核物質基礎論 (2017 年度前期, 菅沼・大西)
- 授業の概要・目的:
核物質基礎論後半部分 ( 大西担当 ) では核子・ハドロン・クォークからなる物質 ( 単純のため核物質とよぶ ) の物性、および現象との関連について講義する。講義の内容は、 高温 ・ 高密度核物質概観、 有限温度 ・ 密度における場の理論入門と有効模型における相転移と相図、 有限温度 ・ 密度格子 QCD と符号問題、 高エネルギー重イオン衝突における輸送理論、を予定している。
- 高温 ・ 高密度核物質概観
- 有限温度・密度における場の理論入門
後半では
Blaizot さんのLecture note
(素粒子論研究電子版 Vol. 8 (2011), 3)
に基づいて、摂動論について解説します。
- 有限温度 ・ 密度格子 QCD と符号問題
- (高エネルギー重イオン衝突における輸送理論: 講義できず。時間があれば後期に解説します。)
- 講義メモ
- 成績評価の方法・基準: 履修状況及びレポートにより総合評価する。
- レポートは講義メモの最後のページ。
締め切りは7/31としていましたが、講義を休んだ人への連絡が遅くなったので、8/10まで受け付けます。
問題2では、
高温展開についてのノートも参考にせよ。
核多体系物理学 (2017 年度前後期 大西・八田)
Akira Ohnishi