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--- python:anaconda [2024/09/29 21:12] – [手順] koudai
+++ python:anaconda [2024/10/02 00:45] (current) – [手順] koudai
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   * Ubuntu 22.04
-====== 手順 ======
+====== インストール手順 ======
   - Anacondaのダウンロードサイトに行く
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 $ eval "$(/home/username/anaconda3/bin/conda shell.bash hook)"
 $ conda activate
-</code>を実行してください（usernameは自分の環境に合わせてください）。Anacondaを恒久的に使う場合は、Anaconda起動後に<code>
+</code>を実行してください（usernameは自分の環境に合わせてください）。Anacondaを恒久的に使う場合は<code>
 $ conda init
-</code>を実行すると、bashrcに設定が書き込まれ、yesを選んだときと同じ状況になります。削除するには<code>
+</code>を実行すると、bashrcに設定が書き込まれ、yesを選んだときと同じ状況になります。bashrcに書き込まれた情報を削除するには<code>
 $ conda init --reverse bash
 </code>とします。
-    * yesとした場合、ターミナルを開いたときにanacondaも立ち上がります。Anaconda環境では、コマンドプロンプトの先頭に(base)がつきます。いきなりAnaconda環境になるのがいやな場合は<code>
+    * yesとした場合、ターミナルを開いたときにanacondaも立ち上がります。Anaconda環境では、コマンドプロンプトの先頭に(base)がつきます。いきなりAnaconda環境になってほしくない場合は<code>
 $ conda config --set auto_activate_base false
 </code>を実行してください。この場合、次回からは<code>
@@ Line 75: / Line 75: @@
 </code>とします。
+====== 仮想環境の作成 ======
+Pythonのパッケージ間の依存性などを考えると、仮想環境を作ってその中で作業するのが普通です。
+以下のようにすると「kankyoumei」という名前の仮想環境が作成されます。
+<code>
+$ conda create -n kankyoumei python
+</code>
+  * 「kankyoumei」のところは自由に設定してください。
+  * Pythonのバージョンは指定しなければ最新のものになります。バージョンを指定したい場合は、例えば次のようにします（Python 3.10の場合）<code>
+$ conda create -n kankyoumei python=3.10
+</code>
+作成した環境を使用するには、activateを行います。
+<code>
+$ conda activate kankyoumei
+</code>
+  * プロンプトの先頭に(kankyoumei)と表示されます。
+現在activateされている仮想環境にインストールされているパッケージは以下のコマンドで確認できます。
+<code>
+(kankyoumei) $ conda list
+</code>
+パッケージのインストールは次のようにします（numpyのバージョン1.26を入れる場合）
+<code>
+(kankyoumei) $ conda install numpy=1.26
+</code>
+バージョンを指定しなければ最新のパッケージが自動的に選択されます。
+仮想環境を終了するにはdeactivateします。
+<code>
+(kankyoumei) $ conda deactivate
+</code>
+作成された仮想環境の一覧は以下のコマンドで確認できます。
+<code>
+$ conda info -e
+</code>
+環境の削除は次のようにします。
+<code>
+$ conda remove -n kankyoumei --all
+</code>
+  * <nowiki>--all</nowiki>の代わりに<nowiki>--keep-env</nowiki>とすると、<nowiki>~/anaconda3/envs/kankyoumei</nowiki>に仮想環境のファイルが消えずに残ります。
+====== アンインストール ======
+<code>
+$ conda init --reverse bash
+$ rm -rf ~/anaconda3/
+</code>