Volume 7-3研究会報告
理研シンポジウム「場と弦の理論の新展開に向けて」2010
木村 哲士 (KEK 博士研究員)、阪口 真 (慶應大 助教)、鈴木 博 (理研 専任研究員)、橋本 幸士 (理研 准主任研究員)、松尾 俊寛 (岡山光量子研 研究員)、村上 公一 (岡山光量子研 研究員)、横井 直人 (東北大 特任助教)
素粒子論研究・電子版 Vol. 7 (2011) No. 3
2011年2月18日受理
概要
場の量子論と弦理論は多様な方向へその応用範囲を広げ、興味深い成果を生み出し続けています。これらの理論のさらなる発展のためには、広範かつ多岐にわたった全体像を今一度概観・把握し、その背後にある概念を抽出する必要があると思われます。 こうした問題意識の下、2008年12月開催の理研シンポジウムに引き続き、2010年12月17日から19日にかけて理化学研究所にて開催致しました。