Brief Summary of Each Supplement
Progress of Theoretical Physics Supplement No. 135
Gauge Theory and Integrable Models
Proceedings of the 1999 YITP Workshop
稲見 武夫、 佐々木 隆、植松 恒夫 編
近年,Seiberg-Witten理論に代表される超対称ゲージ理論と可解模型の関係が
素粒子理論の研究者や数理物理学者の興味を引いている。可解模型の研究の成果
を武器にして、場の理論の非摂動論的理解の新しい局面を打開しようと
標記の国際研究集会が、1999年1月に京大基礎物理学研究所において開かれ、
盛会であった。内容は超対称ゲージ理論、Seiberg-Witten厳密解、
Whitham可解系列、一般のリー代数に基づく Calogero-Moser および
Ruijsenaars-Schneider系、高エネルギーQCDの可解性、弦とブレーンの理論、
場の理論における新しい方法等にわたっている。そこでの基本的な
テーマ幾つかに関する解説的な講義と 新しいテーマの発展に関するやさしい
レビューを中心として 大学院生・非専門家や他分野の人々にも判りやすいように報告
集としてまとめたものが本書である。
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