Volume 26-3
シンポジウム報告
シンポジウム報告: 日大理工・益川塾連携素粒子物理学シンポジウム
山中 真人 (京都産業大学・益川塾)
素粒子論研究・電子版 Vol. 26 (2017) No. 3
2017年6月27日受理
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概要
第6回日大理工・益川塾連携素粒子物理学シンポジウムが、日本大学理工学部素粒子論研究室と京都産業大学益川塾の連携の下、上記の日時・場所において開催された。本シンポジウムは、私立大学が連携して素粒子物理学に関する研究交流を図ることを目的とし、「素粒子と時空」および「現象から探る素粒子」の2つをテーマとして企画され、計20件の講演が行われた。講演は場の量子論から素粒子現象論にわたる理論に関するものが中心であるが、最新のLHC実験の成果やインフレーション理論に関する講演も含め、幅広い内容であった。日本大学と京都産業大学を中心に、東京大学、京都大学、大阪大学、東京工業大学、埼玉大学、奈良女子大学、近畿大学などから約40名が参加し、大変に有意義なシンポジウムとなった。
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