各位殿 　九州大学応用力学研究所での研究集会のプログラムを お送りいたします． 九州大学応用力学研究所 及川正行 ****************************************** \documentstyle{article} \pagestyle{empty} \setlength{\topmargin}{-5mm} \setlength{\oddsidemargin}{-5mm} \setlength{\textwidth}{17cm} \setlength{\textheight}{230mm} \begin{document} 　　　　　{\large\bf 研究集会　「非線形波動のメカニズム--- 現象とモデルの数理構造」}\\ 九州大学応用力学研究所の共同利用事業の一つとして，下記のような研究集会を開催 しますのでご案内申し上げます．\\　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　研究代表者　　　高橋大輔（早稲田大・理工）\\[3mm] 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　記\\ \noindent 日時：1999年11月8日（月）$\sim$ 11月10日（水）\\ \noindent 場所：福岡県春日市春日公園６−１　　九州大学筑紫地区共通管理棟３階大会議室\\ \noindent 　　　JR鹿児島本線「大野城」駅または西鉄大牟田線「白木原」駅　下車\\[3mm] 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　プログラム\\[3mm] $\bigcirc$印は特別講演\\[3mm] \noindent 11月8日（月）\\ 　\ 13:30-13:55　　\ 児玉裕治，Luis Casian (Ohio State University) \\ 　　　　　　　　　Topology of the iso-spectral manifolds generated by the generalized Toda lattice equations\\ 　　　　　　　　　related on semisimple Lie algebra\\ 　\ 13:55-14:20　　\ 武野正三 (大阪工大・情報科学)\\ 　　　　　　　　　非線形結合回転体系と機能発現 -- 線形結合回転体系 -- との相 違\\ 　\ 14:20-14:45　　\ 安田久也，渡邊芳英 (同志社大・ 工)\\ 　　　　　　　　　セミディスクリート発展方程式のハミルトン構造について\\ 　\ 14:45-15:10　　\ 増田 哲，梶原 健司（同志社大・ 工)\\ 　　　　　　　　　Discrete Toda equations and discrete Painlev\'e II equations\\ 　\ 15:10-15:35　　\ 成田康明，斎藤暁（都立大・理），斎藤革子（横浜国大・工 ），吉田勝彦（北里大・理）\\ 　　　　　　　　　離散 Lotka Volterra 方程式の解の振舞いについて\\ 　　(休 憩)\\ 　\ 15:55-16:20　　\ 吉田勝彦（北里大・理），成田康明，斎藤暁（都立大・理） ，斎藤革子（横浜国大・工）\\ 　　　　　　　　　Lotka Volterra 系の可積分性について\\ 　\ 16:20-16:45　　\ 新沢信彦（都立大・理）\\ 　　　　　　　　　離散BKP，離散DKP 方程式に対する対称化したLBTE\\ 　\ 16:45-17:10　　\ 中村 佳正（阪大・基礎工），向平敦史（三菱総研）\\ 　　　　　　　　　単位円周上の直交多項式と可積分系\\ 　\ 17:10-17:35　　\ 近藤弘一，中村佳正（阪大・基礎工）\\ 　　　　　　　　　ニュートン法と可解カオスの行列式解\\ 　\ 17:35-18:00　　\ 梅野　健（通信総合研究所）\\ 　　　　　　　　　可解カオス模型に由来する直交関数系とその応用\\ 　\ 18:00-18:25　　\ 河辺哲次（九州芸工大・芸工），太田正之輔（九大・総理工）\\ 　　　　　　　　　