことにする。引き取りの際、梱包箱は業者が持ってくるので、必要なのは本体のみ。
- 0503
10時ごろ運送会社が引き取りにきました。
- 0504
9時:リペアセンターに届いたというメールがくる。夕方5時:なおったので発送しましたというメールがくる。しかし修理内容や、いつ配達されるなどの詳細情報はなし。ちょっと不親切。
- 0505
午前に届く。中に「症状を確認しました。ロジックボードを交換しました。」とだけ書いた紙が入っている。根本的な初期不良だが、修理自体はボードの交換なので時間かからないようである。
- 気になる速さですが、特定の処理はかなり速い印象を受けます。OSの起動、X11の起動など。逆にイラストレーター、Officeの起動などは、それほど速い印象を受けません。
- 重さはPowerBook12インチから約500グラム増加。ペットボトル一本分。。。
- 画面がかなり明るいです。
- 当たり前ですが、横幅がだいぶ広くなり作業領域が拡大したのが、かなり便利だということを知りました。AlphaとOzTeXを両方出しても背景がまだ見えている、とか。こっちになれると12インチは狭く感じそう。
- 大きさに合うケースがなかなか見つかりません。純正品、吉田カバンは高い。今はこれを使用中。幅はほぼぴったりだが深さが余ります。web上にいろいろ情報があるように、幅が普通のA4Lサイズより少し大きいので、入らないものが多いです。購入時は店で実際に入れてもらって確認。また、キーボードカバーも未対応です。
- Fuji Xeroxのプリンタドライバは対応していない。
- mi
エディタ。日本語TeXはTeXShopにかえたけど、HTML用に。
- Alphatk
これでないとTeXは書けません。
- OzTeX
これもずっと愛用しております。
- Feynmf
これでないとファインマン図は書けません。ファイルを置いとく場所はOzTeXでは
/Appliction/OzTeX */TeX/Inputs/LaTeX/に*.sty、
/Appliction/OzTeX */MF/Inputs/にfeynmf.mf、
/Appliction/OzTeX */MP/Inputs/にfeynmp.mp、
pTeXでは
/usr/local/share/texmf/tex/にfeynmfフォルダを作ってそこに*.sty、
/usr/local/share/texmf/metafont/にfeynmf.mf、
/usr/local/share/texmf/metapost/にfeynmp.mpです。
- Excalibur
いい加減な英語を修正してくれます。TeXコード無視機能があるので便利。
- Illustrator CS2
去年の予算の残りで購入してあったもの。もう少し手軽なお絵描きソフト募集中。
- Igor pro
論文用グラフはこれで。
- Keynote(iWork '06)
プレゼンテーションはこれで。
- Fugu
Secureなファイル転送はこれ。
- Adobe Reader
やっぱりpreviewは気に入らないので。
- VPN(RCNP用)
最初はインストール後の設定が出来なかったので、CNの人にお願いして対応版をおいてもらいました。
- Xcode
なんにせよこれは必要。X11はデフォルトでは入らないので注意。
- g77(HPCから)
Finkではなくここのを使うと無事インストールできた。こちらも参照。
- IE -> Safari
いまさらですがSafariに移行してみました。タブは使いやすい。文字コードミスはやっぱりIEより起こる気がする。みんな気にならないのだろうか。
- 桐木氏 -> 小川氏(pTeXのパッケージ)
いちおうIntel対応とあるので。どのへんが違うのかは知りません。ついでにgv、xdviなども入れてみる。詳細は下記のY中先生に従っています。
- TeXShop
日本語TeXはmiとmxdviでやっていたのですが、この際新しいのに手を出してみました。結局あんまりつかわないやつは何でもよいということ。
- LaTeX Equation Editor -> LaTeXiT
こっちの方がいいそうなので。イラストレーターとの相性もいいとか。
- BibDesk
使ってみるとかなり便利。一点だけ、ドラッグでエディタに持っていくのがAlphatkでは出来ない。これはエディタの問題で、miとかなら可能。Alphatkの場合はBibDeskでコピーしエディタに移ってペースト、とする。
- Mathematica
基研では計算サーバーのライセンスを持っているようで、各PCにはフロントエンドをインストールさせてもらえる。手元でファイルを編集できたりなかなか便利。
- FishPot
横幅が広くなったので、無駄なものでも。
- 他社製ソフトのバンドルを減らす方向にあるのか、TigerにはStuffIt Expanderが付属しておりませんが、Excaliburなどはsitで配布なので必要。ダウンロードはこちら。
- g77をFinkでインストールすると、指定されているgccのversionとXcodeで入ってくるのの番号がずれるようです(/usr/lib/gcc/powerpc-apple-darwin8/の下のフォルダ名が4.0.0となっているが、g77側は4.0.1を要求)。FinkCommanderのバイナリ、ソースどちらもだめ、コマンドラインからのapt-getでもだめ。HPCのだと動作可能。指示に従ってダウンロードし(gzipはSafariが勝手にやる)展開するとインストールされます。Note以下のフラグはいらないみたい。ただしインストール先は/usr/localの下になります。
- iCalのデータは「ファイル/書き出し」で書類を作って持っていけばよい。
- 「Intel入ってる」とは書いてません。
- ユーティリティに入っている「Grapher」はなかなか便利。往年の「グラフ計算機」を拡張したようなもの。3Dグラフも手軽に書けます。
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