Volume 17-1基研研究会研究会報告 YITP-W-13-13
基研研究会「熱場の量子論とその応用」研究会報告
浅川 正之 (大阪大)、飯田 圭 (高知大)、一瀬 郁夫 (名工大)、稲垣 知宏 (広島大、代表)、江尻 信司 (新潟大)、大西 明 (京大)、奥村 雅彦 (原子力機構)、北沢 正清 (阪大、連絡責任者)、阪上 雅昭 (京大)、橘 基 (佐賀大)、中村 祐介 (早稲田大学)、野中 千穂 (名古屋大)
素粒子論研究・電子版 Vol. 17 (2014) No. 1
2014年1月17日受理
概要
本研究会「熱場の量子論とその応用」は、熱場の理論を道具とする、さまざまな分野の研究者が集まる分野横断型研究会である。前身のモレキュール型研究会から数えて19回目の開催となり、今回も素粒子・原子核・宇宙物理から統計物理・物性物理・量子光学まで、幅広い分野の方々に参加していただいた。BNL、CERNで行われている重イオン衝突実験に関連した話題をはじめ、冷却フェルミ原子、宇宙論、格子QCD、ゲージ・重力対応など、最近話題の多種多様な講演を盛り込み、熱場の理論に関する活発な議論が行われた。活発な議論で研究会を盛り上げてくださった参加者の皆さんに感謝するとともに、基研からのサポートに対しても深く感謝したい。
キーワード
熱場の量子論