キーワード |
シュレディンガー方程式, ポテンシャル問題, 演算子, 中心力場, 角運動量 |
|
授業の目標 |
量子力学はミクロな物質の世界を記述する体系であり、力学・熱統計力学・電磁気学とともに物理学の基礎をなしている。 この講義では量子論の誕生を簡単に振り返った後、シュレディンガー方程式・演算子・波動関数の空間等の量子力学の基本原理を学び、簡単な系に適用してシュレディンガー方程式の解き方と結果の物理的意味について学ぶ。最後に対称性と保存則、角運動量の表現について学ぶ。 |
|
到達目標 |
次の4点を到達目標とします。 (1) シュレディンガー方程式、波動関数の意味、期待値とゆらぎ等の量子力学の基礎的な性質について理解すること。 (2) 様々なポテンシャルに対するシュレーディンガー方程式を具体的に解くことができるようになり、その結果を理解できるようになること。 (3) 演算子・波動関数の空間などの量子力学の体系に付いて理解すること。 (4) いろいろな対称性が量子力学で果たす役割、および角運動量とその表現について理解すること。 |
|
授業計画 |
1. 量子論の誕生 2. シュレディンガー方程式 3. 1次元の量子系 4. 演算子と波動関数の空間 5. 中心力場のシュレディンガー方程式 6. 角運動量とその表現 |
|
成績評価の基準と方法 |
試験とレポートの成績を 70%、30%の割合で評価する。 なお、合格者の成績については優30±10%、良40±10%、可30±10%とするガイドラインが設けられている。 |
|
テキスト・教科書 |
量子力学I / 猪木慶治・川合 光 : 講談社, 1994, ISBN4-06-153209-X 量子力学 / 岡崎誠 : サイエンス社, 1997, ISBN4-7819-0841-1
|
|
講義指定図書 |
|
|
参照ホームページ |
http://nucl.sci.hokudai.ac.jp/~ohnishi/QM/
|
|
備考 |
|
|
更新日時 |
2007/02/20 13:12:10 |
|