アーベリアン・ボルテックス解のリアプノフ指数と相転移\\ \noindent 11月9日（火）\\ 　　\ 9:00-9:25　　\ 小森　靖 (東大・理)\\ 　　　　　　　　　アフィンリー代数の指標と楕円型 Ruijsenaars 模型\\ 　　\ 9:25-9:50　　\ 西野晃徳 (東大・理)，宇治野秀晃（群馬高専），小森靖（東 大・理）\\ 　　　　　　　　　$BC_{N}$型のルート系に付随する非対称多変数多項式の Rodrigues公式\\ 　 \,\ 9:50-10:15　　\ 宇治野秀晃（群馬高専），西野晃徳 (東大・理)\\ 　　　　　　　　　非対称多変数エルミート多項式のロドリーグ公式\\ 　　(休 憩)\\ 　\ 10:35-11:00　　\ 伊藤栄明（統計数理研究所）\\ 　　　　　　　　　無限個の保存量を持つ確率モデルとtreeの数え上げ\\ $\bigcirc$\ 11:00-11:50　　\ 国場敦夫 (東大・総合文化)\\ 　　　　　　　　　ソリトンセルオートマトンとクリスタル理論\\ \newpage \noindent 　\ 11:50-12:15　　\ 井上　玲 (東大・理)\\ 　　　　　　　　　Construction of Soliton Cellular Automaton from the Vertex Model by Crystallization\\ 　　(昼休み)\\ 　\ 13:00-14:00 　（ 水波ソリトンなどの実験のデモ）\\ 　\ 14:00-14:25　　\ 永井　敦（阪大・基礎工）\\ 　　　　　　　　　番号付箱玉系とHungry 戸田分子\\ 　\ 14:25-14:50　　\ 梶原健司 (同志社大・工) \\ 　　　　　　　　　超離散系に対する可積分性の判定\\ 　\ 14:50-15:15　　\ 西成活裕 (龍谷大・理工)\\ 　　　　　　　　　交通流に関連したいくつかの多値ＣＡモデルとその性質\\ 　\ 15:15-15:40　　\ 石渡信吾，渡辺慎介 (横浜国大・工) \\ 　　　　　　　　　化学振動における引き込みの実験\\ 　　(休 憩)\\ \noindent $\bigcirc$\ 16:00-16:50　　\ 太田隆夫（広島大・工）\\ 　　　　　　　　　反応拡散系のパルスダイナミクス\\ 　\ 16:50-17:15　　\ 高橋大輔 (早稲田大・理工)\\ 　　　　　　　　　反応拡散系と max-plus 方程式\\ 　\ 17:15-17:40　　\ 大宮眞弓（同志社大・工），浦久保正美（大阪産大・教養）\\ 　　　　　　　　　跡公式と可積分Hamilton系\\ 　\ 17:40-18:05　　\ 新居毅人，田尻昌義 (大阪府大・工)\\ 　　　　　　　　　１次元ブリーザーの共鳴（Coupled Klein-Gordon 方程式の厳密 解）\\ 　\ 18:05-18:30　　\ 藤井一幸（横浜市大・理）\\ 　　　　　　　　　Gauge Theoretic Quantum Computation ?\\ 　　\ 懇親会\\ \noindent 11月10日（水）\\ 　　\ 9:00-9:25　　\ 木村欣司，広田良吾 (早稲田大・理工)\\ 　　　　　　　　　超差分戸田格子における再帰現象\\ 　　\ 9:25-9:50　　\ 矢嶋　徹 (宇都宮大・工)\\ 　　　　　　　　　ソリトン方程式ヒエラルキーにおける初期値問題と超幾何関数\\ 　 \,\ 9:50-10:15　　\ 筧　三郎 (早稲田大・理工)\\ 　　　　　　　　　結合型KPヒエラルキーの代数構造\\ 　\ 10:15-10:40　　\ 松野好雅 (山口大・工) \\ 　　　　　　　　　零分散結合型KdV方程式の厳密解 境界条件\\ 　　(休 憩)\\ 　\ 11:00-11:25　　\ 太田泰広 (広島大・工)\\ 　　　　　　　　　3+1D Soliton\\ $\bigcirc$\ 11:25-12:15　　\ 杉本信正 (阪大・基礎工) \\ 　　　　　　　　　音響孤立波の発生とその応用\\ 　　(昼休み)\\ 　\ 13:00-14:00 　（ 水波ソリトンなどの実験のデモ）\\ 　\ 