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Volume 37 - 2

  1. 2 - 時空概念の数学的イメージ
    素粒子論研究・電子版 Vol 37 (2022) No. 2
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    概要
    特殊および一般相対論は、時間は3次元空間と同列のものであり、両者は合体して 4次元時空として取り扱わなければならないことを明らかにした。 他方、最も稔り多い理論形式である正準理論では、時間はあくまでも別格の存在である。 この両者の不整合は、量子アインシュタイン重力においてはその一般線形変換不変性 のおかげで自然な形で解消される。 そしてその結果、素粒子物理学におけるローレンツ不変性の素性が明らかとなる。 こういった歴史的発展を時空概念の変遷という視点から解説する。
    キーワード
    量子アインシュタイン重力
    コメント
    本記事は、病床にある著者中西襄氏の手書き原稿を 吉田律氏がTeX入力し代理投稿したものである(記事17ページ参照)。 著者の許可を得て手書き原稿の一部を本ページに掲載した。 本論文についての連絡は吉田氏にされたい。
    PDF[中西襄氏の手書き原稿]
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