開催案内 (pdf版)


開催概要 (schedule & venue)

日時:2019年5月22日–24日
場所:京都大学基礎物理学研究所
   湯川記念館・パナソニック国際交流ホール

date: 22–24, May, 2019
venue: Panasonic Auditorium, Yukawa Hall
    YITP, Kyoto University,

議題 (topics)

近年、金属欠乏星の詳細な元素組成観測や連星中性子星合体に伴う重力波+電磁波観測(=キロノバ)などの大きな進展により、宇宙におけるrプロセス元素の起源に対する理解が大きく進展している。天体現象でのrプロセスの理解のためには関係する原子核の性質の精密な理解が必要であるが、現状の元素合成計算では理論予言値に大きく依存しており不定性も大きい。今後は、rプロセスの精密な研究の時代において、多角的な視点での原子核理論の協力が不可欠である。

本研究会は、2018年6月に理化学研究所仁科センターにて開催された研究会「重力波観測時代のrプロセスと不安定核 」に引き続き開催される。今回は、特にrプロセスに関連する核物理の理論家を複数集め、現状の元素合成計算の理論予言の問題点を洗い出し、今後の精密化において必要な課題を明確にしたい。

以下に関連する幅広い話題を対象にする。

世話人 (organisers)

井岡 邦仁(京大基研)、 板垣 直之(京大基研)、 宇都野 穣(原子力機構)、
緒方 一介(阪大RCNP)、 西村 信哉(京大基研、連絡責任)、 萩野 浩一(東北大理)、
堀内 渉(北大理)、 吉田 賢市(京大理)、 和南城 伸也(マックスプランク・AEI)

K. Hagino (Tohoku U), W. Horiuchi (Hokkaido U), K. Ioka (YITP, Kyoto U),
N. Itagaki (YITP, Kyoto U), K. Ogata (RCNP, Osaka U), N. Nishimura (YITP, Kyoto U, chair),
Y. Utsuno (JAEA), S. Wanajo (AEI, Max Planck Institute), K. Yoshida (Kyoto U)

主催 (sponsor)

後援 (support)