イタリア語のまとめ。
イタリア語の発音は基本的にはローマ字読みなので覚えやすい。他の細かな注意点は以下の通り。
+母音 | a | b | c | d | e | f | g | h | i | l | m | n | o | p | q | r | s | t | u | v | z | sc | ch | gh | gn |
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なし | ア | ビ | チ | ディ | エ | エッフェ | ジ | アッカ | イ | エッレ | エンメ | エンネ | オ | ピ | ク | エッレ | エッセ | ティ | ウ | ヴ | ゼータ | ||||
a | バ | カ | ダ | ファ | ガ | ラ | マ | ナ | パ | ラ | サ | タ | ヴァ | ザ、ツァ | (ン)ニャ | ||||||||||
e | ベ | チェ | デ | フェ | ジェ | レ | メ | ネ | ペ | レ | セ | テ | ヴェ | ツェ | シェ | ケ | ゲ | (ン)ニェ | |||||||
i | ビ | チ | ディ | フィ | ジ | リ | ミ | ニ | ピ | リ | スィ | ティ | ヴィ | ヅィ | シ | キ | ギ | (ン)ニ | |||||||
o | ボ | コ | ド | フォ | ゴ | ロ | モ | ノ | ポ | ロ | ソ | ト | ヴォ | ヅォ | (ン)ニォ | ||||||||||
u | ブ | ク | ドゥ | フ | グ | ル | ム | ヌ | プ | ク | ル | ス | トゥ | ヴ | ズ | (ン)ニゥ |
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 100 | 1000 | |
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zero | uno | due | tre | quattro | cinque | sei | sette | otto | nove | dieci | undieci | dodieci | cento | mille | |
ゼーロ | ウーノ | ドゥーエ | トレ | クアットロ | チンクエ | セイ | セッテ | オット | ノーヴェ | ディエーチ | ウンディチ | ドーディチ | チェント | ミッレ |
(SY comment)
ヨーロッパに行くといつも一人ではレストランに入りづらく感じ、イタリアに来た際にもこのことは例外ではないのだが、今回「Uno, posso?」と言って入ったら案外楽に入れた上にサービスもよかった。イタリアに単身で来た際にはお試しあれ。
会話で"Come?"と単体で使われると、英語の"Pardon?"を意味する。
「どうやってX(動詞)するの?」
「どうやって呼ぶの?」-> 「あなたの名前は?」
「どういう気分?」->「気分はどう?」
「どうやってやるの?」
「どうやって読むの?」
「なんで?」
buonは「いい」、giornoは「日」という意味で、「おはよう」と「こんにちは」を兼ねる。英語のhelloに相当。 "Buon[Buona] X."で「良いXを。」という意味。
seraは「夜」という意味で、「こんばんは」となる。
「良い食事を。」apptitoは「食欲」という意味。食事をする相手に対し使う。お返しに言う言葉は"Altrettanto" (アルトレッターント)「あなたもね。」
「良い旅行を。」
親しい相手に対する挨拶で「こんにちは」や「さようなら」の意味でも使える便利な表現。友達や仲良くなった人に使い目上の人には使わない。
(SY comment)
ローマの街を歩いていたら、小学校一年生くらいの男の子が興味津々という感じでこちらをじーっと見つめてきたので、こちらも少しはにかみながら"Ciao."と言ったら、向こうも"Ciao."と言ってきた。
「ごきげんよう。」ちょっと高貴な感じが出るらしい。
(SY comment)
酔っぱらって歩いていた時に知らない店員の人がお店を片付けていたので"Buona serata"と言ったらこの言葉を言われた。
formalな場合には、"Come sta?"を使う。基本的な返答は以下の通り。
「調子どう?」くだけた感じ。
「生活どうよ?」
"tu"=「君。」formalな相手には、"Lei"=「あなた」を使う。
「またお会いしましょう。」友人にもformalにも使える。formalなときには、ArrivederLa (アリヴェデールラ) が使える。
「またね。」友人に対してのみ使う。明日会う場合には、これに続けて"A domani" (ア ドマーニ) = tomorrowを足してもよい。"A domani"は単独でも使える。
もう当分会えなくなる、もしくは絶対会わないという場合にのみ使う。
「はじめまして」/「こちらこそはじめまして。」Piacereは「好む」という動詞と「喜び」という名詞の使い方がある。
「私は日本人です。」
"sei"が"essere"の二人親称単数形。
"di"は英語の"of","from"にあたる。
"è"がessereの二人敬称単数形。
