物体の重力自由落下の運動方程式は 鉛直下向き方向を速度の正の方向として
v(t) = gt + vi
となることは勉強しましたね。 (質量を m、重力加速度を g、初速度を vi としています。) この自由落下では「物体の質量や大きさに関係なく」運動が決まります。しかし、実際の落下においては空気抵抗があるため、 質量や大きさに依存して落ちる速さは変化します。 ここでは速さの2乗に比例する空気抵抗がある場合を考えましょう。 物体の形として球を考えると、空気抵抗は半径の2乗にも比例するので、 運動方程式は
初速が 0 の場合を考えると、 短い時間では速さが大きくないので空気抵抗は無視できるはずであり、 自由落下と同様に変化します。
実際にこの運動方程式を解いてみると、