Volume 28-4
湯川秀樹先生のはじめての胸像は何故高知に建てられたか
大久保 茂男 (大阪大学核物理研究センター)
素粒子論研究・電子版 Vol. 28 (2019) No. 4
2020年1月6日受理
[PDF]
- 古いバージョン
- [PDF] (2019年5月6日受理)
概要
我が国初のノーベル受賞者で中間子論の湯川秀樹博士の胸像が1954年3月高知県夜須町の小学校校庭に湯川秀樹博士と夫人が出席して除幕式が行われ建立されていた。京都大学基礎物理学研究所の湯川胸像(1986年)より32年以上前に住民運動により設置された。何故高知の小学校に湯川胸像が最初に建てられたのかその経緯・背景が明かされる。
変更点
typoの修正