「私はXと呼ばれます。」->「私の名前はXです。」 "chiamo"は"chiamare" = call (呼ぶ)の一人称単数"mi"に対する活用形。
「あなたはどのように呼ばれますか?」->「あなたの名前は何ですか?」 "chiama"は動詞"chiamare"の二人敬称"si"に対する活用形。
よりくだけた表現にする場合には、"Come ti chiami?" (コメ ティ キアーミ?) "chiama"は動詞"chiamare"の二人称"ti"に対する活用形。
「ありがとう。」日々の出会いに感謝しよう。
"mille"とは「千」という意味で「たくさん」の意になる。
「本当に感謝します(ありがとう)。」"La"の場合はformal、"Ti"の場合は友人、"Vi"の場合は複数人に対して使う。
「どういたしまして。」「どうぞ」の意もあると思われる。
(SY comment)
道を歩いていた際"Scusi."と言って先を急ごうとした際"Prego, prego."と言われた。この際は、「どうぞ、どうぞ。」位の意なのだろう。
「こちらこそありがとう。」"te"は友人に、"Lei"はformalな場合に使う。
「なんでもないよ。」Grazieに対する返答。
「想像してみてよ (なんでもないよ) 。」"Figurati"は普通に使い、"Si figuri"はformalな場合に使う。
「分かりました/いいえ、分かりません」
「えっ、何?」英語の"Pardon?"と言いたいときに使う。
「しかし、どうやって! / いままでどうやって!」期待から外れてがっかりするような場合/純粋に驚いた場合に使う。
「すいません。」使うタイミングも完全に"Excuse me"同じで、発音も近い(エクスキューズ ミー)。
Scusaは友達に、Scusateは複数相手に使う。
「お願いします、ください。」使うタイミングもPleaseと完全に同じ。「X, per favore.」で「X、ください。」になる。
「これ、ください。」
「少し時間をください。」
「少し[もっと/少なく]ください。」
「いくら?」
「(Xしても)よろしいですか?」
(SY comment)
レストランで店員の方からワインを開けてもらった後に"Posso?"と言われた。もちろん「注ぎましょうか?」という意味である。
「入ってもいいですか?」
「写真を撮ってもいいですか?」
「お手洗いはどこですか?」"Dove il X?"で「Xはどこですか?」になる。
「レジ袋入りますか?」"Vuole[Vorrei] X[?]"で「Xが欲しい/したい[?]」になる。
デザートは"dolce"
「洋ナシジュース」
「オレンジジュース」
「私のママよ。」-> 「なんてこった。」 英語の"Oh, my god."である。
(SY comment)
日本人でもどこかで聞いたことがあると言えるほど有名なフレーズ。しかし、1か月ほどのイタリア滞在でたった一度しかこの言葉を聞くことは出来なかった。本場の「マンマミーア」が聞けたときはうれしかった。
「おめでとう。」
「仕方がない。」本来は「我慢」を意味する。
盗難や危害に合っている際に使えるかもしれない表現をまとめておく。もちろんこれらを覚えたところで実際に使うべき場面に遭遇した際に使用できるかどうかは別の問題ではある。
(SY comment)
危険に出くわした時「キャー」などと大声で叫べる本能が備わっていればそれに越したことはないが、そのような本能は男性には備わっていないことが多く、特に男性は以下の項目を覚えておくと良いかもしれない。
「警察を!」実際に被害を受けたら大声で叫ぶ。
「警察呼ぶぞ。」悪人が行動に移す前に大きな声で叫ぶ。容赦する必要はない。先んじて悪人を制せよ。
(SY comment)
雑記で内容は詳述するが、悪人(=犯罪を企図する人)が先に「警察だ」と自称することはよくある手口で、私はこれでやられてしまった。日本人はヨーロッパの観光地で鴨に思われていることは体感的にも間違いなく、被害に会っても泣き寝入りさせられてしまう場合が多い。犯罪が罰せられなければ犯罪は減らせない。観光地で悪人から自衛できるような効果的な防犯グッズの開発し犯罪に対する抑止力を働かせ犯罪の芽を摘むことが望まれる。
「泥棒!」
「止めろ!」これを言った後に"Chiamo la polizia!" と叫ぶとさらに効果的だろう。
(SY comment)
とは書いたものの実際これらの表現を使う機会に遭遇しても、実際に使えるとは限らない。
主要参考文献・サイト ⇧ top ⇧
『イタリア語講座(Parliamo in italiano)』 | ||
『旅行で使える簡単なイタリア語』 | ||
『らくちんイタリア語会話』 | 本ノートではあまり参考にはしなかった様々な表現が掲載されている。 | |
『イタリア語入門の部屋』 |
(SY comment)
"w"が使われなければ英語で"w"を使う単語はイタリア語でどう扱うかというと、"v"で置き換えられている可能性がある。このことは、昨日(2018/4/16)レストランで店員さんから「ヴィーネ(vine)」と言われて、何を言っているか分からず聞き返したら、「ワイン(wine)」と言われたことによる。「ヴィーxxx」と言われて意味が分からなければそこを"w"で置き換えてみると意味が分かるかもしれない。