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電子版 Volume 18
2014年9月11日完結
Volume 18-1
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エッセイ
2014年4月2日受理
剽窃事件顛末記
中西 襄
概要
1999年,筆者は自分の著書の剽窃事件を体験した.当時の記録に基づいてその一部始終をまとめてみた.明らかな不正の存在を巡って人々がどのように振る舞うか,興味ある人間模様を見ることができる.
Volume 18-2
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2014年4月25日受理
Instantons and monopoles in terms of ADHM/Nahm construction
村中 大地
概要
Yang-Mills理論のラグランジアンからはインスタントンやモノポールといった様々なソリトン解が導かれる.それらは当初,自己双対/Bogomolny方程式にアンザッツを課すことで場当たり的に解かれていたが,後に発表されたADHM/Nahm構成法によって系統的に求められるようになった.ADHM/Nahm構成法ではインスタントンやモノポールの持つ情報はすべてADHM/Nahmデータに集約される.また,特にNahm構成法からはTP_1と呼ばれる空間に住むスペクトル曲線の概念が導かれ,それらの対称性を考察することで正多面体の対称性を持つ高度なモノポールを構成することもできる.さらに,ADHM/Nahm構成法は周期性を持つインスタントンであるcaloronにも応用され,いくつかの新たな解が発見されつつある.この記事では,そのようなADHM/Nahm構成法に関する基礎的な知識について,初学者向けに解説する.
キーワード
インスタントン、モノポール、caloron、ADHM構成法、Nahm構成法
Volume 18-3
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講義録
2014年6月3日受理
2013年度 原子核三者若手夏の学校 素粒子論パート/場の理論 講義
中村 純
(広島大学 情報メディア教育研究センター)、
河内 比花留
(河内比花留)、
後藤 弘光
(金沢大学理論物理学研究室)、
藤田 哲也
(金沢大学理論物理学研究室)、
松崎 功志
(金沢大学理論物理学研究室)、
八十山 朋彦
(金沢大学理論物理学研究室)、
魚井 英生
(金沢大学理論物理学研究室)、
遠山 国也
(金沢大学理論物理学研究室)、
松田 命
(金沢大学理論物理学研究室)、
安井 慎一郎
(金沢大学理論物理学研究室)、
柏瀬 翔一
(金沢大学理論物理学研究室)、
山田 雅俊
(金沢大学理論物理学研究室)
概要
この講義録は2013年度原子核三者若手夏の学校で行われた中村純氏による格子ゲージ理論に関する講義(素粒子パート/場の理論)をまとめたものです。この講義では格子ゲージ理論の基礎と中村氏が開発されている Lattice Tool Kit の基本的な使い方について述べられています(有限温度、有限密度の章は時間の都合上省略されています)。
キーワード
夏の学校講義録
Volume 18-4
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2014年9月4日受理
山口さんと相転移
亀淵 迪
概要
敬愛する先輩山口さんの米寿を祝し、この一文を捧げます
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