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Date: Fri, 14 Jun 2002 20:03:32 +0900 From: Tetsuya Onogi <onogi@yukawa.kyoto-u.ac.jp> 素粒子論グループ各位 <<乞掲示>> ------------------------------------------------ 京都大学基礎物理学研究所 研究会案内 「格子場の理論スクール」 日程 2002年10月21日(月) -- 10月25日(金) 場所 京都大学 基礎物理学研究所 締切り 参加申込書 8月30日(金)必着 ------------------------------------------------ 上記の研究会を開催しますので、お知らせします。 この研究会は、特定領域研究 「超弦理論と場の理論のダイナミク ス」(代表二宮正夫)から補助を頂いています。この研究会に参加 される方は、8月30日までに以下の申し込み書に記入の上、電子メー ルで申し込みをお願いします。 世話人一同 金谷和至、青木慎也(筑波大) 橋本 省二(KEK)、大野木 哲也(基研) %%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%% 研究会のご案内 「格子場の理論スクール」 日程 2002年10月21日(月) -- 10月25日(金) 場所 京都大学 基礎物理学研究所 締切り 参加申込書 8月30日(金)必着 格子場の理論とその数値シミュレーションは、場の理論の非摂動的 側面を研究する上で最も有力な手法の一つです。素粒子の標準模型 の現象論に関わる分野では、QCD の分光学、フレーバーの物理、有 限温度や有限密度の QCD、電弱相転移の非摂動的扱いなど多くの分 野で、格子理論による計算が本質的に重要な役割を果たしてきまし た。より理論的な研究においても、カイラルフェルミオンの非摂動 的構成や行列模型の研究などで、格子理論が場の理論の有力な研究 手法を与えています。 国内での格子場の理論の研究は、CP-PACS プロジェクトをはじめと して、KEK や RCNP のスーパーコンピュータを共同利用するグルー プなどが世界をリードする研究を行ってきており、2003 年 7 月に は、国内で2回目となる格子場の理論国際会議がつくば市で開催さ れます。(Lattice 2003) しかしながら、身近にこの分野の専門家がいない全国の大学院生や 若い研究者にとっては、格子場の理論は複雑な数値計算をともなう という技術的な理由もあって、研究対象としては依然としてしきい の高いものになっているというのが現状です。 そこで今回、より多くの若手研究者に格子場の理論に興味をもって もらえるよう、初学者向けの短期スクールを企画しました。対象は およそ修士課程2年以上の大学院生またはポスドクを想定していま す。 入門的内容から最新の研究につながる応用をカバーする講義 をいくつか用意します。 講義内容および講師としては、以下を予定しています。 格子理論のフォーマリズム入門 青木慎也 (筑波大) アルゴリズム入門 吉江友照 (筑波大) カイラルフェルミオン 菊川芳夫 (名古屋大) 鈴木博 (茨城大) 有限温度、有限密度 QCD 金谷和至 (筑波大) 江尻信司 (Swansea) フレーバー物理 橋本省二 (KEK) また、さらに進んだトピックとして、行列模型、超対称性模型など の最近の成果に関する講演や、いくつかの一般講演も予定していま す。 このスクール終了後に、具体的な仕事を始めてみたいという意欲の ある方には、できるだけのサポートをしたいと考えています。スクー ルの「修了生」が次世代の格子理論をリードする研究者に成長して いかれることを期待します。 ------------------------------------------------------------ この研究会は、特定領域研究 「超弦理論と場の理論のダイナミク ス」(代表二宮正夫)を財源とする若干の旅費補助が可能です。参 加を希望される方は、以下の申し込み書に記入の上、e-mail で onogi@yukawa.kyoto-u.ac.jp までお送りください。予算が非常に 限られていますので、科研費等の財源をお持ちの方はそちらをお使 い頂くようお願いします。旅費の配分については、世話人にお任せ 下さい。 宿泊の手配は各自でお願いします。ただし北白川学舎希望の方に限 り、先着順で申し込みを受け付けます。 申し込み先: 〒606-8502 京都市左京区北白川追分町 京都大学基礎物理学研究所 大野木 哲也 E-mail onogi@yukawa.kyoto-u.ac.jp 電話 075-753-7023 申し込み締め切り: 8月30日(金)必着 世話人: 青木慎也 (筑波大)、大野木哲也 (京大基研)、 金谷和至 (筑波大)、橋本省二 (KEK) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 基研研究会 格子場の理論スクール 2002年10月21日(月)-- 25日(金) 参加申込書 8月30日(金)必着 宛先 onogi@yukawa.kyoto-u.ac.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ 氏名(ふりがな): □ 氏名(英文表記): □ 所属: □ 所属(英文表記): □ 身分・職・学年:(※学振特別研究員の方は明記してください。) □ 住所: □ TEL: □ FAX: □ Email: □ 講演希望: 有 [ ]・ 無 [ ] (時間に限りがあるため講演の採否は世話人で決めさせて頂き ます。希望にそえない場合があることをあらかじめご了承下 さい。) 題名: 要旨: □ 参加予定日:10 月 日 〜 10月 日 □ 北白川学舎の手配希望(先着順): 8月 日夜〜8月 日朝 それ以外の宿をご希望の方は各自で予約をお願いします。 □ 旅費補助希望: 有 [ ]・ 無 [ ] 科研費等の財源をお持ちの方はご遠慮ください。 □ その他: