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[sansha-ctr 616] 2012年度夏の学校高エネルギーパートの講師情報
- Subject: [sansha-ctr 616] 2012年度夏の学校高エネルギーパートの講師情報
- From: TAKAHASHI Shota <xxxxxxxxxx@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
- Date: Sat, 19 Nov 2011 11:52:31 +0900
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- References: <xxxxxxxxxxxxxxxxx@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
- Sender: xxxxxxxxxxxxxxxxx@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
役職校の皆様、
京都大学の高橋です。
遅くなって申し訳ありません。
高エネルギーパートの講師情報を送ります。
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・講義タイトル
神岡地下からの重力波検出
・講義概要
神岡鉱山地下に3kmの基線長を持つ大型低温重力波検出器の建設が始まろうとしている。重力波は連星中性子星の合体や超新星爆発等の天体規模のイベントによって大きく発生し、時空の歪みとなって地球まで届くが、Michelson干渉計を利用した重力波検出器は、その時空の歪みを互いに数km離れた鏡間の距離の違いとして読み取る。重力波が起こす微小な距離変化を正確に測定するためには、干渉計を構成する鏡の間の距離をレーザーの波長の整数倍に止めておくような精密な制御が必要となる。特に近年発達してきた、計算機を用いた干渉計の制御には目を見張るものがある。本講義では重力波検出の基礎原理から、なぜ干渉計に制御が必要か、検出器に現れる雑音、実際の重力波検出の可能性まで含めて実験的な側面からわかりやすく説明する。
・連絡先
宮川 治
〒506-1205 岐阜県飛騨市神岡町東茂住456東京大学宇宙線研究所
電話: 0578-85-9660(office), 090-8263-1495(携帯)
xxxxxxxxx@xxxxxxxxxxxxxxxxxx
・所属、役職
東京大学宇宙線研究所、特任助教
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たかはし
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Shota TAKAHASHI
xxxxxxxxxx@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
High Energy Physics Group,
Department of Science,
Kyoto University
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