14:00-14:25　　\ 佐々 成正（日本原子力研究所）\\ 　　　　　　　　　ソリトン方程式と数値計算\\ 　\ 14:25-14:50　　\ 鶴見剛也 (東大・理)\\ 　　　　　　　　　ボース・アインシュタイン凝縮体の安定性とダイナミクス\\ 　　(休 憩)\\ 　\ 15:10-15:35　　\ 渡辺慎介，石渡信吾，浅野裕征 (横浜国大・工)，仲道耕二（ 富士通）\\ 　　　　　　　　　情報通信路における1/f雑音と自己相似性\\ 　\ 15:35-16:00　　\ 大塚一路（横浜国大・工），高木隆司（東京農工大・工）， 渡辺慎介(横浜国大・工)\\ 　　　　　　　　　２本の渦糸のダイナミクスに関する研究\\ 　\ 16:00-16:25　　\ 土門和幸，渡辺慎介（横浜国大・工）\\ 　　　　　　　　　高レイノルズ数領域における渦度の散逸\\　　 \end{document} ****************************** 及川正行 九州大学応用力学研究所 基礎力学部門　非線形力学分野 郵便番号816-8580　福岡県春日市春日公園６−１ TEL 092-583-7681　FAX 092-575-1159 EMAIL oikawa@riam.kyushu-u.ac.jp ****************************** ------------------------------------------------------------------------ （第二報） 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　平成１１年８月４日 研究集会「非線形波動のメカニズム−現象とモデルの数理構造」のご案内 各位 拝啓　時下ますます御清祥のこととお慶び申し上げます．このたび，九州大学応用 力学研究所の共同利用事業の一つとして下記のような研究集会を計画しました．関 心のある方のご参加と話題提供を是非お願い致します．一般講演を別紙の要領で募 集致しますので，奮ってご応募下さい． 題　　　目：　「非線形波動のメカニズム−現象とモデルの数理構造」 研究代表者：　高橋大輔（早稲田大学理工学部） 日　　　時：　平成１１年１１月８日（月）−１０日（水） 会　　　場：　九州大学筑紫地区共通管理棟３階大会議室 　　　　　　　（福岡県春日市春日公園６−１） 　　　　　　　筑紫地区の地図や建物配置については応用力学研究所の 　　　　　　　ホームページ(http://www.riam.kyushu-u.ac.jp/) を御参照ください． 主　　　旨： 非線形波動は物理・工学・数学の各学問領域で豊かな構造を提示してきた分野で あり，同時にソリトンやカオスなどの特化された理論を育んできた．最近ではそ れら領域・理論それぞれで提出された数理構造をより大きな観点から統一的に議 論する動きが盛んである．たとえば連続媒質における局在波を記述するソリトン 方程式で提示された数理構造が，ソーティングアルゴリズムや交通流の渋滞形成 などの離散力学系においても同様に実現されているという発見などが挙げられる． そこで本研究会では非線形波動のメカニズムをキーワードにして各分野で今まで に得られた現実の現象と数学モデルの数理構造について話題を提供していただき， それらを総合的に把握するためにどのような概念・理論を今後育んでいくべきか について議論する．こうした総合化の作業と平行して，基礎概念・理論の工学へ の応用に関しても議論する． なお，一般講演のほかに以下の方々に特別講演（題未定）をお願いしています． 　太田隆夫氏（広島大学）：反応拡散系 　国場敦夫氏（東京大学）：クリスタルベース 　杉本信正氏（大阪大学）：音響孤立波 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 追伸：講演申し込みをされない方でも，プログラム，会場等についての情報を知りたい 方はお知らせ下さい．また，まわりの関心のありそうな方にもお知らせ頂ければ幸い です． 　 