経歴
国広 悌二(Teiji Kunihiro)
戸籍は「國廣」となっているが、子供のころから普段は略字を使っている。研究者と
しては「國廣 悌二」ではなく「国広 悌二」で通用している。(学会名簿もそう。)
- 愛媛県松山市
生まれ(1952年 5月31日、辰年)
- 1959年
松山市立素鵞(そが)小学校入学
私はこの校歌が好きだ。
5、6年生のとき鼓笛隊。縦笛と指揮。6年生の時、鼓笛隊メンバーとして
東京オリンピックの聖火を市の陸上競技場に迎える
- 1965年 同 卒業
- 1965年
松山市立拓南中学校入学
ブラスバンド部所属; クラリネット。
3年生のとき、NHKコンクール四国大会で優勝、全国大会出場
- 1968年 愛媛県立松山東高等学校入学
ブラスバンド部所属; クラリネット、指揮。
2年生のとき私の指揮で県大会で始めて金賞に選ばれる。
ただし、四国大会には出られず。
このクラブのOB会
は26ー7年前に結成され、
今も健在のようだ。(私も創立メンバーだった。)
また、 我々の母校が
田中麗奈主演の映画の舞台になった。原作は
敷村良子
の同名小説。これは第4回の
坊っちゃん文学賞
受賞作品でもある。
この小説・映画の題名になっている
「がんばっていきましょい」という掛け声は、
体育の授業で何回も叫ばせられたが、とても
恥ずかしかった。
- 1971年 同 卒業
- 1971年 京都大学 理学部入学
(1年間のみ京大オーケストラ所属、
楽団内フレッシュマン発表会でモーツアルト「魔笛」序曲指揮)
- 1976年3月24日卒業
- 1976年4月 京都大学理学研究科物理学第二
(原子核理論)
専攻 博士課程前期課程入学
- 1978年3月23日修了
- 1978年4月 同 博士課程後期課程進学
- 1981年3月23日 同修了 理学博士 (京都大学)
- 1982年 学術振興会特別研究員(京都大学物理学第二教室)
- 1983年 龍谷大学経済学部助教授(一般教養(数学、物理)担当)
- 1989年 同理工学部助教授
- 1989年9月より1990年8月まで
レーゲンスブルク大学(西ドイツ)客員研究員
(W. Weise教授研究室)
- 1995年 龍谷大学理工学部教授
- 1998年 DAAD研究員として5月から7月末まで
ハイデルベルグ大学
理論物理学研究所
滞在(ホストは、H.-J. Pirner教授とC. Wetterich教授)
- 2000年4月1日 京都大学基礎物理学研究所教授
- 2006年4月1日---2007年3月31日 京都大学基礎物理学研究所副所長
- 2008年4月 京都大学理学研究科物理学第二専攻教授(原子核理論)
- 2018年3月 京都大学定年退職
- 2018年4月 京都大学名誉教授
- 2023年7月 京都大学基礎物理学研究所特任教授
専門分野
- 原子核理論、クォーク・ハドロン物理学、(くりこみ群法を中心とした)数理物理学
所属学会
現在および過去歴任した主な公職
-
Prog. Theor. Phys.の編集委員(2000年4月より)
- 京都大学基礎物理学研究所運営委員(2001年より2008年3月末まで)
- 日本物理学会京都支部支部長(2002年9月より2004年8月まで)
- 理論物理学刊行会理事(2003年4月より)
- 基礎物理学研究所副所長(2006年4月より2007年3月末まで)
- 西宮市湯川記念事業運営委員会委員(2006年4月より)
- 湯川財団運営委員(2006年4月より2008年5月まで)
- 湯川財団理事(2008年5月より)
- 原子核理論懇談会核理論委員会委員長(2006年4月より2008年3月末まで)
-
湯川国際セミナーYKIS2006組織委員長
- 京都大学基礎物理学研究所拠点形成
「クォーク/ハドロン科学国際共同研究プログラム」
``Yukawa International
Program for Quark-hadron Sciences(YIPQS)"
実行委員長(2007年4月より2008年3月末まで)
2008年4月より所外実行委員。
- 国際滞在型研究集会
``New Frontiers in QCD 2008: Fundamental problems in hot and/or dense matter
2008年1月28日--- 3月21日"
組織委員長
- 西宮市湯川記念事業運営委員会委員委員長:2013 年4 月より2018 年3 月31 日まで
-
物理系学術誌刊行協会(IPAP)理事(2008年4月1日より)
趣味
- 楽器演奏(リコーダ、ギター)、音楽鑑賞、カラオケ、2019年より俳句
中学以来30年ほどクラリネットを吹いていたが、今はもうやめている。
俳句はそれぞれ月1回の句座とリモートでの句会に参加している。
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