新しい加速器の建設や実験技術の向上に伴い、近い将来 重い不安定原子核の諸性質を実験で調べる事が可能になる と期待されている。
その集団運動の観点からの理論的描写方法として、対相関と変形度を 考慮に入れた「Cranked Skyrme-Hartree-Fock-Bogoliubov に基づくRPA」 がある。
この方法を説明するには あまりにも多くのtopicがありすぎるので、 有効核力を記述するSkyrme force や 低励起状態を記述できるRPA など、 そのうちの幾つかを 簡単に説明しようと思っている。