世話人　　高橋大輔，及川正行　　 問い合わせ先　　及川正行 　　　　郵便番号816-8580　福岡県春日市春日公園６ー１ 　　　　九州大学応用力学研究所 　　　　TEL 092-583-7681　FAX 092-575-1159　 Email oikawa@riam.kyushu-u.ac.jp 　　　　　　　　　　講演申し込み要領 申し込み要領　　　原則として電子メールでお申し込み下さい（郵送，FAXも可）． 　　１）題目 　　２）講演者氏名（共同研究の場合は，登壇者がわかるように） 　　３）所属，住所 　　４）職名（学生の場合は学年） 　　５）連絡先（住所は３）と同じなら不要．電話番号，FAX番号，電子メールアド 　　　　レスも） 　　６）要旨（１００字程度でよい．） 　　７）旅費の希望の有無 　　　　ご希望に添えない場合もあります．また，支給される場合でも交通費＋α程 度と 　　　　お考えください．　 　　８）ビデオ，スライドなどOHP以外のものを使われる予定の場合はお知らせ下さい． 　　９）その他の要望等（例えば，講演日時，講演時間） 申し込み締切　平成１１年９月３０日（木） 申し込み先　　及川正行 　　　　郵便番号816-8580　福岡県春日市春日公園６ー１ 　　　　九州大学応用力学研究所 　　　　TEL 092-583-7681　（ダイヤルイン） FAX 092-575-1159 E-mail oikawa@riam.kyushu-u.ac.jp 注意　　講演申し込みに対し，何も応答がない場合には申し込み先に確認してくださ い． ****************************** 及川正行 九州大学応用力学研究所 基礎力学部門　非線形力学分野 郵便番号816-8580　福岡県春日市春日公園６−１ TEL 092-583-7681　FAX 092-575-1159 EMAIL oikawa@riam.kyushu-u.ac.jp ****************************** ================================================================== （第一報） 各　位 今年度も，応用力学研究所共同利用事業の１つとしてソリトン に関する研究集会が下記の要領で開かれます．予めご案内申し 上げます．講演募集は後日改めて行います． 題　　　目：　「非線形波動のメカニズム−現象とモデルの数理構造」 研究代表者：　高橋大輔氏 　　　　　　　〒169-8555　東京都新宿区新大久保３−４−１ 　　　　　　　早稲田大学理工学部　数理科学科 　　　　　　　TEL & FAX 03-3232-8668 e-mail daisuke@mse.waseda.ac.jp 日　　　時：　平成１１年１１月８日（月）ー１０日（水） 会　　　場：　九州大学筑紫地区共通管理棟３階大会議室（去年と同じ） 主　　　旨： 非線形波動は物理・工学・数学の各学問領域で豊かな構造を提 示してきた分野であり，同時にソリトンやカオスなどの特化さ れた理論を育んできた．最近ではそれら領域・理論それぞれで 提出された数理構造をより大きな観点から統一的に議論する動 きが盛んである．たとえば連続媒質における局在波を記述する ソリトン方程式で提示された数理構造が，ソーティングアルゴ リズムや交通流の渋滞形成などの離散力学系においても同様に 実現されているという発見などが挙げられる．そこで本研究会 では非線形波動のメカニズムをキーワードにして各分野で今ま でに得られた現実の現象と数学モデルの数理構造について話題 を提供していただき，それらを総合的に把握するためにどのよ うな概念・理論を今後育んでいくべきかについて議論する．こ うした総合化の作業と平行して，基礎概念・理論の工学への応 用に関しても議論する． お願い：　特別講演について案がありましたら，代表者の高橋 　　　　　さんにご連絡ください． 所内責任者　及川正行　 ****************************** 及川正行 九州大学応用力学研究所 基礎力学部門　非線形力学分野 郵便番号816-8580　福岡県春日市春日公園６−１ TEL 092-583-7681　FAX 092-575-1159 EMAIL oikawa@riam.kyushu-u.ac.jp ******************************