教職コース
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7. 空気抵抗がある場合の物体の落下
さて、Webpage 作成に一旦戻ります。
理科・数学の学習資料をコンピュータ上で作る上で
「数式」、「計算結果のグラフ」、「概念図」の3つが
難しい点といえるでしょう。
前の2つについてはこれまでの課題で行ってもらったので、
今回は「概念図」をいれたページを作ってもらいます。
- 下の問題設定のもとで、下記の2点を説明する概念図を作って下さい。
今回は
Power Point の 「オートシェイプ」を利用して
作って下さい。
- 課題提出(連絡)は次回の概念図を取り入れた Webpage と
まとめて行ってもらいます。
● 空気抵抗がある場合の落下の運動方程式
説明してもらうのは「数値計算コース」の
Lesson07
の
演習問題 (2)
です。
この場合の運動方程式は

となります。
この運動方程式は解析的に解くことが出来ますが、
微分方程式・指数関数・対数関数などの知識が必要となり、
高校生に教えることは困難です。
しかし、定性的な振る舞いは運動方程式の形から理解できます。
- 初速が 0 の場合、短い時間では v が小さいので
自由落下で近似できる。
(
) - 加速度は段々と小さくなってゆき、
ある速度 (
) へと収束する。
● Example
Power Point File (teach07-ppt.ppt)
Tgif で作成したもの
● 概念図の作り方
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Akira OHNISHI
10/10/2002