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[sansha-ctr 58] 繰越金について



sansha-ctrメンバー各位

  繰越金の使途に関して、三者センター校より提案したい事柄があります。以
下は、特に2003年度三者センター校の筑波大学の方々に留意して頂きたい内容
です。

  これまで2002年度三者センター校が素粒子論グループと交渉してきたところ、
素粒子論グループの会合である、素粒子委員会のメンバーの方より、
  「援助額の算定基準がしっかりすれば、学生の負担の大きさによっては
    援助が増額されることも有り得る」
との意見を頂きました。このことを踏まえて2002年度三者センター校で、来年
度以降の方針について議論を行なっている途中ですが、現段階での私たちの見
解は以下のとおりです。   

  1. 2002年度会計では、繰越金を100万円ではなく、120万円償却する方針に
     変更すること。即ち、2002年度決算段階で繰越金が 150万円 になること
     (昨年度からの前年度繰越金は 2,710,003円)を目標にすること。

  2. 2003年度に関しては、素粒子論グループ、基研ともに援助を復活させる
     こと。特に素粒子論グループについては(従来は45万円であったが)
     70万円に援助を増額して頂けるよう交渉すること(基研の援助は、上限 
     が50万円と決まっているので、基研の増額は不可能です)。

  このように来年度の方針をとりたいと考えている理由は以下のとおりです。

 1. まず、これに関しては、2002年度三者センター校は繰越金をできるだけ早
    い段階で適正金額に落ち着けたほうが、健全であると考えています。 
    また、そのほうが今後の(特に2003年度の)外部との交渉が円滑にすすむと
    考えています。

 2. 素粒子論委員会の方より、「増額も有り得る」というコメントを頂きまし
    たが、実際に援助の増額へ向けての交渉を行なうとすれば、コメントを頂
    いてから年を経るよりも、すぐ翌年に増額の交渉を行なったほうが、実現
    可能性が高いと判断をしております。それゆえに、2003年度から援助の再
    開に向けて交渉を行なうことが重要であると捉えています。
      また、これを契機にして、もし今後素粒子論グループからの援助が増額
    されて定着したとすれば、三者若手にとっては歓迎すべき事柄でしょう。 

  以上の理由により、2002年度の三者センター校としては、現段階では繰越金
を150万円にまで減らした上で援助を再開させるのが望ましいと考えています。

  なお、2003年度の援助要請に関しては、今後2003年度の三者センター校であ
る筑波大学の担当者の方々と綿密に連絡をとり、議論を重ねたうえで、
夏の学校の三者総会で議案書として提出をしたいと考えております。上記の案
は、あくまで京大の担当者のみの考えであり、議論も途中の段階に過ぎません。

  皆様のご検討宜しくお願い致します。

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 京都大学大学院 理学研究科 物理学第二教室 素粒子論研究室 博士課程2年   
                                      東  武大                        
  Website: http://www-gauge.scphys.kyoto-u.ac.jp/~azuma/index.html    
                         E-mail: azuma @ gauge.scphys.kyoto-u.ac.jp     
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