第二回 若手による重力・宇宙論研究会

The second workshop on gravity and cosmology by young researchers

 

概要

 これまでに地上重力波望遠鏡による 6 例のブラックホールや中性子星等のコンパクト天体から成る連星から放出された重力波の直接検出が報告されている.この重力波天文学の開闢を以って,ついに重力波を通じた重力理論の検証・探求の時代が到来した.近い将来には,宇宙重力波望遠鏡(DECIGO,LISA)やSKA などのパルサータイミングアレイ,あるいは宇宙背景放射の B モード偏光を介して,様々な周波数帯における重力波を捉えることが期待される.
 このように新たな観測時代において,理論物理学の観点から既存の枠組みにとらわれることなく新たな研究の方向性を開拓していくことが望まれる.そこで,日本の若手研究者が主導し,長期的な視野を持って今後の分野の発展を議論する研究会を設ける.

日程

2018年月3日(土)〜4日(日)

会場

京都大学基礎物理学研究所 研究棟会議室K206 [地図]

懇親会

日時:2018年3月3日(土) 19:00〜21:00
会場:京都大学基礎物理学研究所 研究棟会議室K102

招待講演者(敬称略・順不同)

山内 大介(神奈川大学)
藤田 龍一(京都大学 基礎物理学研究所)
久徳 浩太郎(高エネルギー加速器研究機構)
松井 俊憲(Korea Institute for Advanced Study)
西 咲音(立教大学)

世話人

小笠原 康太(立教大学)
加瀬 竜太郎(東京理科大学)
衣川 智弥(東京大学 宇宙線研究所)
黒柳 幸子(名古屋大学高等研究院)
山田 慧生(京都大学)
向山 信治(京都大学 基礎物理学研究所)

連絡先

E-mail: grav-wakate2_at_yukawa.kyoto-u.ac.jp (注:"_at_"を@に置き換えて下さい)