キーワード |
前期量子論, 波束, シュレディンガー方程式, ポテンシャル問題, 演算子 |
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授業の目標 |
量子力学の講義において学ぶ基本的概念と原理について、問題演習を通して理解を深める。また、具体的問題に量子力学を適用して解く経験を積み重ねることにより、計算力を養成するとともに応用力を身につけることを目的とする。 |
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到達目標 |
(1)量子論の成り立ちをおおまかに理解すること (2)波動関数・物理量演算子の意味を理解すること (3)物理量の期待値が計算できること (4)必要な数学に習熟すること (5)簡単な1次元シュレディンガー方程式を解けること の5点を目標とする。 |
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授業計画 |
1. 古典力学の復習 2. 量子論の形成 3. 前期量子論 4. 量子力学のための数学的準備 I(フーリエ変換とデルタ関数) 5. 波束の構成と平面波 6. 量子力学のための数学的準備 II(行列の復習) 7. 波動関数とエルミート演算子 8. シュレディンガー方程式 9. 一次元 potential 問題 |
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成績評価の基準と方法 |
発表状況、出席状況、各回での小レポートを70%、期末テストの成績を30%の割合で総合評価する。 なお、合格者の成績については優30±10%、良40±10%、可30±10%とするガイドラインが設けられている。
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テキスト・教科書 |
量子力学I / 猪木慶治・川合 光 : 講談社, 1994, ISBN4-06-153209-X 量子力学 / 岡崎誠 : サイエンス社, 1997, ISBN4-7819-0841-1
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講義指定図書 |
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参照ホームページ |
http://nucl.sci.hokudai.ac.jp/~ohnishi/QM/
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備考 |
量子力学 I・II を履修すること。 |
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更新日時 |
2007/02/20 13:12:34 |
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